« sayuri_House | メイン | ETC »

2006年08月19日

ああ、野麦峠で薫製

[家族--my_family ,食--foods ]

帰省していた、家内と子供達を迎えに
松本に行きがてら、ファミリーキャンプです。(さっき帰ってきました)

義父母、義妹夫婦、我が家の大人6名、子供2名。
これだけいると楽しいですね。

場所は「野麦峠オートキャンプ場」。
唐松の林の中の静かな、そして一区画がゆったりとしたキャンプ場でした。

というわけで、
もう何年も前なのですが、義父に食べてもらった我が家の自家製ベーコンを
もう一度食べたいというリクエストにお答えして、キャンプ場で薫製です。

まずは、下準備が必要ですから
家内に電話で、豚のバラ肉のかたまりを塩漬けにして
冷蔵庫に入れておくように伝えました。
そして、前夜に流水で塩抜き。よけいな水分をとるためにキッチンペーパーにくるんで一晩おかせて準備完了。
スモーカーは、義妹夫婦がダッチオーブンを持っているというので
これ幸いに、それを使わせていただくことにしました。
鍋の底に敷く網を用意すれば立派なスモーカーとして使えます。

火の上で熱くしたダッチオーブンの底に
桜のチップを敷き詰めて、その上に網を置きます。
今回は簡易蒸し器に使える網だったので足が着いていましたので
そのまま使えました。
魚焼き網などで足がない場合には、針金などでダッチオーブンの底から網が浮くように工夫する必要があります。

チップが燻ってきたら、用意したバラ肉を網の上にのせて
蓋をします。
あとは、待つこと1時間弱。

切ってみましょう。

060818-nomugitouge-02.jpg

こんな感じです。
とても美味しくできて、みんなに大好評でした。

そして、その夜は心配していた天気もウソのような晴れ間で
満天の星を子供達と楽しむことができたのでした。

投稿者 yasushi_furukawa : 2006年08月19日 22:48

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://af-site.sub.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/985

このリストは、次のエントリーを参照しています: ああ、野麦峠で薫製:

» リベンジ! ベーコン燻製          2006.8.20 from LOVEGARDEN
人里に程近いが、ガスも水道も電気もない、人が踏み入ることのない森の中に父の小さな小さな小屋があります。今回は寝泊りはしませんでしたが、前回失敗したベーコ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年08月21日 15:31

コメント

ああ、いいな~、ファミリーキャンプですか!!
なつかしいな~、もう何年も前のことですよ。
岩手・盛岡に単身赴任していた頃、毎夏休みに家族が
1ヶ月泊まりにきて、北海道を東北を、キャンプしてまわりました。
でも、今は昔。中学校に入ると、相手をしてくれなくなりました・・・。

いいな~、自家製ベーコン。
僕もね~、ダッチオーブン欲しいんですよ。
このベーコンは、わりに高温で早く仕上げているんでしょうか。
自分で作ったことがないのですが、一度は、チャレンジしてみたいですね。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月20日 00:14

わきたさん、どーもー、です。
>でも、今は昔。中学校に入ると、相手をしてくれなくなりました・・・。
どうも、そうらしいので、いまのうちに、です。

一時期、薫製に凝っていて、いろいろやっていました。
このダッチオーブンを使う方法は
かなり高温の温燻ですね。
どちらかというと、ローストポークに香りを付けるような感じに近いかもしれません。
一方、生ハムなんかは寒くないと出来ない冷燻。
冷燻は、OMソーラーの発案者である奥村先生が
「ハムレイ君」という、どこでも生ハム製造マシーンを開発していたりします。
「ハムレイ君」でつくった生ハムを
僕もご馳走になったことがありますが、大変美味しかったですね。

冷燻はめんどうですが、温燻は簡単なので
挑戦してみてください。

さて、ダッチオーブンは僕も持っていないのですが
今回はベーコンをつくったり、ジャガイモを丸ごとローストしたりと
面白かったです。小さめのを一つ欲しいなと思いました。

投稿者 fuRu : 2006年08月20日 01:41

fuRuさんのところでベーコンの記事を読んで、masaさんを通して親しくしていただいているLOVEGARDENさんとこのブログ
http://lovegarden.exblog.jp/
みたら、こちらでもベーコンが掲載されていました。LGさんのほうは、桜チップで4時間燻って書いてありますね。色も濃いです。ですから、「どちらかというと、ローストポークに香りを付けるような感じに近いかもしれません。」とお書きになっているのもよくわかります。fuRuさんのやり方だと、ゆで卵だとか、シシャモだとかも時間を短めにするとできそうですね。僕も、ダッチオーブン欲しいです。こんど、盛岡にいくので、南部鉄器のやつを買ってこようかな。アウトドアでなくても、家のなかでも使えますしね。もちろん、僕のところはマンションなので、燻製は難しいと思いますけど。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月20日 09:47

ついにダッチオーブン登場!と思ったら義妹さんのですか。
足無しの12インチ?まだ新らしいようですね。
これは、ぼくもやった事がありますが、水分が多すぎていまひとつでした。
こんどやるときは2.3日風乾してからやろうと思っています。

投稿者 まつ : 2006年08月20日 12:38

わきたさん
薫製は温度が難しいのです。
僕も、何度も失敗しています。
今回のような、温度が高めの方が、失敗しにくいと思います。
それから、薫製は煙が外に出ては失敗です。
密室に煙をいかに閉じこめておくかが大切です。
ダッチオーブンというのは、蓋が重いので煙を閉じこめておくのにちょうど良かったりします。
ちなみに、今回のような方法だと、燻煙時間が短くてすむのと
煙はあまり出ませんので、マンションの台所でも出来ると思いますよ。
ところで、ダッチオーブンには南部鉄のものもあるみたいですね。
LOVEGARDENさん(ブログ)に行ってきました。
美味しそうですね。
今度は、僕もしっかり燻煙してみたいと思いました。

まつさん
これは足なしの10インチです。
このくらいのが良いかなと思いました。
本格的な燻煙をするならば、お肉の表面を乾燥させておくのは大切みたいですね。

投稿者 fuRu : 2006年08月20日 18:08

なるほど、以前に見せてもらった燻製は、ダンボールから
なにかで臨時のものでやっていました。隙間から、ちょっと
出ていたように思いましたが、これはマズイわけですね。
ところで、マンションでやっても匂い等は大丈夫ですか。
室外でしかみたことがないので、よくわかりませんでした。
中華鍋に、持ち焼き網をおいて、その上にアルミホイルで
きっちり覆ったステンレスのボールで覆うというやり方も、
ならったことがあります。温度についてですが、専用の燻
製の道具は、温度計がついているようですね。これは冷
燻というやつのためのものでしょうか。
なんか、急に試してみたくなりました!
美味しいス自家製のモークサーモンなんて、最高ですよね。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月20日 19:03

わきたさん
段ボールは僕もスモーカーを自作でやったことがあります。
密閉性をそれなりに高めて、何とかうまくいった覚えがあります。

温燻でも、軽く香りを付ける程度から
お肉の湿気が抜けるくらいまでやる、たとえばビーフジャーキーみたいなものまでいろいろです。
燻る時間と温度が違うようです。
だから、スモーカーに付いている温度計は、温燻のためのものですね。
冷燻というのは冷蔵庫の中で薫製するようなことなので
とても一般的ではありません。

前のコメントでも書いたように、手軽な温燻ならばマンションのコンロでも出来ます。
ただし、室内が薫製くさくなりますので、お嫌いな方には要注意です。

ちなみに、魚系の薫製はたいていは時間がかからないと思います。

レッツトライ、ですね。

投稿者 fuRu : 2006年08月20日 22:31

あっ、冷燻ってそんな燻製なんですね。いや、お恥ずかしい。
冷蔵庫のなかで、冷やしつつ、水分もなくなり、燻製もされる
というわけですかね(また、違っていたらもっと恥ずかしいな)。
ところで「室内が薫製くさくなりますので」ってことなんですね。
わからずやってしまうと、いわゆる家人という方に、どやされる
ところでした(^^;;。まあ、「だって、fuRuさんがさ~・・・」なんて
言い訳もできたかも(^^;;。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月20日 23:03

冷燻というのは
北の寒い国で冬場に外の小屋で行うものです。
日本で、同じ条件というと
真冬の北海道や軽井沢でしょうか。
というわけで、普通には出来ないのですね。
それゆえ、先のコメントで奥村先生が考案した「ハムレイ君」というのはすごいわけです。
何たって、どこでも冷燻が出来てしまうんですから。
仕組みを簡単に説明すると、冷蔵庫の中で燻煙できるような機械です。

でも、まあ、台所が煙りくさいというのも良いかもしれない、と、人ごとながら思っていますけれど・・・。
わきたさんの奥様は、スモークチーズとかお好きですか?
ならば、やってみる価値はありそうですね。

投稿者 fuRu : 2006年08月21日 09:34

こちらでは初めまして。TBをありがとうございました。
そしてわきたさん、ご紹介頂きありがとうございました。
ダッチオーブン燻製も手軽に美味しく仕上がりよさそうですね。

fuRuさんも長岡ご出身とのこと。これも何かの縁でございますね。
お盆の長岡は38度という異常な暑さでビックリしました。
長岡花火の時は涼しそうでしたよね?
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

PS.こちらからもTBさせて頂きたく何度か試しましたが、うまく出来ませんでした。残念!

投稿者 yukiりん : 2006年08月21日 16:06

あら…TBできていましたねぇ。
スミマセン。ご想像通りのトンチンカンでございます。
お恥ずかしい(^^;

投稿者 yukiりん : 2006年08月21日 16:10

yukiりんさん
どうもどうも、ようこそおいで頂きました。
長岡には花火の時に行っていたのでお盆の時にはこちらにいましたので、あれなんですが
聞けば、すごい暑さだったようですね。

ちなみに、TBはちゃんと来ておりますよ。

それでは、こちらこそよろしくお願いいたします。

投稿者 fuRu : 2006年08月21日 16:10

あっ、ハムレイ君って、ハム・冷燻・・・ですかね。
気になりだしたら、気になるんですね。
「ハムレー君」かな、たぶん。これしかヒットしなかったもので。
--------------
ハムレー君
OMソーラーシステムの生みの親である奥村昭雄が考案した生ハム製造装置。おがくずを燃やして出た煙を冷やし、肉や魚にあてて、冷燻する。煙突内に吊るした電球の熱により、冷えた煙は自然に上昇し、排気されるしくみ。
http://www.solarcat.co.jp/interview/intview01-4.htm#
--------------
なんとなくイメージが湧いてきました。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月21日 16:19

わきたさん、それです、それです。
僕が綴りを間違えていましたね。変なところでお手数をかけさせてしまいました。すみません、です。
この装置は優れものです。
電球から発するわずかな熱で緩やかな上昇気流を薫製室内に起こして煙をコントロールしているんです。
冷蔵庫という密室の中で、チップの燃焼の加減と煙の動きを考えているんですね。
そう考えると、ほんとすごいです。

投稿者 fuRu : 2006年08月21日 16:31

そうですか~。でも、ムチャクチャ微妙ですよね。
冷蔵庫の冷えた庫内で、チップが少しづつ燃えているのですか?またまた、勘違い?スモークだけ冷蔵庫のなかに入るようになっているのだろうか?やはりこれは実物をきちんと見ることで、fuRuさんのように確信をもって「ほんとすごいです。」とピシっと言い切ることができるようになるんでしょうね。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月21日 17:55

ほんとに、むちゃくちゃ微妙です。
>冷蔵庫の冷えた庫内で、チップが少しづつ燃えているのですか?
正解です!
もう少し、イメージしていただけるように少々追記。

小型の冷蔵庫の底に
渦巻き状に細長く燻煙チップを設置してあります。
同じく冷蔵庫の真ん中の上の方に裸電球が一個あります。
さらにその上に、薫製にされる生け贄がぶら下がっています。
これだけのことなのですが、メチャクチャ微妙にコントロールされているんですね。

と書きましたが、僕の話はイメージ中心ですから、わきたさん的には消化不良かもしれませんね。
その点は、深く反省しております。

ところで、奥村先生から直々にお話を伺ったことがありますが
何せ、生ハムが心ゆくまで食べたかったのが開発の動機だとか。
「ほんとすごいです」と、僕が言いきっているのは、ご馳走していただいた生ハムがおいしかったからというのが大きいように思います。いくら、すごい仕掛けでも、出来たものがおいしくなかったら全然ダメダメですよね。

投稿者 fuRu : 2006年08月21日 18:21

ああ、わかりました。
冷蔵庫のなかに電球と、チップの蚊取り線香みたいなのがあるわけですね。
シンプルだけど、すごいですね。だけど、美味しいものには、人間は情熱を
傾けることができますね。すごい。この「ハムレー君」、高い道具なのかな?
生ハムの材料は豚肉ですが、塩漬けをきちんとしておくから、冷燻のばあい
でも寄生虫等の問題は大丈夫なのでしょうか。イタリアのプロシュットってい
う生ハムのばあいは、燻製をしないそうですね。乾燥させるだけだとか。まあ、
気候も乾燥しているのだろうな。いや~、肉食の奥深い話しになると(たとえ
ば臓物料理とか…)、自分は何もしらず、アジアの米・野菜・魚で育った人間
なのだと思わず自覚してしまいます。子どものときは、本当に、肉って高くて
食わしてもらえなかったからな~。鯵・鯖・鰯に牛乳ですかね、僕のばあい。
でも、今は、生ハム、大好きですよ~!!

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月22日 12:10

>ああ、わかりました。
わかって、くださいましたか。うれしいですねえ。

>この「ハムレー君」、高い道具なのかな?
「ハムレー君」ですが、考案者の奥村先生から委託されて作ってくれるところをよく知っていますよ。

塩漬けと気温で寄生虫やバクテリアの問題はクリアされているんでしょうね。
それ故の保存食、でしょうか。
そういえば、保存食、って興味ありますよね。
アジの開きとかも天日に干して乾燥させて長持ちさせるわけですよね。
僕も、なんだかわきたさんに感化されてきているなあ。
最近では、フリーズドライの技術が進歩して、そういえば、北朝鮮に無断で輸出しちゃった人が捕まっていましたね。
あの機械を使えば、細菌も生きたままフリーズドライで保存できるのだそうです。これは、保存食とは関係ありませんね。でも、カップラーメン類に使われているフリーズドライの野菜なんて、ほんと最近のはすごい良くできていますよね。
こういう最近の技術とともに、昔からある保存食の技術もしっかりと見直してゆく必要があるんでしょうね。

>肉って高くて 食わしてもらえなかったからな~。
実は、わが家は逆で、毎日、肉ばかりでした。肉屋さんをやっていたので売れ残りは夕ご飯で処理されていましたね。それにしても、白いご飯と炒めた肉。それだけですよ。それも、困ったものです。野菜が食いたいと叫んでいましたから。

投稿者 fuRu : 2006年08月22日 19:35

実に美味しそうなベーコンですね。皮の色・艶もすばらしい。参ったって感じです。
作った後はどのようにして食べたのですか?
ローストポークを香りをつけたような感じなら、粒マスタードで食べたいなんて妄想してます。

私も薫製はときどきするのですが、ベーコンは2回しか作ったことがないです。
持っている本だと温熱乾燥3時間+薫煙3時間であまりに時間がかかりすぎるので。

1時間の温燻だと肉汁がたっぷり残っていそうで直ぐ食べる分には却って美味しそうです。

投稿者 BBQ : 2006年08月22日 19:46

BBQさんのお目にかなえてうれしいです。
>作った後はどのようにして食べたのですか?
ということですが、そのまま食べても美味しかったですし
さらに、かりかりにローストして食べてもみました。
これまた香ばしさが増して美味、でした。
普通に薫製というと、やはり燻煙に3時間ということになると思いますが
そこは、考え方一つではないかと、そのように思うわけです。
それで、美味しいものが出来てみんながハッピーになるのなら、O.K.というところです。

投稿者 fuRu : 2006年08月22日 22:03

う~ん、fuRuさん。「白いご飯と炒めた肉。それだけ」というのは、やっぱり辛いですね~。肉についてですが、肉といっても鶏肉ですが、僕が小学校に入ったころからブロイラーで価格が安くなったようです。その頃、燻製ではなくて(まあ、そらそうだ)、雛鳥でローストチキンを焼いてもらったことがあります。当時、鶏肉が大好き。特に、チキンの香ばしい皮が大好きで。そして、このローストチキンから出てくる肉汁と御飯をまぶして食べるのが好きでしたね~(と、貧乏臭いですね(^^;;)。しかしあるとき、小さな雛鳥1羽を一人で全部食べて(「そんなに好きなら、一度食わしてやろう!」という親心?)、翌日から消化不良でお腹をくだし、寝込んでしまった記憶があります。まあ、普段は肉とはいっても細切れでしたね~。あとは、鯨肉。父親が造船関係だったので、よく捕鯨会社から新聞紙でくるんだ鯨肉のブロックをもらって帰ってきました。それカットしてステーキにするわけですね。僕は、ステーキって鯨肉のことだと本気で思ってましたから。で、嫌いでね~。当時の冷凍技術はあまりよくなく、肉に臭みがあって、それに繊維質でしょう。あれが歯にはさまるんですね。いや~、お肉の想い出を書かせていただきました。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月23日 01:03

わきたさん
>「そんなに好きなら、一度食わしてやろう!」という親心?
僕の場合、それはシュウマイですね。
シュウマイが好きで好きで、それだったら腹一杯食わしてやろうと言うことで
山盛りのシュウマイを食べ手、おなかを壊したわけではないのですが、
次の日からシュウマイを見るもの嫌になりました。

鯨の肉といえば、僕の場合は給食に出てきた竜田揚げと缶詰の大和煮ですね。
いまでは、なかなか食べられないものになってしまいました。
そういえば、ベーコンといえば、昔は鯨のベーコンでしたよね。

投稿者 fuRu : 2006年08月23日 09:17

そうそう、鯨のベーコンって、縁が妙に赤くてなかが脂身で白っぽいやつですね。あれについては、子どもの頃おいしそうだな~といつも思っていたのですが、「うちは、きちんとした豚肉のベーコンしか食べない」という母親の方針で、子どもの頃は食べられませんでした。大人になって居酒屋ではじめて食べました。で、子どものころは嫌いだった鯨肉が、大人になると好物になっています。fuRuさんも、今はシュウマイ食べるんでしょ?

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月23日 12:59

僕は実は鯨のベーコンは食べたことがないのですよね。いまだに、なんです。
友達のお弁当に入っていたりすると、特に色がきれいですからね、不思議な食べ物だなといつも思っていました。
自分ちが肉屋さんだから、僕のお弁当のベーコンは、もちろん豚肉のベーコンだったんですが
ほかの友達は鯨でしたので、友達からは「そんなのベーコンじゃない」とか言われていじめられていました。
懐かしい思い出ですね。

さて、シュウマイトラウマですが、体験は小学校の高学年だったと思います。
けっこう尾を引きまして、高校生くらいまで、いやいや大学生の時まで(社会人になるまで)シュウマイ苦手が続きました。
子供の時の体験というのは恐ろしいですよね。
ちなみに、いまでは、おいしく食べることが出来ます。

投稿者 fuRu : 2006年08月23日 13:09

ちなみに、いまでは、おいしく食べることが出来ます。>furuさん。
そうですか、安心しました~(って、ほどのこともありせんが(^^;)。
ところで、鯨ベーコンですが、「そんなのベーコンじゃない」とまわ
りのお友達がいうほど、当時はベーコンといえば鯨でしたね~。
いまじゃ、高級品だけど(あれ、弁当って、遠足などのときの弁当
ですか?普段は、給食ですよね?幼稚園のときの経験ですか?)
我が家では、鯨のオバイケをよく食べていました。「 鯨の皮とそ
の下にある脂の部分を一度塩漬けに して薄くスライスし熱湯を
くぐらせた物で、辛子酢味噌で食する」と説明がネットにありまし
た。そうか、そうだったのか!白くてブヨブヨした“物体”でしたが、
この歳になってどんなふうに処理してあるのかやっと理解できま
した。父親は、酒の肴によく食べていました。おそらくは、下関の
ような山口の西側と九州北部の食べ物だと思います。
http://www.rakuten.co.jp/yamadai/456080/456300/

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月24日 08:36

くじら話でいけば
小さい頃のくじら、といえば
くじらのみそ汁です。
これは、くじらの赤身のお肉のみそ汁ではなくて
皮付近の脂身、というか皮下脂肪そのものを
みそ汁の具として食するというもので
思いっきり脂っこいものでした。
ちなみに、日本海ではサメも煮付けにして普通に食べます。

投稿者 fuRu : 2006年08月24日 09:23

えっ!!「くじらのみそ汁」ですか…。これはいただいたことがありませんね~。「思いっきり脂っこいものでした」とのことですが、そうでしょうね~。味は想像しにくいですが、脂っこさだけば想像できます。ところで、サメについてはよく聞きました。中国地方の山間部だと、ワニと呼んでいるようです(因幡の白兎)。昔、広島市に住んでいたので。普通の魚と違って、サメやエイは、死亡すると細胞の尿素がアンモニアに変わるため腐敗しにくいという話しを聞きました。ですので、独特の匂いがあるでしょう。海沿いだと新鮮なサメになると思いますが、山のなかだとアンモニアの香りのする「ワニ」の煮付けになるんですね(^^;;。これもある主、発酵食に近いものがありますね。韓国には、ホンオ(エイ)の発酵した刺身(フェ)を食べるようです。食べるときに息を吸ってはいけないそうです。むせるから!!いろんなものを食っていますが、まだホンオ・フェは食べたことがありません。いつかチャレンジです。
http://www.asahi.com/international/seoul/TKY200607310136.html

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月24日 10:50

ホンオ・フェ
すごそうですね。
鮒寿司に近いものを感じます。(といって、いまだに鮒寿司は食べたことはありませんが)
それにしても、発酵というのも奥が深い技術ですね。
リンク先にも書かれていた、マッコルリは飲んだことがあります。
濁り酒は、日本でも埼玉に酒蔵のある「神亀」の純米活性にごり酒というのをいただいたことがありまして
腰が抜けるお酒でした。
発酵という技術は、腰が抜ける技術、ですね。

投稿者 fuRu : 2006年08月24日 12:22

fuRuさん、鮒寿司は、乳酸発効で、ニゴロブナの骨まで柔らか~くなるのですよ。まあ、フニャフニャになるという点では、「発酵という技術は、腰が抜ける技術」というのはそうかもしれませんね~(^0^)。にごり酒って、独特の美味しさがありますが、呑みすぎるといろんな成分が入っているせいか悪酔いをしますね。でも、本当に腰がぬけるというのであれば、中国のパイチュウー(白酒)でしょうね。僕は、この焼酎に何度もノックダウンされました。いわゆる「乾杯(カンペイ)攻撃」のためでもありますが、あのパイチューは小脳といいますか延髄といいますか、運動神経に直接効いてきます。日本酒などは、まず頭の前頭葉のあたりからしだいにフニュフニュになっていきますが、パイチューはストレートですね。本当に、発酵はスゴイ技ですよね~。小泉武夫さんの一連の著作は、発酵食のパワーをこれでもかと示してくれます。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月24日 15:41

小泉武夫さんというお名前
勉強不足で知りませんでした(^^;)
amazonで調べると面白そうな本が並んでいますね。
ちょっと、何冊か読んでみましょう。

さて、パイチュウは
中国の西域、トルファンでウイグル人のお宅におじゃましたときにご馳走になりました。
でもですね、ウイグル人というのは本来ムスリムで飲酒は厳禁なはずなんですよ。
それが、中国政府の政策でだと思うのですが、飲酒が奨励されているような感じで
ちょっと複雑な気分でありました。とは言っても10年以上前のことです。

投稿者 fuRu : 2006年08月24日 16:39

fuRuさん、おはようございます。たしかに、ムスリムの皆さんも、世界のなかでもじつに様々ですよね。僕は西域にはいったことがありませんが、ちょっとした知り合いの若い男の子が、ウルムチの近く(といっても中国的な近くでかなり距離がある)の都市で日本語の先生をしていて、話しを聞いたところでは、現在もfuRuさんが経験されたのと同じような感じのようですよ。まあ、日本の仏教徒と禁断殺生の関係みたいな感じなのかな?よくわかりませんけど(^0^;;。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年08月25日 08:15

コメントしてください




保存しますか?