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「プラスチック・オノ・バンド」のデビュー盤ということですが
ジョン・レノンのレコードとして、
そしてB面に収録されているヨーコ・オノの奇声が収録されているアルバムとして知られています。
で、どういう分けかこのCDを僕は持っていなかったのですね。
それを、図書館で見かけてふらりと借りてきた、というわけです。

それで、今回、初めて聞いたのか、というと、そんなことはなくて
ずいぶん昔（中学生、もしくは高校生）に聞いたまま、そのまんまの印象で聞き始めたのですが
ずいぶんと印象が異なっていたのが面白かったです。
リミックスで俄然音が良くなっていることもあるのでしょうが
昔はクラプトンのギターのうまさの前で、ジョンのギターが悲しかった覚えがありますが
今聞くと、クラプトンのギターが変に饒舌すぎて、ちょっと感心しない。
悪く言えば、ちょっと古いんじゃないの、と、そういう感じ。
それに比べて、ジョンのギターは音がストレートにこちらまで届いてくる感じ。
まさに、ジョン魂はここにあり、と思いました。

ジョンの魂に、ロックンロールの魂に合掌。

＜昨年の記事＞
○「キャッチャー・イン・ザ・ライ」--J.D.サリンジャー（村上春樹：訳）
○Rock'n'Roll----John Lennon