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女性の身体は部分となって性的な妄想をかき立てる記号として社会に流通しています。
その記号を通して、あるいはその記号の否定形として女性原理を語る人も多いのですが、
わたしは女性原理とはそういうところにあるとは思っていません。
○男性原理・女性原理

今回のダンスで最も感動的だったのは
そうした妄想から遠く離れたところで、身体の一つ一つの部分が柔らかくつながる場所としての「女性」がダンスの中に表現されていると感じたことです。

最初の赤いドレスの演目から私の目は彼女たちの背中に釘付け。
女性の背中をこれほどきれいだと感じたのははじめてかも知れません。

そして、最後の演目「Flower」では、溢れ出る泉のごとく
舞台から「女性」がやってきて、私のこころは揺さぶられてしまいました。

とてもすばらしパフォーマンスに感謝です。