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2006年10月06日

一衣舎@陶花 2006秋

[いろいろ--misc. ]

今年一番の大雨、というよりも、風も強くて、もはや嵐と言うにふさわしい夜。
予定していた集いが雨で延期となったため
午後の早い時間に伺おうと思っていたのを遅い時間に変更。
江古田の駅を降りて「ギャラリー陶花」に向かい
一衣舎さんの秋展におじゃまする。

もう何度も、この陶花さんへは一衣舎さんの展示会で足を運んだが
増えるばかりの来客に、会場が追いつかなくなり
これが陶花さんでの最後の展示会になるのだという。

思えば、「ブログの力」によって
some orignの吉田美保子さんと知り合い
展示会が江古田であると言うから
そりゃあ、通勤路だよ、途中下車でちょっと寄ってみよう
なんて、そんな軽い気持ちで出かけたのが始まり
そこで、一衣舎の木村さんのお人柄とその考えに触れ
それが魅力となって、和服なんて何にもわからないこの僕を、これほど足しげく通わせてくれているんだと思う。

今日も、木村さんは僕のことを覚えてくれていて
しばし立ち話をさせていただく。
僕みたいな、商売にも何にもならない輩のことを
年に二回の展示会でしかお会いしないというのによく覚えてくれていて
もうそれだけで、木村さんという人物に頭が下がる思いなのだが
その木村さんをしたって、全国から織り人たちが集まってくるというのも、大いに頷ける。

ギャラリー陶花さんが手狭になったというのも
木村さんのもとに集まった織り人たちの、ひとつでも多くの作品を、一人でも大勢の人に、ゆったりと見ていただきたいという思いからなのだ。

ギャラリー陶花のしっとりとした上品な和室の空間は捨てがたいが
木村さんの思いに、深く頭を下げたい気分であった。

さて、吉田美保子さんの作品は
大変な作品であった。
ブログで制作過程の写真も載せられているが
これは、実物を見ていただいた方が良いだろう。

一衣舎秋展

10月6日(金)~9日(月) 10:00~19:00 (最終日17:00まで)

会場は「ギャラリー陶花」
練馬区豊玉上1-19-14 (→Googleマップ)tel 03-3992-1197

西武池袋線江古田駅下車7分
大江戸線新江古田駅下車3分

一衣舎の風(一衣舎 木村さんのブログ)
some origin(吉田美保子さんのブログ)

投稿者 yasushi_furukawa : 2006年10月06日 21:09

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一衣舎展に参加している作り手たちは、すっごくオープンで、素材、技法の情報交換や、 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年10月10日 18:34

コメント

ありゃりゃりゃりゃ。過分なお言葉ありがとうございます。>私んとこ。木村さんと陶花さんは然り然り。
なんつーか、今の自分の120%を涼しい顔して当たり前にやらなくちゃって思うこの頃。100%じゃ、たぶん足りないし、伝わらない。で、今日の120%は明日の100%だから、あさっては140%やらないと、、、、、、
ああ、ということで、胃とか肩とか、いろいろ痛いですぅー。
本日は、嵐の中、どうもありがとうございました。お話できて光栄でした。

投稿者 some ori : 2006年10月06日 22:18

さっそくのコメントありがとう。
some oriさんの仕事を見ていると
「手仕事」ということの根本、根っこについて考えさせられます。
織物というのは、機械化が進んでいて
品質というものが、生産ラインの管理というこになってしまっていたりするとおもうのですが
そこのところ、品質とか質感とか「もの」としての魅力としてどうなのよ、と
深く深く自分に問いかけているsome oriさんの姿が見えるようなお仕事だと思いました。
こういう方に対して僕は
敬意を込めて「ドンキホーテのような」と形容させていただくことにしています。
お互いにがんばりましょう!

投稿者 fuRu : 2006年10月07日 13:59

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