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2010年10月26日

「俳句という愉しみ」---小林恭二

[books ,俳句---haiku ]

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「俳句という愉しみ―句会の醍醐味」
著:小林恭二 岩波新書379
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やあやあ、俳句というものが好きだ好きだと思っていたのですが、こういう本を読むと、俳句という世界の冷たくも透明な厳しさというものがよくわかります。
うーん、研ぎ澄まされた言葉の感覚。奥が深いですねえ。

この本は『俳句という遊び』につづく第二弾。実は最初のを未読でありますが、なかなかどうして、この第二弾も相当に面白い本であります。

俳句を詠む、というのは、なんとなくかっこいいなあと思ったりしていて、私の動機は至ってミーハーなものなのですが、読んでみて良いなあと思う句に出会えたりすると、何かとっても栄養価の高い、でもちっちゃな木ノ実を、口の中に入れて味わっているような感じになるのであります。

そんなことをしていると、やはり、いい句を自分でも詠みたい、などと身の程知らずのことを思うように至ります。

俳句を詠み、句会で他の方の意見を伺うことで、言葉の感覚が鍛えられてゆくのでしょう。
来月の「釘ん句会」に備えて少しづつ詠んでゆこうとおもいます。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2010年10月26日 12:20

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