« 森林インストラクター資格試験 | メイン | 「The End of Violence」--Wim Wenders »
2004年09月13日
BLUES ette /Curtis Fuller
試験が終わって
「やったー」と、その足で本屋に行って
村上春樹の新刊「アフターダーク」を買ってきて
帰りがけの電車で読んでいたら
いきなり、Curtis Fullerの「Five Spot After Drak」が本の中で流れていた。
村上春樹の小説と音楽は切っても切れない。
「海辺のカフカ」では、森の中を奥へと進む主人公のカフカ君が聞いている
John Coltrane の「My Favorite Thigs」が印象的だった。
印象的だった、というよりもそれ以上の効果、
つまり、小説の通奏低音のようにそこに流れていた。
とはいっても、「そんな音楽知らないという人にとってはどうなの?」って、言われたらおしまい。
これはまた古川のモウソウ・妄想・・・にしか過ぎないのかもしれないということなのだが
それにしても、小説の言葉・物語と音楽が共鳴していると、思うこと、思うこと。
今回の「アフターダーク」は、まだ冒頭しかよんでいないが
「Five Spot After Drak」がどんなふうに響いてくるのか、いまから楽しみである。
こういう小説の読み方、あるいは音楽の聞き方というのもあると思う。
投稿者 yasushi_furukawa : 2004年09月13日 18:22
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://af-site.sub.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/182
このリストは、次のエントリーを参照しています: BLUES ette /Curtis Fuller:
» アフターダーク from 湘南藤沢象工場 作業日誌
村上春樹の「アフターダーク」を読みました。 「ねじまき鳥クロニクル」とか、「海辺... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年05月02日 21:14