0676_House---地盤調査
昨日は、「0676_House」の地盤調査に立ち会ってきました。
スエーデン式サウンディングという簡易式測定法で地盤の強さを推し量ります。
調査会社の人は地元の人で、周囲の調査を数多く手がけておられるため、調査前からおおよその見当をつけてこられたようですが、ロッドをさした段階で良好な地盤と分かるほどでした。まずは、一安心で実施設計を進めてゆきたいと思います。
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昨日は、「0676_House」の地盤調査に立ち会ってきました。
スエーデン式サウンディングという簡易式測定法で地盤の強さを推し量ります。
調査会社の人は地元の人で、周囲の調査を数多く手がけておられるため、調査前からおおよその見当をつけてこられたようですが、ロッドをさした段階で良好な地盤と分かるほどでした。まずは、一安心で実施設計を進めてゆきたいと思います。
S.H._House-01 外観・和室・ロフト
東京都豊島区
2009.06.竣工
下町の雰囲気の残る小さな敷地に、ご夫婦のための心地よい場所を様々に詰め込んだ家です。
1階が9.5坪、2階が9坪という限られた空間を最大限に生かしています。
外観の格子の一部は門扉兼用で引き戸になっています。
S.H._House-02 居間・水回り・玄関
東京都豊島区
2009.06.竣工
生活の中心は少し大きめのテーブル。高さを低めに調整されています。
テーブルを囲んで、オープンなキッチン、テレビ台、和室、本棚、ベランダを配置。
なんと、もうすぐこのブログのカウンターが20万を越えます。
キリ番踏まれた方には、きっと豪華なプレゼントがあると思います。
明日中には達成するかな?
追記12月4日には達成しませんでしたが、5日の早朝には達成予定。
キリ番だけでなく、ニアピン賞もありますので、右手の「お問い合わせ」からメールを頂くか、この記事にコメントしてください。
af_blogが12月5日午前10時過ぎに、めでたく20万アクセスを達成いたしました。
これもすべて、当ブログをご贔屓にしてくださっている皆様方のおかげであります。
ありがとうございます。
さて、キリ番を踏まれたKさんより、証拠写真を頂きました。
Kさんには20万アクセスにふさわしいプレゼントを贈りたいと思います。
また、kotori_Houseの奥様からは20万1番というニアピンのご報告も頂きました。
こちらも、記念のプレゼントをお贈りいたします。
これからプレゼントを選びますので(汗)、少しお待ちください。
昨日はNPO法人家づくりの会で行っている「家づくり学校」の第8回目。
テーマは「木を通して考える」。
私、古川が講師を努めさせていただきました。
「家づくり学校」は全10回(月1回)の住宅設計に特化したプロ向けの学校です。
母校である武蔵野美術大学でも鳥取環境大学でも学生さんに特別講師としてお話させていただいた経験はありますが、今回は、家づくりの会に入ってからの知見を総括的にまとめておく良い機会であり、出版された本の内容を、今度はプロ向けにトレースして見る良い機会でもありましたので、すこしばかり集中して講義内容を考えてみました。
講義のあとの懇談会でも受講生から講義内容については概ね好評だったことを聞き、「家づくり学校」の一こまという大役を果たすことができたかなと思っています。
Someday My Prince Will Come
Miles Davis 1961年
→amazon
マイルス・デイビスは「Kind of Blue」に続く作品としてこのレコードを発表しました。
高校生の時に「Kind of Blue」の斬新さに心底魅了されていた私にとっては、どうして次の作品がこの保守的なアルバムなのか、まったく理解できずにいたのです。
正式な次作としては「Sketches Of Spain」というアルバムがありましたが、これは「Porgy And Bess」を完成させたものであり、その意味では単独作というよりもギル・エヴァンスとの共同作業ですから、全く別の流れと理解できます。すると、「Kind of Blue」から直線でつながる次の作品はこのアルバムになるのです。
愛媛大学の教育学部から一通のお手紙が届いていました。
私はすぐに、そのお手紙に返事を書きました。
「アメリカの住宅生産」
著:戸谷英世 住まいの図書館出版局 住まい学体系089
→amazon
個人住宅を建築家が設計するということが日本ほど普及している国はないのかもしれません。
この本では、アメリカの住宅生産の歴史をたどりながら、現在のアメリカで主流となっている住宅生産の在り方について語られています。
他の国の話に耳を傾けてみると自分たちの姿が良く見えてくる、そういう意図がこの本にはあります。
「無級建築士自筆年譜」
著:松村正恒 住まいの図書館出版局 住まい学体系060
→amazon
敬愛する建築家泉幸甫氏からの熱烈なる推薦。
ずっと前に、松村氏のことを尊敬しておられた知人がいましたが、その人のおかげで松村氏の名前も日土小学校も知っていました。泉氏からこの本のことが話題になった時も、ああ知っている、と。でも、知っているって、なにを知っているんだか、というわけで、やはり本を手にするわけです。
成長する家「hanawa_h@us」の2009年12月15日の様子です。
1年点検の2月にはフレームのままだった外部西側に日除けと目隠しの板がついていました。その奥はデッキ材がついてベランダになりました。
セルフビルドの家づくりを進めておられるハンスさんの現場にこの18日に行ってきました。
ハンスさのお宅はご自身で考案した泥壁で外壁を作ります。
室内から見た写真の細い白い骨組みは木小舞で、そこに藁を混ぜた粘土をつけてゆきます。
中と外から粘土をつけて真ん中に炭化コルクをサンドしています。
知る人ぞ知る京島のご機嫌スペース「Love Garden」さんでもクリスマス真っ盛り。
この土曜日には「たね」さんのライブがあるということで行ってきました。
なごやかな、とても良い感じのライブでしたよ。
なにが出てくるんだろう?
どんなのが出てくるんだろう?
メニューの言葉に期待した私が馬鹿でした。
採集地:茅野駅前(たしか)
先週の土曜日。12月19日に、なんと第7回目をかぞえるアースダイビング大会が行われました。
今回は、等々力渓谷と国分寺崖線を巡る旅。
いつもながらの五十嵐さんの素晴らしい資料も用意され、冬の半日、崖線を登ったり下ったり、楽しく過ごしたのでした。
写真は、最後にたどり着いた九品仏でみた最後の紅葉。薄暗がりの妙で、赤く染まった色が鮮やかにCCDに記録されたのでした。
アースダイビングのあと、参加者の主だった面々はBe-h@usの忘年会に合流。私は、先日のエントリーのようにその足で京島に向かったのです。
この日は午前中に現場で建主さんを交えた打ち合わせもありましたので、とても充実した一日となりました。
Merry X'mas!!
なにやら届きものが。
これだけは、ちょっと自慢したい。
「石垣島ラー油」。ペンギン食堂。
注文してから半年くらいかかるとか。
これからのお楽しみです。
年末の家族旅行にどこにゆこうかと計画しているときに、海の見える旅館がいいのではという家内の提案で、それほど遠くない千葉・茨城のあたりで探していたら「ホテルニュー白亜紀」という不思議な名前のホテルを見つけました。温泉もあるし、部屋から海が見えるといいます。インターネットで予約すると割引もあったりで、その不思議な名前のホテルを宿に決めたのでした。
ホテルは大洗から少し北に行った阿字ヶ浦のそばにありました。
ホテルに頼んで、近辺の案内や資料を送ってもらったところ、そこにこの「虎塚古墳」が紹介されていたのです。
「虎塚古墳」は古墳時代末期の前方後円墳で、行ってみると規模はかなり大きく、隣接する資料展示施設には石室の内部が再現されていました。写真はその再現されたもの。
なんの予備知識もなく行ってみたのですが、ベンガラで描かれた幾何学模様が印象的です。独自のイメージの力を感じます。
資料室には他に描かれていた模様も模写されていて、馬が船で運ばれている絵があり、資料館の人から、当時は日本に馬はいなかったはずだから大陸からやってきたはずだと説明をしてくださいました。虎塚古墳近郊からは馬の形をした埴輪も多く出土しています。
※「虎塚古墳」所在地:茨城県ひたちなか市中根字舘出3490-1
家族旅行の二日目は大洗へ。
朝方の雨もやんで水族館。
厚さ50cmのアクリルで囲まれた巨大水槽。ゆらりゆらり。
海を眺めていると
波の姿が様々で
時間がたつのを忘れます。
今の波間の泡と、少しあとの泡が、つながっていることを思い描いてみること。
つながっているのが時間です。
寄せては返す波の動きは、大きな振り子の振幅です。
宇宙の中に地球はあって、地球は動き、海はさざめく。
さざめきに耳を澄ませることが時間です。
波のさざめきは波の微細な動きで
その動きに目を凝らすことが時間です。
荒れ狂う凶暴な表情の海の
その波の隙間に時間はあって
私たちと世界をつないでくれています。
2009年は自分にとってどんな年だったのか。
そして2010年にどんなふうに引き継がれてゆくのか。
強い波の波動のように
強い波の鼓動のように
明日に繋がる自分であれ。
みなさま、良いお年をお迎えくださいませ。