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2005年03月25日

つめこまれた時間

[映画・ドラマ・舞台--movie/play ]

小さいときから忘れられずに、ずっと好きな人。
こいつ、いまでもほれているんですよ。
写真、もらったチョコレートの包み、コンサートの半券。
きれいに厚紙に貼り付けて。
ちいさなトランクに詰め込まれた時間。
あいたい気持ちをつめこんだトランク。
過去をつめこんだトランク。

藤圭子って知ってる?
さあ?

拓郎が焼き上げた抹茶茶碗。
あえなかった時間が詰まっている。
梓と拓郎。勇吉と拓郎。あえなかった時間。
誰にあえなかったのか。
それは、誰にでも。みんな。
大事な人を紹介しよう。
大事な人を紹介したいんです。
大事な人に。あいたくてあえなかった時間。
一つの器の中に。つめこまれた時間。
未来をつめこんだ器。

若い二人はお互いを見つめる。
年老いたカップルは同じものを見つめる。
勇吉とめぐみは何を見つめる?
その視線の先にある拓郎と梓。

残る傷跡。けれども傷は治ってゆく。
そして、雪は解け。
春はやってくる。

<蛇足>
いよいよ最終回でした。
娘を嫁に出すお父さんの姿も描かれていました。
「一人で今まで来たと思うな。」
「一人で来たんだよ。」
第3話のテーマ「一人でいきる」ということが反復されていました。

○第1話のこと「コーヒーミルと割れるお皿
○第2話のこと「土をこねることと「結婚」
○第3話のこと「一人でいきる
○第4話のこと「お金と時間---境界線
○第5話のこと「言う、言わない、言えない
○第6話のこと「クリスマスの夜に
○第7話のこと「ふりかえるという「仕事」
○第8話のこと「みえない
○第9話のこと「
○第10話のこと「みられる
○第11話のこと「つめこまれた時間


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2005年03月25日 00:07

コメント

fuRuさん
とうとう最終回を迎えてしまいました・・・
毎回素敵な記事を書いていただき、誠にありがとうございます。
再度1話から読ませて頂きました。ドラマは終わったけど、fuRuさんの記事があるので、ここにきてドラマを思い出すことができます。それも嬉しいです。

投稿者 amehare : 2005年03月25日 11:55

amehareさん
終わってしまいましたね。
>再度1話から読ませて頂きました。
ありがとうございます。
僕も読み返してみました。いやあ、恥ずかしい文章でした・・・。
もっとうまくなるぞ、と、強く心に思いました。
また、言葉にしたいドラマが出てきたら挑戦します。

投稿者 fuRu : 2005年03月25日 13:56

フルカワさん おひさしぶりです。
とうとう終わってしまいましたね。。
優しい時間。
毎回、このドラマを見ては目頭を熱くしていたものでしたが、最終回はやっぱり勇吉と拓郎の涙に突き動かされ、号泣でした(^_^;)

最後の大竹しのぶは最高に綺麗でしたねぇ。。。今までで一番綺麗な顔だったと思います。
このドラマはまた、何かの形で続けて欲しいドラマですね。

また、ドラマが終わるたびにフルカワさんのエントリーを楽しみにしていたので、ちょっと寂しいです。また、こんなほんもののドラマが生まれるのを楽しみにしつつ。。

TBさせていただきました。
新しいBLOGへいま、移転中です。
HNもあたらしくしているんですが、sunneko11ですので何卒よろしくお願いいたします。

投稿者 花猫(sunneko11) : 2005年03月29日 21:19

sunneko11さん、いや、花猫さん こんにちは
花猫さんの言われるように
ドラマチックであることよりもごく普通に語られる、そんな終わり方でしたね。
こうして最終回が終わってしばらくたった今
このドラマがそのように終わってくれたことを、とてもありがたく感じています。
このドラマの余韻は、やはりそのように自然に響いていないといけないのですよね。
それにしても、こういうドラマは、そうちょくちょく出てこないのが残念ですね。

投稿者 fuRu : 2005年03月29日 23:09

TBありがとうございます。
余韻のあるドラマでした。
私と同じ仕事なのですね、これからもよろしく。

投稿者 住宅相談館 館主 : 2005年04月01日 16:10

住宅相談館 館主 さん こんにちは
山形なんですね。僕は生まれが新潟です。
このドラマは多くの人に余韻を残したんですね。
ブログで記事を書かれている人がとても多かったのでびっくりしました。
こちらこそよろしく。

投稿者 fuRu : 2005年04月01日 16:21

こんばんは。TBありがとうございました。
このドラマは、ブログで記事にしながら
毎回、何か発見することがありました。
またこんなドラマと出会いたいです。

投稿者 ちーず : 2005年04月01日 21:26

はじめっまして。TBありがとうございます。
こちらからもさせて頂きました。
素敵な優しい記事を書かれているのですね。
私の乱暴なブログで良かったんでしょうか(汗)。

話飛びますが、モータウン40私も持ってます。

投稿者 lovelytelly : 2005年04月01日 22:54

TBありがとうございました。久しぶりに毎週楽しみに見たドラマでした。
ここの記事、とてもユニークな独自の視点でなるほど〜と思いながら読ませていただきました。またおじゃまします。

投稿者 saku : 2005年04月02日 00:47

ちーず さん こんにちは コメントありがとうございます。
>ブログで記事にしながら 毎回、何か発見することがありました
僕もまったく同じでした。それはきっと良いドラマだったからですよね。

lovelytelly さん こんにちは コメントありがとうございます。
なんと、こんなところにもモータウンフアンが。
次はぜひ殿下部へのご入部をお待ちしております。
http://kazu.mo-blog.jp/prince/2005/02/post_11.html

sakuさん こんにちは コメントありがとうございます。
ぜひ、またお越しください。
何が出てくるかわからないごった煮ブログですがどうぞよろしく。

投稿者 fuRu : 2005年04月02日 13:03

TBありがとうございました。
地味なドラマでしたが、ファンが多かったですね。親子のあり方を、もう一度考えさせられました。

投稿者 mari : 2005年04月02日 22:29

mariさん こんにちは
うちの息子はまだ三歳です。
でも、後十年もしたら男同士の会話なんてするのかな・・・。
こういうドラマを見ていろいろ考えます。
親子というのは面白いものですね。

投稿者 fuRu : 2005年04月03日 00:05

TBありがとうございました。
ドラマは終わっちゃいましたが
「森の時計」であの雰囲気が味わえるのは
嬉しいですね。

投稿者 ぶんじん : 2005年04月03日 19:09

ぶんじん さん
こんにちは。
>「森の時計」であの雰囲気が味わえる
富良野にいかないといけませんね。
いってみたいと思っている人は多いんだろうな。

投稿者 fuRu : 2005年04月03日 19:32

TBありがとうございます。
こちらからもさせていただきました。

優しい時間。
とってものんびりと、ゆったりとした気分で見ることができたドラマでした。

日記は、かなり拓郎寄りの日記になってしまっていて、お恥ずかしい限りですが・・。

ぜひ、またSPで、その後の勇吉&拓郎の話、
拓郎&梓の話、、見てみたいものです。

投稿者 tama : 2005年04月06日 14:11

tamaさん こんにちは
こちらこそTBのお返しをありがとうございます。
TBってつながっている感じがして良いですよね。
SP番組はありそうな気がしますね。
なんだか、ちょっと楽しみな感じがします。

投稿者 fuRu : 2005年04月06日 14:32

ドラマが終わり、何だか、寂しくて、優しい時間について書かれているブログを読んで、余韻を味わっています。
我が家には7月に引越したのですが設計から完成まで約3年かかりました。
そのかいあって?家で、優しい時間ゴッコ楽しんでいます。

投稿者 rio : 2005年04月06日 21:46

rioさん こんにちは
rioさんは新しいおうちに薪ストーブをいれられたんですね。
薪ストーブは良いですよね。
大学のサークル(ワンゲル)で乗鞍高原に山小屋があって、そこに薪ストーブがあります。火をいじっていると一日が過ぎてしまいます。
>設計から完成まで約3年かかりました
時間はかかるようにかかると思います。
問題はその時間が満ち足りたものであったかどうか。
rioさんの家が完成するまでの時間はどうでしたか?

投稿者 fuRu : 2005年04月06日 22:43