戦利品
夏休みを一日延ばしまして、といいますか
私の勘違いで、4日まで予定を入れていたことをすっかり忘れていたということで
何人かの方には、大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
さて、早めの夏休みは長岡の実家に帰省していたのですが、
どういうわけか娘はこの蝉の抜け殻というのが「カワイイ」のだそうで、一緒に探し歩きましたら、短時間でこんなに見つかりました。
戦利品を並べて親子でほくそ笑むひとときでありました。
ちなみに、息子はこの抜け殻は怖くて嫌いだそうです。
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夏休みを一日延ばしまして、といいますか
私の勘違いで、4日まで予定を入れていたことをすっかり忘れていたということで
何人かの方には、大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
さて、早めの夏休みは長岡の実家に帰省していたのですが、
どういうわけか娘はこの蝉の抜け殻というのが「カワイイ」のだそうで、一緒に探し歩きましたら、短時間でこんなに見つかりました。
戦利品を並べて親子でほくそ笑むひとときでありました。
ちなみに、息子はこの抜け殻は怖くて嫌いだそうです。
この時期に長岡に帰省するのは大花火大会を観るためです。
長岡の大花火大会は大変有名で、その規模から言うと日本でも最高峰の花火大会だと思います。
今年も例年通り8月2日と3日の二日間にわたり数万発の花火がうち上がりました。
大型スターマイン、超大型スターマインなど続々登場。10号100発とか、よくわからないけれども圧倒される花火や、もちろん昔から有名な三尺玉も上がります。
今年はスペクタクルな「天地人花火」もストーリー性があり見応え十分でした。
そして、クライマックスは中越地震被災の復興を祈願した「フェニックス花火」。
この「フェニックス花火」は他では観ることが出来ないでしょう。信濃川の河川敷を存分に使った大規模なもので、近くで観ていてもその全体像がつかめません。
私たちは二日間の花火大会の初日を河川敷(花火の真下)で観覧し、二日目は小高い丘の上から眺めましたが、その「フェニックス花火」は丘の上から見て、やっと全体がつかめました。映像をとってきましたのでYouTubeで公開しました。
この長岡帰省中は海水浴にも行ってきました。
秘密兵器を携えての海中水泳です。
帰省先の長岡からの帰り道
大地の芸術祭-妻有トリエンナーレを観てきました。
この芸術祭は2000年に第一回目が行われ
3年に一度ですから、今回が4回目。
新潟県十日町市と津南町全域(760km2)を会場とした壮大なもの。
写真は松代エリアの里山の風景。
里山にアートが似合います。
妻有トリエンナーレ川西エリア「ナカゴグリーンパーク」周辺はジェームズタレルの光の館で有名ですが、その奥には河合喜夫さんやアトリエワンが設計したコテージ群があります。さらに山道を進むと、この「レインボーハット」(作品番号77)に出会えます。
私たちが到着した時は、作家の関口さんが「雨が続いてなかなか制作がすすまなくて」と言いながら汗を流して、水を入れる鉢を作っていました。
作家さんとこうしてふれあえるのもこの芸術祭の良いところですね。
妻有トリエンナーレでは幅広いエリアにアートがちりばめられています。
ガイドブックを見ながら家内のリクエストで旧赤倉小学校へ。
もうこれ以上は車は入れない。いわば、限界集落。廃校になった小学校のかわいらしい校舎がインスタレーションでアートになる。
最初の作品は松澤有子さんの「enishi」(作品番号17)。
14万本のマチ針を使った作品。
天井に開いた四角い穴から空が見える
私たちは12枚と半分、きれいに並べられた正方形の畳の部屋に寝転び
空と対峙する
そこから見える空は私たちと同じ地平線を共有する
空と同じ地平線
その時、四角い穴を鳥が横切った
その時、四角い穴に白い雲が顔をだした
「あなた、いきていたら80歳ですって!」
「君だって、生きていたら72歳になるんだよ」
そんな二人の会話が聞こえてきそうなアルバム。
デュエットではないけれども、これはデュエットって言って良いような気がします。
ビルの、こなかった80回目の誕生日に、みんなでそっと聞きたいアルバムです。
「0676_House」がはじまります。
二世帯住宅の建て替えにしようかどうしようか家族会議の末、若夫婦の家を離れで新築することになりました。
千葉県の住宅街のなかにぽっかりと空いたお庭に計画をすすめてゆきます。
千葉県の木材をふんだんに使った家づくりのスタートです。
W.K._House(R)
埼玉県 2009年6月竣工
50年近く前に買われた建て売り住宅から、ご家族の成長に合わせ、今まで数回の増改築を重ねてきました。
そして、お子さんたちが育ち、ご主人が退職され、ご夫婦だけの生活が始まる時に最後のリフォームとして今回の計画がスタートしました。
改修工事のポイント
1、敷地内に駐車スペースを確保する
2、生活の中心であるお茶の間を快適にする
駐車スペースを確保するために建物の一部を解体しました。
お茶の間を快適にするために階段の位置を移動しました。
耐震補強、断熱補強もやり、かなり大規模な改修工事になりましたが、今までの生活で抱え込んでおられた不満のほとんどは解消。やった甲斐のあるリフォーム工事となりました。
「チョコレート・アンダーグラウンド」
著:アレックス・シアラー 訳:金原 瑞人 発行:求龍堂
→amazon
見覚えのある表紙が家の机の上にありました。
聞くと、娘が図書館から借りてきて読んでいるといいます。
500頁ほどの長編で小学校4年生の娘に果たして読み終えることが出来るのか・・・、なんて心配はよそに、あっという間に読んでしまいました。
この本は児童文学というよりも小説好きの間でも有名な本で、私もチャンスがあれば読んでみたいと思っていたので、娘からまた借りして、読了。
面白い本です。寓意というものがリアルさとバランスをとりながら共存している。この本から学ぶことは多いでしょう。勇気もたっぷりもらえます。とても良い本だと思います。
そして私は、娘と読書を共有できるようになったことを嬉しく感じています。
今日は東京ビックサイトで行われた「管理建築士講習会」に行ってきました。
設計事務所を生業としておこなうためには管理建築士が必要です。管理建築士はその設計事務所に専任する建築士です。自分が管理建築士になるか誰かに管理建築士になってもらわないと設計事務所としての業務をやってはいけません。
今までは建築士ならば届出さえすれば管理建築士になれましたが、耐震偽装事件以降の建築関連の法律改正で、所定の講習をうけてテストに合格しないと管理建築士になれないことになりました。
これから管理建築士になろうという人、つまりは自分で設計事務所を開こうと思っている人は、まずは建築士の試験に合格して、それから三年間の実務経験をつみ、さらにそれから講習会を受けてテストに合格で初めて管理建築士として登録できる、設計事務所を開設できるということになったのです。
では、すでに設計事務所の管理建築士である人はどうするかといいますと、暫定処置として三年間の猶予期間が与えられ、その期日内に講習を受けテストに合格することが管理建築士として登録するための条件とされたのでした。
さて、話は長くなりましたが、今日はその管理建築士講習会に参加してテストを受けてきたのでした。
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みなさま、2010年10月21日木曜日午前9時頃にaf_blogは無事に23万アクセスを突破いたしました。ここまで来ましたのも皆様のおかげ、ありがとうございます。
詩人の立原道造は自らの小屋を想いスケッチを描いて、いつかは実現したいと考えていましたが、それはかなわずに他界してしまいました。そのスケッチをもとに2004年につくられたのがこの建物です。
延べ床面積で14.32㎡、4.3坪の平屋の片流れ。
ベッドとトイレはありますが、キッチンやお風呂はありませんから、独立した住宅と呼ぶには無理がありますが、こんな小さな小屋を池のほとりに持つことが出来たらなんて幸せなんだろうと思ってしまいました。