少し前から「twitter」なるものを始めてみました。ブログの右のサイドに最近のつぶやきが表示されるようにしています。(Twitter Updates)
少し前からアメリカで流行していましたので「twitter」という名前は私もよく目にしていたのですが、ぶつぶつ個人がつぶやくということがインターネットの中でどういう意味をもつのか、さっぱりとわかりませんでした。たしかに、有名人が今何をしているのか、どこにいるのか、そういうことがリアルタイムで本人から発信されたら、覗いてみたいというのも、あるのかもしれませんが、ほぼ無名の私のような個人のつぶやきにいったいどのような意味があるのかないのか。
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土曜日は日月会主催の「フォルマ・フォロ セミナー 第1回 坂本一成講演会」に出かけました。「日月会」とは武蔵野美術大学建築学科の卒業生の会です。
建築家の坂本一成氏は、私が武蔵野美術大学在学中で3年生になる時に東京工業大学に籍を移されました。私は坂本先生のゼミには参加できませんでしたが大学2年生の最後の課題で先生の設計演習を受講する事が出来ました。当時は、坂本先生は1年生の図学を担当されていて、確か土曜日の午前中の2時間の、1時間目に講義があり2時間目が演習となっていました。反抗的だったのか朝起きれなかったのか、そこのところは定かではありませんが、私は1時間目の講義をさぼって演習だけ受講。それでも、図学はもともと得意だったので講義を受けなくとも主題された課題を解くのはさほど難しくなくこなして いい気になっていた記憶があります。
坂本先生は当時、祖師谷の家を発表されたばかりだったと思います。新進気鋭の建築家として注目を浴びていました。そんなこと新潟の田舎から出てきた私は知る由もなく、無礼な事をしていたなあ、などと思い出されます。
その坂本先生の今回のテーマは「構成形式と現実条件の緊張関係・ニュートラルな建築空間のために」。散田の家から最新作までを振り返りながら「建築とは何か?」というとても大きなテーマをお話してくださったと思います。
以下、セミナーの覚書。
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昨夜は柏の「studio WUU」までルー・タバキンさんのトリオの演奏を聴きに出かけました。
そういえば、昨年も行っていたなあと、早いものでもう一年です。
昨年と変わらずにビッグなルーさんの演奏にひたすら感激。2ステージを聴いて300%の満足。これだけ、観客を満足させてくれるステージはなかなかないと思います。サックスの生の音、その音量に圧倒されて、身体ごとシビレテしまったのですが、これはCDを聴いていたのでは感じる事の出来ない世界ですね。やはりライブならでは、と思いました。
そして、オープニングアクトは昨年同様、我らが岩城里江子さん。4曲の演奏はどれも素晴らしかった。彼女の息遣いがアコーディオンという楽器で増幅されて会場を心地よい振幅で包んでいる感じ。おそらく彼女のアンテナも聴衆である我々の息遣いを察知して、それが彼女のバイブレーションと共振し楽器の中で増幅されて我々の元に届き、そして再び彼女のアンテナがそれを察知して・・・と繰り返す一体感。これもまた、ライブならではの高揚感です。
やっぱりライブは良いなあと思う事しかリ。
時は期せずしてiPodの新製品の発表と重なり、ライブの興奮さめやらぬままにインターネットでライブ配信されている会場の様子をチェックしておりましたけれども、iPodとかiTunesMSとか、音楽のライブ感とは全くかけ離れた遠い世界の出来事だといえましょう。
そういえば、ブライアン・イーノのインタビューを読みました。
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上野の国立科学博物館で開催中の「黄金の都 シカン展」で、一日ブログ記者なるものを募集していたのを知り、さっそく応募してみましたら当選。
やったー!、と、本日、上野まで足を運んできました。
(一日ブログ記者は10月4日まで募集しています)
シカン文化とは、日本で言うと室町時代のころ。インカ文化の直前、ナスカ文化の少しあとに栄えたアンデス文明のうちの一つです。
今回の展示は、日本人考古学者 島田泉氏が1978年から始めた調査の成果を紹介する展示で、内容充実、とても見ごたえのある展示でした。
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ジム・ジャームッシュの新作「THE LIMITS OF CONTROL」を観てきました。
日曜日のお昼の映画館。
ジャームッシュの新作なのにガラガラでしたねえ、変ですねえ。
とても良い映画なのに。
映画のテーマは「ボヘミアン」。
「ボヘミアン」であること。
「ボヘミアン」である生き方。
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