「ジャズCDの名盤」---悠 雅彦,福島 哲雄,稲岡 邦弥
「ジャズCDの名盤」
著:悠 雅彦,福島 哲雄,稲岡 邦弥 文春新書
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ジャズの名盤を紹介する本はたくさんあって、私も数冊待っていますが、それでもこの本を買わずにはいられなかったのは、なんとヘンリー・スレッギルが紹介されていたからなのです。ヘンリー・スレッギルの紹介に2頁を使ったジャズの名盤を紹介する本なんて初めてです。
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「ジャズCDの名盤」
著:悠 雅彦,福島 哲雄,稲岡 邦弥 文春新書
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ジャズの名盤を紹介する本はたくさんあって、私も数冊待っていますが、それでもこの本を買わずにはいられなかったのは、なんとヘンリー・スレッギルが紹介されていたからなのです。ヘンリー・スレッギルの紹介に2頁を使ったジャズの名盤を紹介する本なんて初めてです。
築38年のマンションリフォームです。
奥様の生まれ育ったマンションです。
奥様のご両親は今も住んでいます。妹さんご家族もお住まいです。
そのマンションの一区画を新たに購入。
全面改装してその仲間に加わろうという計画です。
奥様にとっては故郷に戻る感じでしょうか。
雨の日でも傘を差さずに訪問できますね。
同じマンションの3つの区画でそれぞれが生活するって良いかもしれませんね。
yagen_House
東京都練馬区
2009年3月竣工
東京でも少し郊外の緑豊かな敷地に建つ住宅です。
「yagen_House」の「yagen」とは「薬研」で、薬草をすりつぶす石臼のこと。
こちらのご主人はいろいろなコレクションをお持ちですが薬研のコレクションがひときわ目を引きました。そこで、「yagen_House」となったわけです。
先日竣工しました「S.H._House」の内部の様子を動画でご紹介いたします。
「S.H._House」は建築面積が9.5坪の小さな家です。実は、竣工写真を撮りながら悩みました。超広角のレンズでもこの建物を紹介する写真を撮るのが難しいのです。一枚一枚のアングルを決めて、そこそこの写真は撮れましたが、いくつかの空間を数珠繋ぎにしている関係性をうまく説明するのが難しい。
そこで、動画です。カメラを持って室内を移動しながらの撮影。
これで、「S.H._House」の内部のつながりがわかってもらえるかと思います。
写真はあらためてご紹介する予定です。
武蔵野美術大学4号館がリニューアルされていました。
ピロティに面したカフェが出来て、学生に人気のパン屋さんもあって、お昼時は長蛇の列なのだそうです。
昨日は「Tomy-rinmei_House」の1年点検にうかがいました。
半年点検で出ていた注意事項も問題なく点検の方はO.K.。
敷地の東と南にあったちょっと古ぼけたブロック塀に
住まい手さんがセルフビルドで壁塗り進行中。
おはじきを埋め込んで、なかなかいい感じです。
家は住まい手さんとともに成長してゆきます。
それを見せていただくのも定期点検の楽しみの一つです。
土曜日は東京フォーラムにて
一般ユーザー向けのセミナーに参加してきました。
「私の家の情報活用術」
長期優良住宅制度が始まり、先導的モデルでなくとも100万円の補助金がもらえるとか税制優遇があるとかということで、関心が高まっています。ただし、そのためには住まいの履歴を整理することが求められています。そこで、住まいの履歴とはどういうものなのか、履歴にどういう意味があるのか、という話から、現在、住まいの履歴として具体的に運営されているいくつかのシステムの紹介が今回のセミナーの内容でした。
あんなところに虹がかかっています。
どこにあるかわかりますか?
「建築知識 8月号」です。
特集は「建築現場[段取り]ガイド」。
「家づくりの会」の5人の仲間+αで執筆しました。
設計契約から基本設計・実施設計への流れから始まり
着工、上棟、完成、そしてアフターメンテナンスまで
家づくりの全体の流れを要点を押さえてまとめています。
私の担当は工事編の「軸組工事」から「内部工事のスタート」まで。
一応、プロ向けですが、一般の方にとっても参考になるようにまとめたつもりです。
書店でみかけましたら手に取ってご覧いただければと思います。
昨年まで縁のなかったザリガニ釣り。
先日、息子と出かけましたが、今度は入れ食い状態。
5分ほどで5匹も釣れました。
楽しい!
と思っていたら、息子がザリガニの沼に転落。
びしょびしょの泥だらけ。
すぐに家に帰ることに。
たった5分のザリガニ釣りでしたが、とっても楽しかったですよ。
7月19日放送のNHKの「マネー資本主義」を見ました。
リスクを回避したい人。
リスクを引き受けてその代わりに報酬を得たい人。
金融商品をリスクを発生する確率でふるいにかけて分散させる。
まずは、人はリスクを回避したいと思う。そこから始まっていると感じました。
住宅ローンが話題の中心でもありました。
企業が経営破綻する確率は豊富なデータから計算できるのだと言っていました。一方、個人の住宅ローンではデータが少なすぎて今までの実績からしかそのリスクを計算できない。アメリカでは住宅価格は上昇し続けて、ローン破綻の発生率は5%にとどまっている。その状態が長期的に続くという過去の実績からの判断で住宅ローンのリスクは計算されました。これがサブプライム問題の発火点となったのです。
「moving out」
Sonny Rollins 1954年8月録音
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1950年代のRollinsを時々無性に聞きたくなるのはどうしてでしょうか?
ジャズというスタイルの中でRollinsが吹く一音一音に熱い息遣いが聞こえてくるからでしょうね。録音された音には、記録されたテープの磁気信号には、刻まれたレコードの溝には、もちろん生きた人はいないわけで、そこにある音はすでに演奏された音であり、今を生きている音ではないわけです。それでも、私たちはレコードからあふれてくる音に体を熱くする。ここにいる我々は壮大な実験を自ら受け入れるパブロフの犬のようではありませんか。音は純粋な信号であり、純粋な記号であります。その無機質な面白さこそが、実は、すでに半世紀も前に録音された音の溝を慈しむかのように楽しむ楽しみ方なのでしょう。半世紀もの時を隔てて体を熱くする私たち。
たとえ、この時のRollinsが、麻薬の悪習に身体をからめ捕られていたとしても、ここで繰り広げられる演奏の説得力は我々の元に届けられるのです。これぞ、複製音楽の不思議であります。ジャズの息吹であります。
先日「yagen_House」に竣工図などをお届けにあがりました。
引っ越されて、早いもので3ヶ月。
荷物も落ち着いてご主人のコレクションが登場し始めていました。
次回の訪問予定は6ヶ月点検の時。
どんな感じになっているか、今から楽しみです。
日本人選手の活躍で盛り上がっているツールドフランス。
残すところ、本日の最終ステージ。
私も、今回、ツールドフランスを少しかじり始めました。面白い。自転車競技、それもロードレースの楽しさに少しはまりかけています。
先日も、別府選手が7位に入りましたね。レース後半で上位に入るなんてとんでもないことだと、このレースをみていると思います。
3週間にわたる長期戦。総合順位は走行時間で決まりますが、優勝者の走行時間で85時間以上。平均時速40キロ以上。強烈な登りでの反則とも言えるスパート。競技の駆け引き。みていて感激していました。
というわけで、ロードレース観戦の楽しさは、チームプレイの妙であり、人間というものが持つパワーの底知れなさを感じることが出来る、と、いろいろあります。
が、でも、やはりレースの背景である「風景」の素晴らしさを堪能しているのは間違いのないことですね。
ジロデイタリアもツールも、自転車が走り抜ける風景がとてつもなく美しい。日本にこんな風景はあるのか?ないとは言わないけれども、虫食い状態でありましょう。
こういうヨーロッパの風景の強さというのは、そこに住む人々の強さなんでしょうけれども、同じ人間ならばどうして日本では風景はぺらぺらの軽薄な様相となってしまうのでしょうか。
「S.H._House」のYouTube動画で紹介の第2弾です。
今回はアプローチと2階ベランダをご紹介いたします。
入り口は門扉兼用の格子戸になっていています。
「住宅政策のどこが問題か」
著:平山洋介 光文社新書396
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副題が「<持家社会>の次を展望する」です。
豊富なデータによる興味深い一冊です。
特に、興味深かったのは第2章で展開される、ジム・ケメニーの提唱する二つの住宅システムの類型による分析です。この類型は賃貸住宅をもとに考察されますが、それだけではなく、住宅の所有形態の全体像まで説明されます・
ジム・ケメニーは「デュアリズム」と「ユニタリズム」という二つの類型を、公営住宅を代表とする、社会システムとして提供される賃貸住宅(社会賃貸セクター)と、民間の賃貸住宅(民間賃貸セクター)の関係で提示しました。
「デュアリズム」は民間賃貸セクター中心に賃貸住宅の供給を考えてゆく政策で、社会賃貸セクターはそれを補うものとしてとらえられる。一方「ユニタリズム」は民間賃貸セクターと社会賃貸セクターの統合による賃貸住宅供給をはかります。