今年度最後の実験です!
昨日は、「家づくりの会」ですすめている
防火性能のある木製建具の研究開発のための実大実験に立ち会ってきました。
3月31日ですから今年度最後の実験です。
写真は試験体を実験装置に設置しているところ。
試験体の大きさは 幅が2.85m 高さが2.4m。
大きいです。
このくらい大きいと迫力がありますね。
実験は無事成功。
来年度も続けて認定取得を目指します。
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昨日は、「家づくりの会」ですすめている
防火性能のある木製建具の研究開発のための実大実験に立ち会ってきました。
3月31日ですから今年度最後の実験です。
写真は試験体を実験装置に設置しているところ。
試験体の大きさは 幅が2.85m 高さが2.4m。
大きいです。
このくらい大きいと迫力がありますね。
実験は無事成功。
来年度も続けて認定取得を目指します。
昨年はお休みさせていただいた
大多喜の森を訪ねる見学会を今年は再開いたします。
千葉県南部の森林資源や製材施設を見ていただきながら
今回は植林体験や大多喜名物のタケノコ掘り放題も楽しんでいただきます。
大勢のご参加をお待ちしております。
写真のパンフレットはクリックすると拡大します。
期日:4月26日(日曜日)
時間:午前10時半より午後4時頃まで
会場:千葉県大多喜町
集合場所:いすみ鉄道大多喜駅前広場に10時20分までに集合
JR千葉駅 8時17分発外房線各駅停車に乗っていただき
大原駅でいすみ鉄道に乗り換えますと 10時14分に大多喜駅に到着いたします。
参加費:大人2500円 子供(小学生以下)1500円---昼食代込み
お子さんで昼食不要の場合には無料です。
お昼ご飯は大多喜名物タケノコ料理を楽しんでいただく予定です。
お問い合わせ、お申し込みは
メールでお願いします。
締め切りは4月22日いっぱいまで。
参加者の氏名と連絡先。参加人数。お子さんの場合には昼食の要不要。
現地集合場所までの交通手段をお書き添えの上お申し込み願います。
知る人ぞ知る
とあるところの裏メニュー。
ハーフ・アンド・ハーフ。
ポークカレーとチキンカレーが楽しめる。
美味!
NPO法人家作りの会が新宿のアクタスで行う
一般ユーザー向けの家づくり講座。
三回連続で毎週土曜日、その第一回目がこの土曜日に行われました。
大変大勢の方においでいただきまして会に所属するものとしてうれしい限りです。
来週、11日の第二回目
そしてその次の18日の私もお話しさせていただく第三回目
まだまだ続きます。
すでに各回とも定員をオーバーしているようですが
お立ち見でよろしければ当日直接会場に来られましてもご参加いただけますので
ぜひ、大勢の方のご来場をお待ちしております。
下の息子。卒園式から入学式はすぐです。
今年は桜が満開。
とてもあたたかな一日。
ピカピカの一年生の勢揃いでした。
NPO法人家づくりの会では、プロ向けの家づくり学校を開校いたします。
5月より月一回の講義を10回行います。
会場は目白の自由学園。
校長先生は泉幸甫、副校長に川口通正、本間至に
家づくりの会のメンバーが各回の講義を受け持ちます。
第一回目は吉岡賞受賞の建築家 武井誠、鍋島千恵の両名をゲストに向かえ
「建築家になるためには?」というテーマのシンポジウムとなります。
<以下、学校の詳細です>
「住に纏(まつ)わる建築の夢」
著:松村秀一 出版:東洋書店
→amazon
一戸一戸の住まいがあつまりコミュニティがうまれる。
家をつくるということは、その建物の断熱や耐震の性能も大切ですが
最終的には、人が生き生きと暮らす場所になってほしいと思い我々は家づくりに関わっています。
そのために最も大切なことはなんだろうか?
松村秀一さんは、産業と住宅のありかたについて、様々な論考を続けてきた人ですが、この本では、今までの論考を下敷きに、
建築が夢見てきたことはどういうことだったのだろうか?
住み続ける、という考えが街を育ててきたのだが、それに対して作り手側の我々に出来ることは何なのか、と、新たな視点で問うています。
スクラップ・アンド・ビルドでは街は育たない。
コミュニティは育たない。
「Haru_House(R)」の第一期工事が完了。
新たに出来た駐車スペースに記念の落書き。
10年後、20年後に君はこの落書きを見て何を感じてくれるだろうか。
改修工事で古い柱を切りました。
木の香り。
切り口から現場にひろがりました。
ああ、これは25年前の香り。
木というのは不思議な素材ですね。
25年も香りを封印している。
忘れられた「時間」が封印されている。
だから、きっと木は愛おしい素材になるのでしょう。
日曜日は息子と二人で鉄道博物館に行ってきました。
家内と娘はガールスカウトの集会です。
昨年は家族四人で行ったのですが、そのときはのっけから「なんてつまらないところにきたんだろう」という女性陣の視線を尻目にはしゃぎ回る父と息子、でしたので、今回二人だけで出かけることになったのは幸せだったと思います。
木で出来ています。
さて、これは一体何でしょうか??
愛用していた「BOBLBE・E MEGALOPOLIS」。
私のトレードマークのようなバッグでしたが、シェルにひび割れが発生。背中の部分もへたれてきていてそろそろ寿命。結婚してまもない頃に買った憶えがありますから、10年以上は愛用していたはず。お勤めご苦労様。
というわけで、「BOBLBE・E」の新しいシリーズが出たというので購入。
EVAフォームによる軽量なセミハード・バックパックです。
「MEGALOPOLIS」よりもずいぶんと小ぶりですが、デジタル一眼もミニノートもお弁当も入ります。とっても便利。
昨日は、あたり前の家ネットワーク主催の「ハーフビルド講座」の第1回目でした。
私古川と、菅沼悟朗氏の二人で講師を勤めます。
実は先月に1回やっているのですが、それは本講座に先駆けて行われたプレ講座で、セルフビルドやハーフビルドについて興味関心がある人が集まっての意見交換会という趣向でしたので、今回が正式な第1回目となります。
本講座は一般ユーザー向けで三回連続の講座となります。
第1回目の昨日は「家づくりの方法」をテーマに行いました。
下にあるのがNECのモバイルギア。
Windows CE搭載のモノクロタイプ。MC-R300。
単3電池2本で30時間の駆動が可能。680g。
たしか、1998年に購入。当時9万円弱。
それでも、この端末ひとつでどこででも文章が書けるので重宝しました。
ROMはアップグレードしてWindows CE2.11にしました。
RAMもアップグレードして16MB(!)に。
まだまだ、文章入力ならば全然使えます。
そして、上にあるのが「VAIO Type P」。
全く同じ大きさにびっくりします。
重さも635gでほぼ同じ。
値段は、実はVAIOの方が安い。
新宿のACTUSで行われた三回連続の家づくり講座も昨日で最終日。
今回も大勢の方々にご来場いただきました。
そして、私もお話しさせていただきました。
人と人をつなぐ家。
森と街をつなぐ家。
私が家づくりでいつもテーマにしていることを
shijimi_Houseの例をあげてお話しさせていただきました。
PCにデータを入れていたつもりが入っていなくてスムーズに始められなかったり、持ち時間を間違えて急いで進めてしまったり、失敗だらけではありましたが、終了後の皆さんの感想を聞くとおおむね好評だった(!?)ので少しほっとしております。
講座の全体をまとめてくださった、徳井さんと根来さんのご尽力に感謝です。
「S.H._House」の現場で首切り!
とは言っても、人の首を切るわけでも誰かが首になったというわけでもありません。
フローリングの床、見せる柱と床のところでどういう具合になっているか?
特に丸い柱なんて使う場合には大工さんもひと苦労。
こういう場合に、柱の根元をフローリングの厚さ分だけ写真のように欠き込んでフローリングを差し込みます。
これが「首切り」。大工さんの言葉、現場の言葉です。
柱も生もの、フローリングの生もの。生きた無垢の木を使っています。
無垢の木はどれほど上質なものを選んでも延びたり縮んだりするのです。
そうした変化がおこってもきれいに見えるようにという大工さんの知恵。
フローリングと柱がきれいに見えるための「首切り」です。
「S.H._House」はいくつか「首切り」をしながら完成をめざしています。
私たちはなぜ美術館に向かうのでしょうか?
ひょんなことからチケットをいただいて
横浜美術館で開かれている金氏徹平展にでかけ
そんなことを考えていました。
美術とは視覚的な刺激によって人に何らかの生理的な反応を及ぼすもの、
という乱暴な定義からすると
写真の誕生と普及により、人の視覚的刺激が地理的限界を超えて拡張されていった20世紀を通じて、美術そのものが変質していったのは自然な流れだったといえるでしょう。
美術愛好家は丹精に編集された画集のコレクションにも興味心身です。
美術は画集のなかにあるという本末転倒も笑えない時代です。
画集が売れないとアーティストは困ってしまうからです。
「わたしの家」
著:大橋歩 講談社文庫
→amazon
建築家永田昌民に三軒の家の設計を依頼したイラストレーターの大橋歩さん。この本は自らの手になる、一軒目と二軒目の家のドキュメント。ドキュメントというと大上段に構えた感じがあるから、家づくり日記という紹介が良いかもしれません。とても面白い本です。
今日は「MUSE_House」の一年点検でした。
点検というよりも、お茶をいただいて帰ってきたという感じ。
この一年間の生活ぶりなどをうかがっているとあっという間に時間はたってしまいます。
特に、同じ年頃のお子さんがおられるお友達が数家族同時に遊びにくることが多くなったとか。
子供たちは子供たちで自由に遊び回っていて退屈になることがないのだそうです。
子供が退屈しない家。
これは、私にとって一番の褒め言葉ですね。
とても嬉しい気分で帰ってきました。
ロフトと螺旋階段の手すりはシンプルなものがご希望でしたが、子供が小さいうちは落下防止のためのネットを張っておきましょうと設計の段階から話し合っていました。そのネットもご主人の労作できれいに付いていました。
家とは住まい手とともにあるものだと、あたり前なことですが感じた次第です。
今日は15回目を迎えた「大多喜の森を訪ねる見学会」。
最終的な参加者は定員の「20名ほど」を大きくこえた40名弱となり大盛況。
昨日の寒空が嘘のような好天で
とても楽しい春の一日を皆さんと過ごすことができました。
大多喜駅前に集合した参加者と、まずは斉藤造林さんの山を散策。
林業家の斉藤さんから杉と桧の違いを実際の葉っぱを手にしての説明。
そして、少し歩いたところで山の手入れの話。
参加者の皆さんも森の中で聞く話に興味深げに耳を傾けていました。
今日は「Taketo_House」に訪問。
「家づくりの会」の「木の研究会」を中心に製作中の
「(仮称)木の家の本」の取材です。
2003年10月に竣工したのですから5年半。
木の色がしっかりと落ち着いてきていい感じ。
とても大切に使っていただいて設計者冥利につきるというものです。
記録をひもとくと設計契約は2002年3月29日。
そこから、私にとっては、林業家の斉藤さんとの出会いがあり
材木の直接購入の話、材木の品質、特に含水率の話など
問題点を整理しておおよそ一年後に着工しました。
そうした物語をライターのMさんにまとめてもらいます。
この本は私が書く本文もページ数が結構あって、試行錯誤しながら進めていますが
この秋にアーク出版さんより刊行予定です。
K200D
大多喜はいすみ鉄道からの眺め。
この線路の上を機関車が
まだまだ現役で走っているのです。