紫陽花
とある句会の次の兼題は「紫陽花」。
ちょっと考え始めているのですが、こんな感じです。
梅雨空に笑顔ひろがる紫陽花の輪
晴れ姿雲の切れめに光る紫陽花
雲途切れきりりとたった紫陽花の青
などなど。
これに手を加えてもっと良い句にしてゆくのも俳句の愉しみ。
まだ、時間はあるけれども、さて、どうなることやら。
(写真は2010年6月30日の撮影)
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とある句会の次の兼題は「紫陽花」。
ちょっと考え始めているのですが、こんな感じです。
梅雨空に笑顔ひろがる紫陽花の輪
晴れ姿雲の切れめに光る紫陽花
雲途切れきりりとたった紫陽花の青
などなど。
これに手を加えてもっと良い句にしてゆくのも俳句の愉しみ。
まだ、時間はあるけれども、さて、どうなることやら。
(写真は2010年6月30日の撮影)
我が家のアプローチは夜になると真っ暗になります。玄関ドアのところについている外灯を常夜灯にして点けていればいいのでしょうが、ちょっと節電モードの風潮に反しますね。私自身もそれではもったいないなあと思います。
しかし、家に帰り着いたときに玄関先が真っ暗なのもいやなものです。そんな時に、ソーラー充電式のガーデンライトをどこかで見かけたことを思い出しました。ソーラー発電機と充電池が備わったガーデンライトです。
amazonで「ガーデンライト」で検索すると、いろいろ出てきます。
昨日から「住宅医スクール東京」がはじまりました。私も受講生として通年8回の全24講義に参加しますが、昨日がその第一回目でした。
「住宅医」とは、住宅の改修工事に先立ち行う住宅診断の専門家のことです。建築家の三澤文子さんが中心となって、イギリスなどの「建築病理学」を参照しながら体系的な方法論として確立しようとしておられます。「住宅医スクール」では、そうした知識や手法を学ぶことができますし、広く「住宅医」を育成してゆくことを目指しておられます。
「建築病理学」「住宅医」については、このブログでも紹介させていただいた「木の家リフォームを勉強する本」に詳しく紹介されていますので、興味のある方はご覧になってください。
その「住宅医スクール」は名古屋が先行して2009年から開講していますが、東京でも今年から始まったというわけです。
建築家の佐々木善樹さんのお仕事を拝見させていただきました。
空間のボリューム感と使い方の提案。素材と造作の関係。設備機器の配慮。ディティール。様々な試みと工夫が盛り込まれた住宅でした。
帰ってきて撮らせていただいた写真を見ても魅力的なんですが、それ以上に写真では伝わりにくいだろう空間の質の高さがあって、それは実際に行ってみないとわからない魅力であり、それこそが建築の魅力なんだと思うのです。その魅力を伝えるためにオープンハウスは、わたしたち建築に関わるものにとって大切なものだなあと思って帰ってきました。
「ロング・グッドバイ」
著:レイモンド・チャンドラー 訳:村上春樹 発行:早川書房
→amazon
「純文学」と「娯楽小説」に何らかの違いがあるとすれば、いかに長い期間に渡って多くの人に愛され支持されてきたかが鍵となるでしょう。この違いは「古典」と「現代」の違いと言い換えても良いかもしれません。
レイモンド・チャンドラーが1953年に発表したこの小説は、1958年には清水俊二氏の訳で同じく早川書房から刊行され、日本においても長きに渡って愛されてきました。とすれば「ロング・グッドバイ」という小説は「古典」であり「純文学」であるといえます。
でもしかし、そんなふるい分けなんて笑い飛ばしてしまうほど、この小説は面白く、今なお多くの人の心を揺さぶるのです。
もともと、「純文学」という括りは小説全体の中で一段高い価値のあるものというブランディングによる決めつけでしかありません。
小説とはなにか?小説をなぜ私たちは読むのか?それはただ単純に面白いからです。笑い転げたり、共感したり、悲しくなったり、憤ったり、本を読みながら私たちは疑似体験をし、物事を深く考えるきっかけをもらっているのです。それが「面白い」ということであるし、「面白い」ということは定義されるものではなく経験されるものなのですから、実は小説の価値、面白さというものは、ブランディングという、いわば定義(決めつけ)とは一番遠いところにあるものなのです。
村上春樹が「ロング・グッドバイ」を「準古典小説」と言って理論武装するその意図は、たぶんこの小説の面白さを最大限にフォローしたいということにあるのだと思います。
「面白ければいいじゃない」
まさにそのとおり。でも、ただ面白だけで何十年も愛され続けることはない。そこに、この小説のほんとうに面白いところがある。
心理描写がなく客観的な記述だけで物語を語る。物語とはそもそも解説されるものではありません。登場人物の心理を説明することなど、ただの余計なこと。そのように、淡々と記述することに徹したためにこの小説は今までなかった小説の地平を築くことになった。村上春樹の分析はそのようなところにあるのだと思います。そして、その心理描写をせず物事の起こったさまを客観的に記述するというスタイルはジョン・アーヴィングへの系譜の源流となっているのだと思うのです。
「ハメット」
監督:ヴィム・ヴェンダース
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ダシール・ハメット(Samuel Dashiell Hammett、1894年5月27日生 - 1961年1月10日死去。
レイモンド・チャンドラー(Raymond Thornton Chandler, 1888年7月23日生 - 1959年3月26日死去)。
ハメット。ハードボイルド探偵小説の揺籃であったアメリカのパルプ・マガジン『ブラック・マスク』1922年デビュー。
チャンドラーは1933年にデビュー。
年齢はチャンドラーのほうが6歳ほど上だけれども、デビューは10年以上、ハメットのほうが先です。ということで、ハメットがハードボイルド探偵小説の生みの親でチャンドラーはそれをさらに深化させたという見方が出てきます。
この映画はそうした実在した小説家ハメットを主人公としたジョー・ゴアズ原作の小説を映画化したものです。エグゼクティブプロデューサーがF.コッポラ。コッポラはこの原作の映画化にあたり、「アメリカの友人」のヴェンダースに監督を依頼しました。1975年のこと。そして、この映画のアメリカ公開が1982年。なんと制作期間が7年。なんどもの中断と、ゼロからの作り直しとなったといいます。
「マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則」
著:P.ドラッカー 訳:上田 惇生 出版:ダイヤモンド社
→amazon
川島みなみさんがこの本を読んでいるというので読んでみました。私は本家の「もしドラ」は読んでいません。NHKで放送されたアニメを見て読んでみようと思ったのです。
実は、アニメ番組の各回の最後におまけとして、ドラッカーに影響された人のインタビューがありました。そのなかで誰が言っていたのか忘れてしまいましたが、ドラッカーの「経済人の終焉」という本の紹介をしていた方がおられて、その本が第二次世界大戦後、全体主義への批判として書かれているということを知り、私もドラッカーに興味を持ったのです。アンチ全体主義を根底に持った組織論。そう考えると俄然興味も湧いてきます。
さてさて、内容ですがとても実践的な本なので実務として様々なマネジメントの問題に直面している人であれば、水を得た魚のように読むことが出来るのかもしれませんが、組織と呼べるようなものに所属した経験のない私には、残念ながら理解が難しいところも数多く、読み終えるのが結構しんどかったというのが正直なところです。しかし、最後の最後に、マネジメントとは「人の強みを生産的なものにすること」という一言があり、人を大切にするマネジメント論の核心がここにあると思いました。川島みなみもこの言葉を噛み締めて高校野球部のマネージャーをやったことでしょう。
また、「マネジメントのパラダイムが変わった」という付章では、グローバル化などで組織として柔軟性が求められている現状が的確に分析されており、本書の原著が1974年に出版されてからの大きな変化にもしっかり向き合っていると感じました。そのために、「マネジメント」を35年以上前に書かれた昔の本と言って済ませられないものになっており、それはイノベーションの大切さをとくドラッカーの、まさにその姿勢が現れているのではないかと思いました。
この本の翻訳が最初に出たのが1975年。その本も版を36版まで重ねたといいます。そして、付章が加えられた今回の2001年の新訳も、私が買った本で43刷。
現代社会では様々な場面で組織で行動することが避けられない時代です。マネジメントすることの意味と意義を各人がそれぞれ模索している時代なのだと思います。
ネットフェンスが先にあったのでしょうか?木が先にあったのでしょうか?
採集地:東久留米
震災の影響で大きく遅れていた「goma_House」もまもなく大工工事完了。ということで、現場で何点かの確認と打ち合わせをしてきました。
ちょうど、外では田植えが終わっていて、キッチンの窓からのどかな風景が見えていました。
今日は「0676_House」の半年点検にお邪魔してきました。
私の設計するお宅は、床に無垢の木、建具や家具には木製の制作もの、そして、構造の梁や柱(無垢材)をあらわしたデザインになっています。無垢の木は湿気が多いときと乾燥した時で、伸びたり縮んだりします。ですから、完成引渡しから1年間は湿気と乾燥の影響がどのようにでるのか様子を見てもらうようにしています。設計者としても、半年後の様子と1年後の様子をしっかりと確認しておきたいと考え、必ず半年点検を行っています。
「0676_House」は大きな建具を各所に使っているので、建具の歪みが出ていないか心配だったのですが、全く問題なし。いい仕事してくれています。
また、この震災で壁や天井にヒビが入っているのではないかと思ったのですが、ほとんどヒビもなし。こちらもいい仕事をしてくれています。
というわけで、大きな問題もなく半年点検を終え帰ってきたのでした。
現在、OZONEで開催中の「建築家5人展」の連動セミナーで、昨日は30分ほどお話させていただきました。
ただ、残念ながら満員御礼とはならず空いている席もありましたが、セミナー終了後も残っていただき、パネルと模型の前で熱心に私の説明を聞いてくださった方も多く、その点では大変充実した時間になったかと思います。
パネルと模型の展示は来週の水曜日の6月22日までです。
<蛇足>
高速道路の休日特別割引が6月19日までになったみたいですね。それが理由とは思いませんが昨日のOZONEはスタッフも驚くほどすいていました。
箆大葉子[ヘラオオバコ] Plantago lanceolata
別名:英吉利大葉子[イギリスオオバコ]
オオバコ科オオバコ属
よく見るオオバコよりも二回りくらい大きくて花も立派です。
「変わる住宅建築と国産材流通」
著:赤堀楠雄 林業改良普及双書
→amazon
日本の住宅の多くは今でも木造です。昔から大工さんがつくってきました。大工さんは木材を仕入れ、目を光らせてそれを吟味して、一軒一軒の家に一本一本の材木を使ってきました。それは、木というものが生き物であり、決して均質な材質ではなく、一本一本個性的な材料だからです。一本一本の特徴を見極めて使わなくてはバランスのとれた長持ちする家は出来なかったからです。ですから、木を生かした家づくりの要は大工さんだったのです。
だったのです、と書いたのは、今では木材という材料を吟味できる大工さんが激減してしまったからです。
激減の背景には、家づくりを効率化してゆこうという社会の要請がありました。特に太平洋戦争のあと、戦災での住宅不足を解消するために効率的な家づくりが求められました。大工さんが目を光らせてしっかり作ってくれる方が良いに決まっているけれども、一戸でも多くの家を完成させるために、それまでの方法を変えてゆく必要があったのだと思います。
それから、日本の高度経済成長とともに労働力のホワイトカラー化がすすんだことが昔ながらの大工さんの激減をまねきました。技術の習得に何年もかかる大工という職業が時代遅れのものになっていったため、大工になろうという若者が激減してしまったのでした。
大工の文化が支えてきた木の家づくりですから、その大工がいなくなったらどうなるでしょう。大工が担っていた役割を近代的な技術で受け継いでゆくしかないと思います。しかし、戦後からしばらくは大工の文化は古くて捨ててしまってもいいものだと考えていた人が多かったのでした。それが最近になり、木の品質を問うことによって、木という生き物と真摯に向かい合った結果、大工が何百年も培ってきた木を使う文化の大切さが分かってきたのです。
住宅の生産を前近代に戻すことが1番なのかもしれませんが、そうした態度は住宅を必要としている人に対して、私たち住宅を作る側としては無責任だと思います。やはり、効率的に作れるほうがいろいろな意味でいい。では、木という生き物と付き合ってゆくにはどうしたらいいのか。そうした問の中で、私も含めて多くの人が木の家づくりに取り組んでいます。
前置きが長くなてしまいましたが、この本は木の家づくりが抱えている問題をバランスよく解説していると思います。木の家づくりに関わる人には必読の書ではないかと思うのでした。
真摯に問題と向き合う。そこからしか物事は始まらないのです。
kotori_House-01
2011年3月竣工
鎌倉市
鎌倉駅から20分ほど歩いた深い緑に覆われた自然豊かで閑静な敷地にある、親子三人のためのシンプルなお宅。
切妻屋根の外観を印象づけるのは信州カラマツの外壁。
kotori_House-02 居間・ロフト・食堂
2011年3月竣工
鎌倉市
2階に居間があるプランです。
床は杉のフローリング、壁は白漆喰、天井は杉板張りです。
居間を中心に北東に食堂、南西にインナーバルコニーを
ゆるくつながるように配置しています。
日曜日は家族で秩父の伊豆ヶ岳に登ってきました。
西武秩父線「正丸駅」の駐車場に車をとめて、伊豆ヶ岳まで直登。そして、正丸峠経由で正丸駅に戻るというルートです。
スタート地点の正丸駅の標高が約290mで伊豆ヶ岳が約850m。標高差が560mと駅からすぐに登り始められるコースとしては実に程よく汗をかかせてくれるコースです。
多くのハイカーは、伊豆ヶ岳から子ノ権現へ縦走するルートを取りますが、天気もあまりよくないのとそのルートだと西吾野駅がゴールなので車をとめた正丸駅まで電車で戻らなくてはならないので、コンパクトに今回のコースとしました。
午前9時45分。正丸駅を歩き始め午前11時半に山頂に到着しました。行動時間1時間45分。ガイドのコースタイムとぴったり同じ。我々の行動時間には休憩も含まれていますからとても良いテンポです。子供たちも頑張りました。
伊豆ヶ岳の山頂は奥武蔵の山の中ではピカイチの人気のある山ということは聞いていましたが大勢の人で賑わっています。
その山頂にひときわ目を引くレリーフがありました。それが、上の写真です。
「故伊豆ヶ岳おばーさん追悼の碑」と書かれているだけでどこにもその女性のお名前がありません。また「蕨岳連・仔ぐま山岳会之建」の文字もあります。
調べてみると、山頂に以前あった小屋のおばーさんのようです。それにしても、名前がないのは意図したことか、どうなんでしょうか。私は、名前がないことでかえって人の心に長く残る碑になっているように感じました。
なんと、まあ自分でもびっくりですが、昨日の写真の使い回しです。
でもこの写真、面白い写真です。よく見てください。登山道は尾根筋についています。その尾根筋の右と左で植生が全然違いますよね。
左は落葉広葉樹。右は杉です。落葉広葉樹の方は樹木の足元に笹が生い茂っていますが杉の方はガレガレの岩だらけです。
伊豆ヶ岳の山域は個人の所有地になっています。登山道にも所有者のご理解のうえ使っている旨の看板が出ていました。ですから、そこで何をするかは所有者の意思に任されているわけです。
杉の木は日本で良く見かけますが、実は自然に生えているものは殆ど無く、すべてが植林によって植えられたものと考えて間違いないでしょう。この伊豆ヶ岳の尾根筋の杉林も植林で植えられたものです。たぶん、尾根沿いに土地の境界線があって所有者が違うんでしょう。向かって右の方の山の所有者は、もともと左のような森だった所を全部切り倒して、そして、一生懸命植林したということです。
まだ、細いので植林されて20年ほどだと思いますが、この場所で標高700mを越えていますから、よくもここまでこれだけたくさんの苗木を運んできて植えたものだと感心します。
ユキノシタ科ユキノシタ属
ユキノシタ
伊豆ヶ岳の登山道の集落の石垣にユキノシタが花を咲かせていました。
採集地:奥秩父
キンポウゲ科オダマキ属
ヤマオダマキ
梅雨の山旅はじっとりとしていてなんとも気分が落ち込みがちですが、それでもこんな花が出迎えてくれるのでまた行きたくなりますね。
採集地:奥秩父
先日、「goma_House」の現場に置いてあった大谷石。
お聞きすれば、先の地震で崩れてしまった、あるいは崩れそうになった那須烏山市内の大谷石の塀を、市役所が危険と判定して回収したものだそうです。その中から使えそうなものをいただいてきて、それを敷地まで運んできたのだとか。
重そうですね。運ぶのは大変だったようですが、「goma_House」の外構の一部に上手に使えるといいですね。
NPO法人家づくりの会でやっている「家づくり学校」の3年生コース。昨日は第二回目で、半田雅俊さんから温熱環境について、いくつかのキーワードから考えてみるという講義でした。
会場は半田さんが設計されたダイケン住宅さんのモデルハウス。
講義のキーワードは
1,断熱材の選び方
2,気密住宅
3,住宅の蓄熱性
どれも重要な興味深い話題ばかり。受講生も身を乗り出して半田さんの話に耳を傾けています。
家づくり学校は、住宅の設計に関わる人のための学校で、今期で第三期を迎えます。1年生コースから3年生コースまであり、すべてのコースは既に始まっていますが、1年生コースは途中受講も可能。申し込み受付中です。関心のある方は家づくりの会事務局までお問い合わせください。
今日は秩父まで、現在進行中の書籍の取材に行ってきました。
本の内容は、木の家を作りたい方に知っておいてほしいことを漫画で楽しく伝えるというもの。腕利きの漫画家をメンバーに加え、私がスーパーバイザーのような立ち回りで、いろいろな人に話を聞き、それをもとに本にしようという企画です。
早ければ年内に、遅くとも来年早々には出版予定です。
今日の秩父では、山の手入れのお話を中心に、日本の山にある杉材をどうやってより多くの人に安心して使ってもらえるのかを聞くことが目的です。
秩父の金子製材さんの活動は木の研究会でよく知っていましたので、まずは金子さんに相談してみましたら、上林さんという日本の木こり100人にも選ばれたという木こりさんを紹介して下さりました。
上林さんの山にご案内いただき山の手入れの話を色々お聞きすることが出来ました。お話の内容については後日出版予定の本に譲ることにしましょう。
写真左が上林さんで右が金子さん。
上林さんは樹齢50年ほどの結構太い木の伐採を実演してくださいました。
7月29日に静岡で講演会をおこないます。
タイトルは「やっぱり木の家が欲しい!」。
森をいかす木の家づくりについて今まで私が実践してきたことと、これからの家づくりとしてのハーフビルドについても少しお話しする予定です。
この講演会の主催は「しずおか優良木材認証審査会」です。静岡県では県産材を使った家づくりに補助金を出す制度が新しく始まるそうで(「住んでよししずおか木の家推進事業」)、その補助金の申請資格に県が定める講習会を受講することが義務付けられていて、今回の講演会も「第2 回しずおか木の家推進事業者研修会」と題されていて、その講習に指定されています。
講演会は二部構成で、第一部を材木ライターの赤堀楠雄さんがつとめられ、私は第二部にお話させていただきます。
<7月29日>
会場:静岡音楽館 A01講堂
日程:13時35分〜15時5分「林業と国産材をめぐる動向と課題」赤堀楠雄氏
15時15分〜16時45分「やっぱり木の家が欲しい!」古川泰司
なお参加料は無料ですが、事前に申し込みが必要とのことです。