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2011年05月 アーカイブ

2011年05月01日

ハムレークン

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昨日は、中村橋の木曾三岳奥村設計所でお手製の生ハムを食べ比べるという贅沢なイベントがありました。
なぜ、生ハムかといいますと建築家の奥村昭雄さんは設計活動以外も多彩な才能を発揮しておられ、生ハム製造機、名付けて「ハムレークン」の開発者としても知る人ぞ知る存在です。奥村事務所では毎年、この「ハムレークン」を使って生ハムを作っておられます。そして、奥村事務所の一角を間借りしている徳田さんと中村さんも、奥村事務所といっしょにご自分の味付けで生ハムをつくったというわけです。
一方、設計者というのは趣味がこうじてプロ並み、という人も多く、設計者仲間の松原さんもご自分で生ハムを作っておられ、なかなか美味しい。それでは、あまたの生ハムを持ち寄って食べ比べをしてみようということになったのでした。
いやいや、なんとも贅沢な会です。
最初の写真は、「ハムレークン」のオリジナルキャラクターです。

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2011年05月04日

わらび

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GWは私の実家のある長岡で過ごすことが多いのですが、今年もやってきています。実家からちょっと歩いたところに毎年わらびのたくさん出るところがあって、今年もいっせいにわらびが出ていました。子供たちと競うように摘んで帰りました。わらびはアクを取っておひたしにして食します。季節の旬の味わいはイイですね。

2011年05月05日

チューリップまつり@越後丘陵公園

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自然の色彩でハレーションをおこしたのは初めてです。目がくらくらして、網膜がグラグラしました。

採集地:チューリップまつりでにぎわう越後丘陵公園

2011年05月06日

擬態?

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引越し先のご近所を散歩していて
なんだかネットフェンスのあたりに違和感を感じてよく見れば
つたの葉っぱに似せたビニール製品でした。
これならば、枯れたりしませんから、目隠し機能はいつでも万全ですね。
しかし、ここまでするかなと、正直、思いました。
目隠しならば、別に葉っぱに似せなくてもいいですよね。
葉っぱがホコリで汚れたらどうするんでしょうね。
いろいろ考えてしまいます。

採集地:東久留米市のとある住宅街

2011年05月07日

よりそう

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川沿いを散歩していたら工事現場がありました。大きな家だなと思ってよく見れば、なんと4棟現場。まわりがのどかな田園地帯だから、よけいに目立ちますね。

採集地:東久留米落合川

2011年05月09日

第三期家づくり学校が始まりました

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NPO法人家づくりの会が住宅設計に関わる人達向けに開講している「家づくり学校」も今年で第三期。あたらな一年生コースの受講生を迎え、昨日が講義の初日。
私も関係者として今期の受講生さんの様子を見てみたくて行ってみましたが、上京していた長岡の両親を東京駅で見送りしてからでしたので、途中からの参加となりました。
聞かせていただいた講義は後半だけでしたが、山本成一郎さんの進行のもと本間至さん、長浜信幸さん、宮野人至さんから、住宅設計を続けてゆくための貴重な体験談をお聞きすることができました。

なお、1年生コースについては継続的に受講者を募集してゆく予定です。
詳しくは家づくりの会へ「家づくり学校1年生コース受講希望」と明記の上お問い合わせください。

2011年05月10日

5月15日‐杉並臨時講座「住まいの診断と耐震リフォーム」のお知らせ

今週末の土曜日 5月15日になりますが、家づくりの会主催の講座があります。
テーマは「住まいの診断と耐震リフォーム」。
会場は荻窪駅前の「あんさんぶる荻窪」
時間は 午後2時から5時まで。
私もお話させていただきます。

NPO法人家づくりの会では、このほど住宅診断の窓口を設けてサポートさせていただくことになりました。家づくりの会のメンバーが耐震性能や劣化度を家づくりの専門家として客観的に診断をさせていただきます。
今回の杉並講座では、そのご案内と耐震診断・住宅診断についてお話させていただくとともに、耐震改修の事例をご紹介いたします。
上の写真をクリックしていただけると拡大しますので、詳細はそちらをご覧ください。
講座は参加費として資料代500円となっています。
原則として申し込み制ですが、直接会場に来ていただいてもO.K.です。
お問い合わせは「家づくりの会」までお願いします。

2011年05月11日

goma_House---5月7日 しきりなおし

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震災の影響で工事の進行が中断しがちだった「goma_House」でしたが、断熱材も入荷したということで現場へいってきました。まだまだ、衛生陶器関係など入荷未定のものも多いですが大工工事は進められそうになりました。工期が延びてしまいましたが、しきりなおしで再スタートです。

2011年05月12日

「国産材でマンションリフォーム」

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協力させていただいた「国産材でマンションリフォーム」という冊子が出来上がってきました。制作は「一般社団法人 工務店サポートセンター」でJBN(全建連)のいち組織ということです。
冊子はオールカラー64Pで15の事例が紹介されています。マンションリフォームの基礎知識も要領よくまとめられていて素敵な本になっています。一般に市販はされないようなのでとても残念ですね。

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2011年05月13日

48

47歳の時に何をしたかを書き留めておきましょう。

1、初めての単独著書を出すことができました。「住宅工事現場写真帖」です。

2、念願の木材の本を木の研究会の仲間の強力な協力でまとめることができました。「世界で一番やさしい 木材」です。

3、家づくりの会の仲間と住宅の設計監理の本を出すことができました。「設計監理を極める100のステップ」です。

出版関係はどれもエクスナレッジさんのお力によるものです。

4、リクルートの月刊ハウジングで6ページに渡る間取りの特集を手がけさせていただきました。

5、神戸で行われた「木の家」耐震改修大勉強会にて耐震改修事例の発表をさせていただきました。

6、「木の家リフォームを勉強する本」にてリフォーム事例を二つご紹介させていただき、早稲田のスコットホールで行われた出版記念セミナーで短い時間でしたが発表させていただきました。

7、武蔵野美術大学建築学科の建築概論でハーフビルドの話をさせていただきました。

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2011年05月15日

木の家スクール名古屋2011

昨日は「木の家スクール名古屋」の第一回目の講師としてお話ししてきました。
会場は名古屋工業大学です。
40名以上の参加者を前に少々緊張気味。
依頼されたお題は「ハーフビルド」。住まい手参加の家づくりの実践的なお話ということで、今までやってきたことを整理してお話させていただきました。
参加してくださったのは設計事務所の方と工務店の方、いわゆるプロの方々です。こうしたプロの方々にハーフビルドのメッセージが伝わったでしょうか。
懇親会の席では概ね良好な感想をいただきました。また、持っていった書籍はほぼ完売。ありがとうございます。

この日の講義は、シティ環境建築設計の高橋昌巳さんさんとのダブルヘッダー。高橋さんは直営式・CM方式を取り入れた家づくりを実践されている方で、この世界では知らない人はいないほどの方。そういうかたと一緒にできるというのは大変光栄なことです。

高橋さんのお話は実践に基づいているため一つひとつの言葉に力があり、聴く者の心をつかみます。建築家とはこうあらねばならないなあと思うことしかり。印象に残った言葉は「設計者は作り手とフェアな関係でなくてはいけない」というもの。フェアであること真摯であること、住宅設計者に限らず建築家にに大きく求められていると思います。私のハーフビルドも一般の方とプロとの協業を目指していますがお互いの真摯さがなければうまくゆきません。なにか大きく通じるものがあるなあと、高橋さんを心の師匠とよばせていただきたいと思いました。

<追伸>
Facebookでお友達だったタグチホームの田口さんとお会いすることが出来ました。田口さん、リアルタイムでFacebookに私の講義の様子をアップされていました。なんと冒頭部分の動画も撮影してくださっていてFacebookで見ることが出来ます。まさに、個人がメディアになる。素晴らしい時代が来たと思いました。

2011年05月16日

昨日は杉並臨時講座でした

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昨日は家づくりの会の仲間である山本ミヤ子さんが中心になってやっている杉並講座の臨時講座でした。私はゲスト講師として参加。今回のテーマは「住宅診断と耐震リフォーム」。
講座は、落合雄二さんが耐震診断の基礎知識のお話をして、つづいて山本ミヤ子さんが杉並区での耐震診断及び耐震リフォームへの補助金などの対応についての話と実際の耐震リフォームの実例を紹介。ここで休憩をとって、後半に、私と荒木毅さんが耐震リフォームの実例を紹介させていただきました。
参加者はおよそ10名ほどの家庭的な講座になりましたが、参加してくださった方々にはなにか参考になることがあれば幸いです。

2011年05月17日

ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」

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日曜日。杉並の家づくりの会の講座を終えて反省会を済ませ家に帰ったときにはこの番組の放映は既に終わっていました。もちろん、番組表で気になっていたので録画しておいたからいつでも見ることが出来ます。
私は、反省会で飲み過ぎてしまい家に帰ってもお酒が残っている感じでしたので、少し酔をさまそうと何気なく録画しておいたこの番組を見始めました。ほんの冒頭だけを見るつもりで再生ボタンを押したのです。
強烈な眠気が襲ってきながらも、番組が進むに連れて私の目はどんどん冴えてゆきました。
言葉を無くしたのは、放射線の量が計測器の針が振り切れるほどなのに、そこ風景はのどかな里山の風景だったことです。
生物というのは、身の危険を察知するために五感を研ぎ澄ませて生きています。人間とて同じこと。それが、無味無臭でさらには見えない放射能は、そこに危険があることを私たちはちっとも感じることが出来ません。番組の中でも、安全だと思って避難生活をしていた公民館周辺の放射線値が非常に高く、それを知らされていなかった人々は怒り、その場を後にする姿が紹介されていました。

わたしは、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を思い出しながらこの番組を見ていました。「沈黙の春」で描かれている風景。それは、科学汚染物質で生物の芽生えと息吹が途絶えた春の風景です。まさに、東北には春が訪れようとしている。田畦にはフキノトウが芽を出した。
放射能の恐ろしさ。私たちにはあまりにも知らないことが多すぎる。この恐ろしさを思い描くことができたら、安易に原子力発電を擁護する気にはなれないと思います。このような番組を放映したNHKにも敬意を評したいと思います。

ネットワークでつくる放射能汚染地図(aki's STOCKTAKING)

「地図学」のテーマ ―汚染地図 感染地図(Collegio)

2011年05月18日

MOTION---Lee Konitz

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MOTION---Lee Konitz
1961年録音
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高校時代に買ったLPレコードでMiles Davisの「クールの誕生」の冒頭を飾る「Move」。Milesのソロの後に流れるように現れるアルトサックス。Lee Konitzとの出会いでした。
高校生の私は、熱いジャズを好んで聞いていましたので、耳の奥にKonitzのアルトの響きを残しながらKonitzのことは棚の上に置いておいて歳をとっていたのでした。
30も近くなってBill Evansの良さが心の奥に滲み込むようになると、同じく棚の上に置いていたStan Getzにも心動かされるようになり、白人のJazz、そういう括りがあればということなんですが、私は目覚めてゆくことになります。
そのなかでWarne Marshの発見などもありつつ、高校生の耳にも届いたLee Konitzの音色は今の耳にも新たな驚きを与えてくれるようになるのです。

Jazzの面白さはアドリブの醍醐味にあります。しかし、アドリブというのは毎回違う演奏をするということ。毎回毎回眼の前で繰り広げられる予想もつかないスリリングな演奏がアドリブでありJazzであるわけです。そうすると、レコードに録音されたアドリブとは一体なんなのか、ということになります。Jazzのレコードというものは一体何なのかということになります。
一方、Jazzはレコードになることによって、世界に共有されるようになりました。ニューヨークの小さなクラブに行かないと聴くことのできなかった音がレコードプレーヤーから、時間差こそあれ聞こえてくるのですから。
この時間差はインターネットの発達と普及で解消してしまいました。坂本龍一のカナダでの、あるいは韓国での演奏がUstremで放送され世界で同時に体験できるのです。
世界がつながった。音楽が世界で共有されるようになった。それでも、音楽と私たち間に何か薄いベールのようなものが立ちはだかっているのは否めません。音楽というものがもともと人間の聴覚に直接訴える大変生々しいものであり、その生々しさに薄いオブラートがかけられている感じがになめない。それが「メディア」ということなんですが、逆に言えば「メディア」という縛りによって、私たちは生物である音楽を流通できる記号にし、世界の共通言語にしているのだと思います。そう考えると、Jazzのアドリブは生々しい音楽の力を呼び起こすためのメディアの縛りへの抗いがたい抵抗として聴こえてくるのかと思います。

Lee KonitzはJazzプレイヤーの中でもアドリブの旨さでは群を抜いていると思います。彼の演奏を聞くにつけて、メディアに封じ込められながらも自由を求めて飛翔しようとする力を感じます。メディアを飛び越えて音がやってくる。そんな演奏自体が特別なものなのではありますが、飄々として流麗な彼の演奏の魅力はそこにあるのだとを考えています。

2011年05月19日

運転免許更新

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昨日は新宿の都庁内にある運転免許更新センターに行ってきました。
優良ドライバーですので先の更新から5年経ったことになります。
この5年の間に色々変わっていたようで、免許に「中型(8t以下)」という条件が付くようになり単なる普通免許ではなくなっていました。さらには免許にICチップが埋め込まれ4桁の暗証番号2つで管理するようになっていました。

さてさて、それはいいのですが、このICチップ。どうも私が使っているパスモと相性が良くない。どういう事かといいますと、運転免許とパスモをいっしょのパス入れに入れているんですが、これを改札のところでかざすと赤いエラーの表示が出るようになったのです。たぶん、運転免許のICチップに反応してしまっているんでしょうね。聞けば、スイカを使っている人はそんなことが無いようで、はやく改善していただきたいなと思う次第であります。

2011年05月20日

「俳句入門」---寺山修司

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「俳句入門」
著:寺山修司 光文社文庫
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いい俳句を詠みたいと思うならば先人の残した良い俳句を読むのが一番、ということで、いろいろな本で紹介されている俳句を読むことになるのですが、そのなかでも、はっ!とする句が時々あって、その作者は誰だろうかと気にすると、ここのところ寺山修司の名前によく出会うようになっていました。
寺山修司というと「田園に死す」とか、私の場合にはまずは鮮烈な映像作家としてあるのですが、実は高校時代に俳句の世界でその名を知られるようになったということはつい最近知ったのでした。
しかし、俳句から短歌へと定型詩でその実力を世に知らしめた寺山は20歳で俳句を詠むことを一切やめてしまいます。
その後の寺山の活躍は多くの人の知るところ。その活躍があってこそこうした高校生時代の俳句に関する原稿を集めた本も出版されることになるのでしょう。ですから、この本は「俳句入門」とありますが作句の本ではなく、若き(青森の高校生)のいささか青臭い俳句に関する批評的言説集。寺山修司という人物を深く知るための一冊というところでしょうか。

「俳句入門」を期待して読んでいたので、ちょっと肩透かしではありましたが、誰もが詠める大衆文学としての俳句というようなことを言う人に対して、俳人とはなにか?と問う寺山の問いかけが私の関心を呼びました。私が考える、住まい手参加の家づくりに共通した大きな問いかけがそこにはあるからです。

寺山は詩を吟ずるということは祭り事であり、詩人・俳人は祭司であるから、彼らが詩や俳句を詠むのは一般の人が詠むのとは違った意味合いがあるのだ、というようなことを言っています。
そういえば、家づくりも同じです。家づくりは祭り事であり、それを司る大工の親方は棟梁として神様に近い存在として家づくりの中心にいたのです。
現代社会になって、様々なものが変わったとはいえ、家づくりが祭り事であることは変わっていません。もちろん、住まい手参加の家づくり、ハーフビルドの家づくりも祭り事としてあるべきだと思うのです。その時に、昔の大工の棟梁が司っていた祭司としての役割を誰かが果たす必要がある。ひょっとして、ハーフビルドでの祭司は建築家か?いやいや、住まい手が自ら祭司となるのか。これは、ハーフビルドの家づくりを考えるときに忘れてはいけないことだなと思ったのでした。

2011年05月21日

大谷邸と芍薬

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この季節になるとご近所ブログ大谷芍薬園から届いた芍薬の花で華やかになります。
この芍薬園、私の知人の実家で、そこにお嫁に入った若奥さんも私の知人で、そのご実家を知人の建築家がリフォームされたというのでその見学会に本日行ってきました。
もちろん、リフォームされたお宅も古きものと新しきものが良い感じでバランスしていてとても居心地が良く、ついつい長居してしまったのですが、せっかくだからということで芍薬園まで足を運んでお花を楽しんできたというわけです。
切花になった芍薬は見たことがありますが一面に花を咲かせている姿も又格別。

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2011年05月23日

第三期家づくり学校3年生コースがはじまりました

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昨日はNPO法人家づくりの会が主宰している家づくり学校の第三期の3年生コースの初回講義でした。
3年生コースは12月までの8回のコースで2回ずつ4人の講師による講義と演習となります。演習とは言っても設計課題をするのではなく、温熱環境を考えてみるとか、工法を考えてみるとか、茶室を考えてみるとか、ディティールを考えてみる、というように焦点を絞り、手を動かし頭を働かせてみようということです。そのプロセスを家づくりの会の講師陣のアドヴァイスやサジェスチョンでより豊かなものに出来ればと考えています。

さて、第一回目はゲスト講師をおまねきして、断熱と結露のお話を伺いました。ゲスト講師はEOM株式会社代表取締役の荏原幸久さん。荏原さんは私も以前から知っている方で、難しい話をされる方だと思っていたのですが、今回の講義は笑いが絶えない楽しい講義。このような噺家さながらの語り部の一面もあったのかと、うれしい発見でした。受講生も話術に引き込まれながら断熱と結露の基本的な原理について良く理解できたのではないでしょうか。

家づくり学校は1年生コース(座学)から2年生(素材探訪)3年生と順次進級してゆくシステムです。1年生コースについてはすでに一回目の講義は終了していますが2回目からの受講も可能ですので、家づくりの会の事務局にお問い合わせください。

2011年05月24日

yu_House(R)

yu_House(R)
東京都文京区
マンションリフォーム
2011年4月竣工
施工:村上工務店

中古のマンションを購入され入居までに時間が限られていたために、基本設計とデザイン監修だけやらせていただきました。
床材は国産の杉材も考えましたが、高齢者の一人暮らしのため傷が付きにくいものをあえて選びました。
冬には炬燵の生活となるということで、3帖ほどの小上がりを設けて下を収納にしています。

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2011年05月27日

めじろばらだより@2011

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自由学園明日館のバラの花が今年も咲き始めています。

2011年05月28日

Close to the Edge---yes

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Close to the Edge---yes
1971年
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高校の時の同級生で最近Facebookでやり取りしている友人が「Bill Bruford」について「いいね!」ボタンを押していたのを見て急に「yes」が聴きたくなりました。
「Bill Bruford」はドラマーで「yes」という一世を風靡したプログレッシブロックのバンドに短期間ですが在籍しこの「Close to the Edge」と「Fragile」という後世に残る名盤を残しました。
プログレッシブロックというのは1970年代に開花したアートロックの流れをくむロックの一ジャンルで、幻想的な歌詞と高度な演奏技術が可能にした色彩豊かなサウンドが魅力です。

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2011年05月29日

ETV特集「細野晴臣 音楽の軌跡 ~ミュージシャンが向き合った「3.11」~」

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日本語でロックを歌うということから細野晴臣さんの音楽人生は始まります。

歌詞はわかるがサウンドはわからないと日本では言われ、アメリカでは歌詞はわからないがサウンドはわかると言われる。デビューしてしばらくした時に、自分にはいる場所がないと思ったと言います。

「はっぴいえんど」を解散しエキゾチックなサウンドを創り上げたソロの時代、荒井由実とともに「ニューミュージック」という都会的なポップサウンドを創りあげた時代。そして、世界へ羽ばたいた「YMO」。

1970年代から80年代へ。時代は変わり、日本にもロックのサウンドは根付いたが、ブルースは日本語では歌えないなあという感覚を持ったといいます。

その後も、バブルの時代、すべてのものが商品として扱われる時代に、音楽の商品にならない一面を深く掘り下げ「アンビエント」の世界を築いてゆきます。

日本という国で音楽をやってゆくことの問いかけが細野晴臣さんの活動の根底に流れています。

その細野晴臣にとっても3月11日は、もう引き返すことの出来ない大きな転機であると言います。その転機について細野自身がじっくりと向き合い確かめている。この番組は細野晴臣のそうした姿を捉えたドキュメンタリーになっていました。

見ていて、なんだか、少し、心が落ち着いた、番組でした。

ETV特集「細野晴臣 音楽の軌跡 ~ミュージシャンが向き合った「3.11」~」

2011年05月31日

アトリエフルカワ通信 Vol.408 より

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 アトリエフルカワ通信  Vol.408 (2011.5.30)
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細野晴臣さんというミュージシャンがいます。
私たちの世代ですとYMOのメンバーということで知名度が高いのですが
我が事務所にこの春から来てくれているスタッフのMさんも知っていて
聞けば、今の20代の若者にとっても細野さんは知名度が高いそうです。
ちょっと、意外な感じもしたのですが
スタッフMさんの年は20代前半。とすると48歳の私の娘であってもおかしくない年齢。
ということは、そのお父さんたちがYMOが好きだったとしたらそれもありえる。

というわけで、細野晴臣さんは世代を超えて支持され続けているミュージシャンなのであります。

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