SGT.-mono
mono box。
いまさらながら一番驚いたのはこれでした。
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mono box。
いまさらながら一番驚いたのはこれでした。
明日館の桜は良い感じです。
午前中の嵐のような雨もやんだみたいで
今日の夜桜はしっとりとしていて,きっときれいでしょう。
昨夜は,自由学園の夜桜を楽しんできました。
午前中の嵐のような雨で少し散っていましたが
まだまだ咲き始めは元気一杯でした。
今週末が見頃ですね。
事務所に届いた、物々しいアタッシュケース。
すでに散り始めておりますが、桜の花が咲き乱れていた頃
私はブルックナーを聴き続けていました。
それがどういうことなのか,さっぱり分かりませんが
少なくともタワーレコードで見つけた
この11枚組みで、なんと1780円(!)の交響曲全集との出会いも
何かの必然で結ばれているのかもしれません。
「日本辺境論」
著:内田樹 新潮新書
→amazon
ベストセラー。新書大賞2010第一位。
しかし、内容はそれほど御手軽なものではなく、かえってどちらかと言えばとても難解な本だと思います。この本が、これほど多くの人に読まれているということが驚きでもあります。
ただ、「終わりに」で著者自身がいうように、この本は「日本辺境論」というよりも「日本属国論」としてあって、日本は古い昔から「属国」としての処世術で成り立ってきた、という、かなり衝撃的な論旨が一貫して流れているため、言葉にならないもやもやを抱えた日本人に、ひとつの明快な言葉を与えてくれる本として、大きな注目を集めていると思います。
※雑誌に掲載されたお知らせで締め切りが明記されていない不手際がありましたので、再掲いたします。
先年よりNPO法人「家づくりの会」で始めました「家づくり学校」は、この5月より第二期が始まります。
第1期が終わり、受講生の感想は大変好評でした。
設計で生きていく上での示唆を与えることができたのは、実際に仕事を続けてきた経験豊かな講師による「家づくり学校」ならではと思っています。
今期は、昨年の座学中心の1学年コースに加えて、見学会中心の2学年コースが開設されます。
我が家にも、いつの間にか、こんなに揃っていました。
一個600円台のものから、高くても1500円くらいという価格設定が、「ついつい」を許してしまうのかもしれません、が、いまだに品薄状態が続いていますね。
ちなみに、写真に写っているもののうち二つは私が買ったものです。
子どもたちに大人気だから仕方がない、というよりも、慢性的な品薄状態は明らかにメーカーの手のひらの内でしょう。品薄商法。枯渇感を演出しているとしか思えない。
4月1日に発売となった新製品は初回出荷分は売り切れで入荷未定のようですし、入手困難なものはamazonのマーケットプレイスでは定価よりも高く公然と売り買いされています。
品薄商法もそうですが、子供のほしがるもので小銭稼ぎをしている大人がいるということなんですね。
そして、子供もそれを見習うようになる。どうなんでしょうか。私は、ちょっと、考えてしまいました。
本日大安。
0676_Houseの地鎮祭と工事契約でした。
GWまでに準備工事があって、本格的な着工はGW明けになります。
大多喜の斉藤造林さんの杉材をふんだんに使った家です。
4月25日の大多喜の森の見学会では
0676_Houseに使う梁材のヤング係数の測定を実演する予定です。
見られている事、意識していますね。
建築における意匠とはなにか?
というような、難しい言葉ではなくて「すとらいぷ」
見てほしい、ここにいることを知ってほしい。
ごくごく自然な気持ちの現れ。
採集地:阿字ヶ浦
昨日は「伝統木構造の会」が主催の
下山眞司先生の連続講義の初回でした。
タイトルは「伝統を語る前に・・・知っておきたい日本の木造工法の展開」。
毎月開講の全6回です。
私は武蔵野美術大学を卒業したあとに筑波大学の大学院修士課程に進学しました。今から20年以上も前の話です。
大学院に行くということは、研究課題をもってその研究を進めるために指導教官につき研究室に所蔵することと、一般的には思われています。しかし、今だから言えるのですが、私にそのような研究課題はなく、実は動機が曖昧なまま進学してしまったのでした。そのために、書いたことのない「論文」というものに、大きく頭を悩ませることになるわけです。
検討を続けていた「goma_House」の基本設計が完了。
引き続き、実施設計に入ります。
素材や雰囲気、そうしたことを詰めて
図面としての完成度をあげてゆきます。
今日の午前中はセルフビルドで自邸建設中のハンスさんの現場に行ってきました。
内外とも泥壁の家で、今日はちょうど、ハンスさん、泥壁を仕上げていました。
昨日は歌舞伎座で助六を観てきました。
千秋楽は28日ですからもう少し先になりますが
いよいよ建て替えということで、この劇場では最後の公演です。
現在の歌舞伎座は、設計:岡田信一郎、施工:大林組で1924年12月竣工、1925年1月開場した鉄骨鉄筋コンクリート造の建物です。あれ?吉田五十八の設計ではないの?といわれる方がいるかと思いますが、この岡田信一郎設計の建物が1945年に戦災を受け、ぼろぼろになっていたものを、戦後になってその躯体を利用して吉田五十八が改修工事、今の言葉でいう「リノベーション」をして、1950年12月竣工、1951年1月開場したのが今の建物なのです。
ですから、当初より無理がある建物だったわけで、例えば吉田五十八設計になる世田谷区が維持保管している猪股邸にみられる空間の絶妙なバランスと間合いというようなものは、ほとんど見ることができません。もともとある躯体を利用してですから、それは致し方のないことなのだなと納得できます。
実際に、座席を詰め込みすぎていて、長時間にわたる歌舞伎公演を観るにはかなりきついし、3階席からは花道はほとんど見ることができません。イアホンガイドが無いとセリフが聞こえない席があったりします。ですから、まあ、劇場としてはお世辞にもほめられたものではない、というのが正直なところです。
それでも、60年にわたる公演の歴史には、今でも語り継がれる名舞台も数多く、それだけ、人々の記憶に残る場所としてあるのだと思います。
昨日の4月25日(日曜日)
第17回目の森をいかす勉強会で大多喜の森を訪ねました。
今回は参加者が50名を越える大盛況。
青く澄み渡った初夏の空の下
参加していただいた方と
山と木の家について一緒に考える機会をもつことができました。
「VectorworksではじめるCAD 2010/2009/2008対応」
著: 五十嵐 進 出版:ソーテック社
→amazon
Machintoshを使うものにCADの選択肢は少ない、といいますか、およそ「MiniCAD」の時代から名前は変われども「Vectorworks」しかない、と言っても過言ではないのです。
ですから、Machintoshを愛する設計者は、Vectoeworksをも愛するようになります。AutoCADや、未だアトリエ系の設計事務所でのシェアが高いJW-CADなんて、世界標準だよ、とか、使い易いよ、とか言われても、まるで興味の対象にはならないのです。
ただ、建築のデザインをする者にとって、図面とは建築工事に関わる記号を明記したものというよりも、感覚的にそれは、イラストであり、ひょっとしたら絵画だったりするものですから、Vectorworksの紙に出力した時をイメージしながら作業を進めてゆくという考えは、実に肌にあったものと言えます。だから、というとなんですが、Windows版のシェアも伸びているのだと思います。
ginkgo_House(R)
東京都大田区
2009年12月完成
築40年ほどのマンションをフルリフォーム。
大多喜の森を訪ねる見学会に通ってくださったご夫婦から
木を生かしたマンションリフォームのご依頼を頂きました。
2009年の11月28日の大多喜の森の見学会にて
山中に生えている木を選んでいただき
インテリアに枝付き丸太として使っています。
枝は可愛がられている二羽のオカメインコちゃんの憩いの場となります。