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2010年09月 アーカイブ

2010年09月01日

こどものにわ

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実は、土曜日に東京現代美術館で行われている
「アリエッティX種田陽平展」を家族で見に行きました。
種田陽平展(アリエッティ展ではなく)については少々考えることもあり
ブログに書くのはもう少し先がいいかなと思ったのですが
並設展の「こどものにわ」が思いの外よかったので書き留めておこうと思いました。

写真の作品はウレタンマットのカバーに小さな鏡がたくさん縫いつけてあって
それが床一面に敷かれていて、斜め上から強力なライトでマットが照らされ
鏡に反射する光が天井に写っています。
その上を子供たちが歩きまわると、光がゆらゆら揺れる、という作品です。
シンプルなアイデアですがとてもきれいでした。

2010年09月02日

上野の噴水に・・・

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日曜日の講義のあと
夕暮れに染まった上野公園を通りすぎる帰り道。
噴水に映る空の色がとても深いのでカメラのシャッターを押してみました。
家に帰って撮った画像をみるとなにやらゴミのようなものが空のあたりに付いています。
まいったなあ、レンズにゴミが付いていたのかな、と別の写真を見てみれば
そんなゴミのあとはありません。
あれ?と思った次の瞬間、このゴミの正体がわかりました。
上野の公園を飛び回っていた蝙蝠ですね。
夏の終わりの夕暮れに飛び交う蝙蝠。
調べてみると「蝙蝠」は夏の季語。
季節感漂う一枚でした。

2010年09月03日

momi_House---実施設計完了

見積り用の図面をご説明。
実施設計完了です。

0676_House---フローリング

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昨日は「0676_House」の現場へ。
器具の色、タイルの色など建主さんと打ち合わせ。
現場では若き棟梁が一生懸命フローリングを張っていました。

このフローリング材は大多喜の斎藤造林さんから買ってきたもの。
上小節程度でお願いしていたから、節だらけの桧板を想像していたら
現場にやってきたのはほぼ無節の綺麗な材でした。

こうなると打ち合わせも一気にグレードアップして
色味の少々悪いのをどうしようかとか
節のある材料を納戸とかトイレの奥に使おうかなんて話になってきます。
おいおい、贅沢といえば贅沢。

現場は愉快に進行中。
斉藤造林さん、本当にありがとうございました。

2010年09月04日

kotori_House---配筋検査

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お盆休み明けから工事が正式にスタートした「kotori_House」。
工事は順調にすすんで昨日は配筋検査でした。
配筋検査とはコンクリートを打つ前の基礎鉄筋工事の検査です。
検査は問題なく合格。暑い中工事をしていただいてご苦労様です。
週明けにはコンクリート打ち。
今月中に上棟となります。

写真は現場とお花シリーズの二回目でハルジョオン。
現場の片隅に咲いておりました。

2010年09月06日

雨は天の恵み---アトリエフルカワ通信より

9月に入っても関東地方では暑い日が続いております。
今朝の週間天気予報を見ましても今週も一週間真夏日。
台風の影響で雨が降ってくれれば暑さもしのげそうですがどうなることやら。

そういえば昨年の夏はゲリラ豪雨で毎日のように夕立がふっていたような記憶が。
逆に、今年は雨がふっていませんね。

この夏に行った式根島には川がありませんでした。
小さい島なので雨が降ってもすぐに地面に浸透するか地表流として海に流れてしまうからでしょう。
多くの離島がそうであるように式根島でも水の確保が大変だったわけです。
式根島の公式HPより引用しましょう。

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2010年09月07日

葛の花

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「葛の花」
なんだかB級任侠映画のタイトルみたいですが
夏になると日本中を覆い尽くそうかという勢いの葛。
夏の終わりになると花を咲かせるわけですが、その花もなかなか良いものじゃないかなと、そう思ったわけです。

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2010年09月08日

燃費とタイヤ

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ブログとは便利です。
この前、タイヤを交換したときに確か記事を書いた覚えがあって、検索すると出てきました。

ミニバン専用

2006年8月22日。おお、4年前だったのか。
こういうのは記憶があやふやになりがち。
その時のタイヤ交換にかけた費用もすっかり忘れていました。

というわけで、4年ですからタイヤ交換をしなくてはと出かけてきました。

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2010年09月09日

「ドゥーパ!」2010年10月号にエッセイを書きました

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学研の雑誌に「ドゥーパ!」というセルフビルドサポートの雑誌があります。
今月号(2010年10月号)は、自分で作ったご自慢のガレージ・カーポートが紹介されています。見ていると、どれも力作でいろいろな工夫がされています。レベルが高いですね。

その「ドゥーパ!」にエッセイをが書かせていただきました。

DIYとはなんぞや?という問に単刀直入、ストレートに応えるというのがお題。
タイトルも「DIYとは◯◯◯である」で決まっています。

そこで、私のタイトルは

「DIYとは、自然の恵みを味わい尽くすことである。」

千葉県の森をいかす会のイベントの話や
セルフビルダーハンスさんのことにもふれさせていただいております。

DIYこそ、自然の恵みを味わう喜びに満ちている、という
セルフビルドサポートしている私からのメッセージです。

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2010年09月11日

suijin_House---実施設計完了

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本日、「suijin_House」の実施設計図を工務店さんに送付、見積りをお願いしました。
工務店さんの図面確認のあと、質疑回答を行い、見積書を提出してもらいます。
その間、3〜4週間。
私の方は質疑が出てくるまでひと段落です。

2010年09月13日

昨日は「ginkgo_House」の取材でした

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昨日は「ginkgo_House」の取材の立会いに。
農文協さんからこの秋に出版予定の
国産材を使ったリフォームの本で紹介していただけるということ。
どんな本になるか今からとても楽しみです。

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2010年09月14日

岩城里江子、ひゃらり+はたけやま裕、ルータバキントリオ

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昨日は、柏のWuuへ。
岩城里江子さんのソロアクトがあるということで、CD発売記念アクトにことごとく行けなかったということもあり、お知らせを受けてすっ飛んでゆきました。
もちろん、メインアクトをつとめられるルー・タバキンさんのトリオも楽しみにです。
会場で、今まで我慢して買い控えていたCDを購入。その場でサインをお願いしました。それが上の写真。
今も聴きながらこのブログを書いていますが、古い映画のワンシーンを見るようなイメージフルな演奏に癒されております。

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2010年09月15日

From Left to Right----Bill Evans

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From Left to Right
Bill Evans 1969年-1970年録音
amazon

1969年10月14日、10月21日、11月13日
1970年3月26日、3月28日、4月23日、4月29日、5月1日
これは、このレコードが録音された日です。
1年半にわたり8回も録音されているわけですが、ずいぶんと時間をかけて作られたレコードだということが分かります。

BeatlesのSgt. Pepper'sの発売日が
イギリスにおいては1967年6月1日に、アメリカにおいては1967年6月2日。
その録音はというと、1967年2月1日に始まり、3回のさらなるセッションのあと、3月6日に終わっていましたから、その回数はせいぜい5回です。

多重録音の可能性については、1966年5月16日に発売されたブライアン・ウイルソンのPetSoundsが先行していますが、ジャズの世界ではBillEvansが1963年に発表した「自己との対話」が最初に評価された作品と言われています。とはいえ、「自己との対話」は多重録音された作品というだけであり、その可能性まで切り開いたというのには少々の無理があります。

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2010年09月16日

「ねじまき鳥クロニクル」再読

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「ねじまき鳥クロニクル」は村上春樹の作品の中で、私から一番遠くにいる作品だったと思います。他の作品は、出版されるとほぼ同時にハードカバーで読みましたが、「ねじまき鳥クロニクル」に関しては、出ていたことも話題になっていたことも知っていたのですが、どうしても手が出ずに、第三部も出て、文庫になって、やっと手にとったのでした。

ちなみに、「ねじまき鳥クロニクル」の初出は

第1部 泥棒かささぎ編(1992年『新潮』10月号~1993年8月号に連載)
第2部 予言する鳥編(1994年4月 新潮社より書き下ろし)
第3部 鳥刺し男編(1995年8月 新潮社より書き下ろし)

文庫化されたのが1997年10月

となっています。

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2010年09月17日

0676_House---工事も佳境

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今日は「0676_House」の現場へ。
家具工事を残して大工工事が完了していました。
外壁も仕上がっていて雨どいの設置工事中。
来週には足場も取れて、その全貌が現れます。
完成まで、残すところあとひと月です。

2010年09月18日

ノルウェイの森

いよいよです

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2010年09月20日

水しぶき

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水しぶき 飛び込む子供 青い声

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2010年09月21日

夏の終わり

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採集地:越後丘陵公園

2010年09月22日

「新建ハウジング」 Vol.526でハーフビルド紹介

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住宅業界の新聞「新建ハウジング」の最新号(Vol.526)で
ハーフビルドの活動を大きく紹介していただきました。

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2010年09月23日

kotori_House---上棟

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本日、大安吉日。
kotori_Houseの上棟式が行われました。
東京は激しい雷を伴う大粒の雨が降っていましたが
kotori_Houseの鎌倉は午前中は曇り空で、お昼過ぎから少々降り始める感じ。
それでも、段取りが良くて2時前には棟が上がっていましたので
大工さんたちもあまり濡れずに作業を終えることが出来ました。
段取りは大切ですね。
これから、2月の完成を目指して定期的な鎌倉通いが始まります。

施工:安池建設工業

2010年09月24日

0676_House---足場が取れました

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昨日の午前中は「0676_House」の現場へ。
大工工事の残りの部分についての最終確認です。
ちょうど足場が取れていて、建物の全貌があらわに。
ベランダの手摺や大きなデッキはまだですが
足場の取れた姿を見るときはいつでもワクワクします。

2010年09月25日

ようやく iPad

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ようやくiPadユーザーになりました。
iPhoneがあるので3GではなくWi-Fiですが
iPhone、iPad、POMERAと
三種三用、その場に応じて使い分けてゆけそうだと思っています。

これで10月5日の「iPad Night」がより楽しみになりました。

2010年09月26日

iPhone moon

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中秋の名月の数日前ですが
iPhoneで月を撮ってみました。
OSのアップデートで
デジタルズーム機能が付いたのを初めて知りました。

2010年09月27日

これも親子丼

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たいそうおいしゅうございました。
ごちそうさまであります。

採集地:那須塩原市のとある鰻屋さん

2010年09月28日

goma_House---草の上を駆けまわり・・・

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昨日は黒磯へ。
goma_Houseの工事をお願いする予定の工務店さんのところに行ってきました。
見積の比較検討と、やっておられる工事を総合的に判断して工務店さんを決定しますが、昨日は工務店さんもほぼ決めることが出来ました。
工務店さんのお名前は工事契約の時に公開いたしますが
昨日は、その工務店さんと現地確認。数ヶ月前は雪の上を走りまわって建物の位置を確認していましたが、昨日は草の上。緑が賑やかになると風景も少し変わって感じますね。
さっそく工務店さんに地盤調査を依頼。水田だったところですから地盤改良が必要と思われますので、地盤改良工事の見積もお願いしました。

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2010年09月29日

南沢湧水池@東久留米

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私の住んでいる東久留米には
東京で唯一の平成の名水100選に選ばれた南沢湧水池があります。
先日、子供たちと散歩がてら行ってみました。
近くに住んでいても行ってみるのは初めてです。
竹林の中にあった湧水池は神秘的な感じがしました。

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2010年09月30日

Sep.29.2010--Keith Jarrett/Gary Peacock/Jack DeJohnette.

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3年ぶりのトリオの来日。
来日情報を知ったのが遅くて公演の2週間前。
それでも29日のチケットが取れました。

どうでしょう。3年前よりも、さらにぐっと心を掴む音楽がそこにあった、というのは私だけでしょうか。
それは、東京文化会館の乾いたかさかさした音と、Bunkamuraオーチャードホールの、ちょっとしっとりとした響きの違いでしょうか。
あるいは、3年前はベースのGary Peacockの体調がすぐれなかったという話もあり、その影響もあったのでしょうか。私の耳には、昨夜の演奏が3年前の演奏よりも優れていた、と思うのです。
私にとって、優れた演奏というのは、Jazzに限らずClassicもそうなんですが、聞いていると身体の芯から熱を帯びてくるものなのです。昨夜の彼らの演奏も、まさにそうでした。
もちろん、気になるところもいくつかありました。10年前ならば完璧だったかもしれない。しかし、世の中に「たられば」はありえない。今しかない。その今しかない演奏を、昨夜はずいぶんと楽しませていただいてきたというわけです。
それでも、第二部の後半になるとGary Peacockさんは少々お疲れ気味。これもまた、致し方のないことであります。

会場で売られていたパンフレットにプロモーターの鯉沼さんがKeithとの思い出をエッセイで書かれています。Keith Jarrette小史とも言える内容で、チャールズ・ロイドのバンドにいた頃のことも書かれています。スタンダードを始めた経緯も書かれていて、とても面白かったですが、一人のアーティストと長く付き合ってゆく中で培われた鯉沼さんとKeithの信頼も厚いものなのだということが、改めてよくわかるエッセイでした。

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