日原の林業--古老に聞く
4月29日は森林インストラクター東京会(FIT)の企画で行われた
「日原民俗探訪」に参加してきました。
最初の写真は日原の集落でお邪魔させていただいた原島邸にあったお札です。
どんどん重ねて貼っています。すごい厚みになっていました。
重みで剥がれてくるので針金でお札を押さえてありました。
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4月29日は森林インストラクター東京会(FIT)の企画で行われた
「日原民俗探訪」に参加してきました。
最初の写真は日原の集落でお邪魔させていただいた原島邸にあったお札です。
どんどん重ねて貼っています。すごい厚みになっていました。
重みで剥がれてくるので針金でお札を押さえてありました。
先日、日原を歩いているときに
特徴的な連続するボールト屋根が眼下に見えました。
聞けば奥多摩工業の独身寮だったところだそうです。
今は、もう廃虚となっていますが
中にはホールもあって、ディック峰も来たんですよと、嬉しそうに顔をほころばせる古老に
当時の華やかなりし時間が一瞬よみがえったようでした。
今日までゴールデンウイークで長岡の実家に帰っていました。
娘は海岸で貝殻を拾いたいとのこと。
長岡の実家は長岡ニュータウンと言うところですが
一本道で日本海は石地海岸に簡単に出かけることができます。
長岡の爺に聞けば石地海岸の近くに
不思議なことに貝殻が打ち上げられる浜辺があるといいます。
半信半疑ではありますが、さっそく出かけてみました。
日本海は気性が激しい。
砂浜が続く海岸べりは海からの強い風で浜辺の砂が叩きつけられるように飛んでくる。
そうした海からの激しい砂嵐から家を守るための防砂の囲いが家々にほどこされている。
この板塀はとても美しく、街並みに表情を与えている。
興味深いのは、板と板を隙間無く並べたりしないところだ。
3cm程度の隙間をあけて板を並べている。
これは、風の力をまともに受けてしまっては板が折れてしまうから適当に風の力を受け流してあげる知恵である。
この板塀が美しいのは、自然との人との関わり方に無理がないからだと思う。
採集地:石地海岸@新潟県
On Green Dolphin Streetが好きだ。
若葉が萌え出ずる。花々はむせ返るように薫り立つ。
風は吹き、空が眩しい。
On Green Dolphin Streetは、そんな季節にとっておきの一曲だ。
そして、今日のコンサートはこの曲から始まった。
HARRY HOSONO/CROWN YEARS 1974-1977
→amazon
「トロピカルダンディ」も「泰安洋行」も、ちょうど持っていませんでしたので
これさいわいにと、このBoxSetを手に入れました。
でも、きっかけは、2007年5月号の「MACPOWER」でのインタビュー。
YMO再結成(?)とメンバーがマックユーザーということから
3人のインタビューが掲載されています。
そのなかで、細野晴臣さんのインタビューが印象的だったわけです。
特に過去との付きあい方みたいなことにふれているところが素敵でした。
当ブログも
大勢の方にアクセスしていただきまして
現在、カウンターの数字が99605。
きっと、火曜日までには
10万の大台を超えるのではないかと思っております。
つきましては、これはめでたいとのことで
10万アクセスの切り番を踏まれた方には
いつものことではございますが、記念品を贈らせていただきたいと考えております。
みなさま、ふるってアクセスしてみてください。
なお、切り番を踏まれた方は
こちらにコメントをいただくか、メールでお知らせくださいませ。
私の仕事は「かたち」を残す仕事です。
ある人は、その「かたち」を「作品」というふうに呼びます。
でも、「作品」と言ってしまった時に
「作者」は誰?という問いかけが生まれます。
その時にどう答えるか?
それは設計者によって様々であり、その違いによって「設計者」の立ち位置が微妙に変わってくるのだと思います。特に住宅設計の場合はその違いが大きいと思います。
実は、今日は私の誕生日で44歳になりますが
毎年の誕生日のエントリーでは、年相応に感じたことを書いていますので
今年もこのごろ感じたことを書いてみたいと思います。
今日で、hanawa_h@usの建て方が完了しましたので
現場確認に行ってまいりました。
シンプルな構造体は何にもまして美しいと思いますし、
Be-h@usのシステムはそれを裏付けてくれていると思います。
最初の写真は、屋根パネルを見上げたところです。
まだ、2階の床が出来ていないので1階から見通せます。
もう少しです。
明日中、ですね。
切り番を踏まれたの方にはプレゼントを差し上げます。
前後賞、ニアピン賞もありますので
ご自分のアクセス数を書き留めておいてくださいね。
hanawa_h@usはお日柄の良かった今週の月曜日に上棟して、
棟梁によるお清めをすませていましたが
平日とあって、上棟式の宴は本日の土曜日に延期。
というわけで、hanawa_h@usの上棟式に参列させていただきました。
先日、上棟した「hanawa_h@us」は
Be-h@usという、集成材の柱と梁を金物で組み立てた骨組に精度の高い工場生産のパネルを組み込む木構造のシステムです。
同じようなシステムは、世間にはたくさんあるのですが
それらが企業、メーカーの利益を生むための仕組みであるのに対して
Be-h@usは設計者主導でつくられた
開かれた非営利のシステムであることに大きな違いがあります。
私が、Be-h@usを支持し、応援しているのもその点に尽きるのですが
それだけではありません。
集成材の柱と梁による工法に、森をいかす家づくりの可能性を感じているからです。
「水分計」というのは、様々な物質に含まれている水分の量を計るものです。
これは、木材の水分を計る「木材水分計」で、
イタリアのLOGICA社の LG6NG(高周波容量式)です。
木材の品質の指標とされるのは
節のあるなし、目のきれいさのほかに「含水率」と「ヤング係数」があります。
「含水率」は木材に含まれている水分を重量比で表したものです。
「ヤング係数」は材料の粘り強さですね。
「森林をいかすいえづくりの会」で
林業家から材木の直接購入を始めてから、木材の品質に関して今まで以上に関心が深まりました。
そこで、「ヤング係数」を調べるのは個人的には無理ですが、「含水率」ならばこういう機械で自分で調べられるわけですね。
もちろん正確な「含水率」の測定はかなり面倒ですし、製材された製品を破壊せずに、傷つけずに測定することを考えると、こういうタイプのものが良いとの判断です。
「ホテル・ニューハンプシャー」
著:ジョン・アーヴィング 訳:中野圭二 新潮文庫
(上)→amazon、(下)→amazon
いやいや、すごい小説でした。
それにしても、通勤電車で読み終えて、家に帰ってテレビを付ければ
世間で起こった、おびただし暴力の数々で画面は溢れかえっています。
我々は、かくも暴力のただ中に立たされているのでしょうか。
しばし言葉を失います。
アーヴィングの「ホテル・ニューハンプシャー」は
おぞましき暴力と、暴力にさらされた人々の心の話。
作者も「おとぎ話」というのだから、そう呼んでもかまわないのだろうけれども、
「おとぎ話」として語られるがゆえの、耐え難い悲しみが
この小説には、脈打つ血液のように流れています。
まさに、我々は「そこ」に生きているのだと、
脈打つ血潮は我々に訴えかけてきます。
若いご夫婦と、小さなお子様のための
ka-ka-shi_Houseがはじまります。
土地探しからの家づくり。
なかなか、土地に巡り合えない日が続きました。
でも、ちょっと都心からは遠くなりましたが良い土地も見つかり
これから設計が始まります。
ka-ka-shi_Houseは シンプルで無駄のない家づくりを目指します。
(写真提供:LOVEGARDENさん)
af_blogの10万アクセスの記念品は
LOVEGARDENさんの写真フレームにさせていただきました。
LOVEGARDEN店主のcenさんのオリジナルです。
キリ番をゲットされたAKiさんに喜んでいただこうと
無理を言ってワーゲンの写真も付けていただきました。
どうです。良い感じでしょ。
と、言われても困ってしまいます。
今日は娘の学校の、学校公開日。
事務所に向かう途中で、1時間目だけ、ちょっと覗いてきました。
1時間目は算数です。
3人の設計者が選ばれ
計画案を提案すると言うコンペの
今日はプレゼンテーションの日でした。
コンペのプレゼの後はくたくたで、ぼーっとしてしまうことが多いのですが
今も、ぼーっとしながらこの記事を書いています。