「ソウル・オブ・マン」--ヴィム・ヴェンダース
「ソウル・オブ・マン」
監督:ヴィム・ヴェンダース
映画の日、モーニングショーで朝一回だけ上映されている
「ソウル・オブ・マン」を観てきました。
kawaさんのThings that I used to do.でも紹介されていた
The Blues Movie Projectで製作された映画のなかの一本。
僕としては監督がヴィム・ヴェンダースというだけで観る価値があるというもの。
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「ソウル・オブ・マン」
監督:ヴィム・ヴェンダース
映画の日、モーニングショーで朝一回だけ上映されている
「ソウル・オブ・マン」を観てきました。
kawaさんのThings that I used to do.でも紹介されていた
The Blues Movie Projectで製作された映画のなかの一本。
僕としては監督がヴィム・ヴェンダースというだけで観る価値があるというもの。
Everybody Digs Bill Evans : Bill Evans
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1958年12月15日録音。
ビル・エヴァンスは1958年2月から11月まで
マイルス・デイヴィスのグループに所属していました。
その時の記録はマイルスの「At Newport 1958」(→amazon)
とか「Jazz At The Plaza」(→amazon)
「1958マイルス」(→amazon)
などで聞くことが出来ます。
そして、このレコードはマイルスグループ退団直後の録音ということになります。
島谷ひとみの曲なんだそうです。
「ペルセウス」
本日本番だった、娘のお遊戯の曲です。
12月7日 午前10時20分48秒
アクセスカウンターが、10000となりました。
パチパチパチ・・・・。
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」
著:J.D.サリンジャー 訳:村上春樹
出版:白水社 定価:1680円(税込み)
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この本を読み終えたあとの言い様のない不安感。
あれはいったいなんだったんだろうか?
ジョン・レノンの命日(日付で)に覚え書き。
Rock'n'Roll----John Lennon
アメリカはニューヨーク、自宅であるセントラル・パーク72番通り「ダコタ・ビル」の前で
ジョン・ウィンストン・オノ・レノンが射殺されたのが
1980年12月8日。(日本時間だと12月9日)
殺害したのはマーク・チャップマン。
彼が愛読していた「キャッチャー・イン・ザ・ライ」。
ジョン・レノンは銃弾に倒れたが、その魂はこうしてレコードとなり
今でも僕らの耳に届いている。
記録されるということの不思議。
映画「ソウル・オブ・マン」でも
1930年代に記録されたレコードがあったおかげで
ふたりのブルースマンは60年代に蘇った、再び注目されることになった。
歴史に埋もれる多くの人・事。
その発掘作業は、ときとして地道なものとなる。あるいはいくつかの偶然の積み重ねか。
しかし、このレコードがあるかぎり
ジョン・レノンとロックンロールは強く結びついたまま深く安らかに記憶の中に眠るであろう。
忘れ去られた頃にそっと揺り起こされるために。
ジョンの魂に合掌。
今日は「新選組!」の最終回。
とっても楽しみです。
でも、同じ時間帯に、なんとトヨタカップ。
このトヨタカップも25回目で今回が最終回だそうです。見逃せない。
「新選組!」は一回目から録画しているから、これは録画しておいて後で見るとことにして
トヨタカップはリアルタイムで見ようと決めます。
トヨタカップは・・・・。ポルトはあれだけはずしまくっていたので、これはきっとPK戦にもつれ込んでポルトが負けてしまうという筋書きかな、と思っていたら、いやいや二巡目で勝ちましたね。
というわけで、なんと10時過ぎまでやっていたサッカーを見終えて
さて、録画がすんでいた「新選組!」を見始めました。
最終回らしく、いままでのいろいろな場面も脳裏をよぎるような構成。
そして、板橋の断首場。で、なぜかそこで録画はストップ。
よくよく新聞のテレビ欄を見てみれば、なんと今日は15分延長の1時間枠ではないですか・・・・。
というわけで、最終回のラスト15分を見ることの出来ないままでした。
うーん、今度の土曜日までおあずけだあ。ほんと、まいったなあ。
サッカーネタでは今晩、というか日付が変わって日本時間で13日の午前1時からの
プレミアリーグ、アーセナルvsチェルシーというのが楽しみ。
チェルシーの監督はポルトをヨーロッパチャンピオンまで導いたモウリーニョ。
なんと、この前知ったのですが僕と同い年でした。
世界では同い年でがんばっている人がいます。僕もがんばろう。
「美術史とその言説」
著:宮川淳 出版:水声社 定価:3800円+税
→amazon
宮川淳の最後の著書。
「絵画にとって近代とは何か」や「アンフォルメル以降」など、
重要な論文が納められています。
今回は、そのなかで「マティスと世紀末芸術」という論文についての覚え書き。
UP,UP AND AWAY---Sonny Criss
→amazon
超有名な名盤で持っていないものはかなりあるのに
こういうのを一枚だけぽつんと持っていたりします。
「地球のはぐれ方」
著:東京するめクラブ(村上春樹、都築響一、吉本由美)
出版:文藝春秋社 定価:2100円(税込み)
→amazon
村上春樹と都築響一ということで購入。
こういう肩の力の抜けた本もたまには良いでしょう。
東京郊外のニュータウンで一昨日の晩に遭遇。
薄暗い街灯が点と点で灯る町並みに
突如こういう風景(?)が僕らの目の前に出現しました。
町の皆さんといっしょにクリスマスを盛大に盛り上がろうということなんだと思いました。
「僕の叔父さん網野善彦」
著:中沢新一 集英社新書 (0269)
定価:698円 →amazon
1968年1月。佐世保港にアメリカの原子力空母エンタープライズが給油のために入港。
それを阻止せんと立ち上がる学生と労働者。機動隊との衝突。
機動隊に投げられる石、石、石。
テレビが報道するそんな映像から、「飛礫(つぶて)」についての中沢新一の父である中沢厚と網野善彦のやりとりが始まります。
彼らは何に向かって石を投げていたのでしょうか?
狭小地の住宅に的を絞った
「スモールハウス」が始まりました。
これは、一言で言うと住宅プロデュースの会社です。
僕も建築デザイナーの一人として協力させていただいています。
本家ホームページの23000アクセス切り番をゲットされた方から申し出がありましたので
↑プレゼントを贈らせていただきました。
「猫にかまけて」
著:町田康 出版:講談社
定価:1680円(税込み) → amazon
自分は猫が好きである。 どのくらい好きかというと、例えば往来をしていて、駐車中の車の下に猫がいるのを見つけたとする。と、もういけない。
本屋でタイトルにつられて手にしてみたらこんな言葉が1ページ目から出てきました。
Sketches of Spain---Miles Davis
→amazon
1959年11月15日、20日と1960年3月10日の録音
北風がピュー。
落ち葉がザワザワ。
そして、ギル・エヴァンズのオーケストラにむせび泣くマイルスの音色。
「炭焼紀行」
著:三宅岳 発行:創林社
定価:2800円+税 →amazon
三宅岳さんは山岳カメラマンです。
山登りのガイドブックなどもたくさん書いておられますから
「山岳カメラマン」と言うのが良いかと思うのですが、実は山岳写真にとどまらず
「山」を生活の糧にしている人々の姿をとらえた素晴らしい写真を撮られる方なのです。
だから、「山岳カメラマン」というよりも「山カメラマン」と言った方が良いかもしれませんね。
そして、この本は、三宅さんのライフワークとも言える
炭焼き職人さんの世界を10年にわたり追いかけてきた記録です。
季刊誌「住む。」の第12号(2004年冬号-12月27日-本日!発売)に
「森林をいかす家づくりの会」が紹介されています。
僕らの「森林をいかす家づくりの会」が
考えていること、目指していることを2回にわけて書きます。
「森林をいかす家づくり」について僕は語ろうと思います。
それは理想かもしれません。
でも、その理想に少しでもこの現実を近づける事が大切なのであって
理想を否定することも、現実を否定することも、どちらにも意味がないと思うから、僕は理想について語ろうと思います。
「皆伐(かいばつ)」から「択伐(たくばつ)」へ。
「生産主義」から「生態主義」へ。
僕が考える理想はそこにあります。
<1、まずは僕が知っている現実から>
<2、理想に限りなく近いところから>--1から続く--
しかし、今もう一度考えてみれば、「下草刈り」「枝打ち」「間伐」などの過酷な労働を強いられる林業というのは「皆伐」による一斉造林によってもたらされているのではないかということです。
SOMETHIN' ELSE---Julian"Cannonball"Adderley
1958年3月9日録音 →amazon
リーダーのクレジットがキャノンボールだけれども、実はマイルスだったというのは有名な話だけれども、実はそれもただのうわさ話って言う人もいたりします。
そのマイルスはといえば、同じ頃に「MILESTONE」を2月4日と3月4日に録音していますから
この「SOMETHIN'ELES」はその直後の参加。
昔々、日本国の人気歌手は暮れの日本レコード大賞の出演を終えてから駆け足でNHKホールへ紅白歌合戦に間に合うように移動していた、みたいです。(?)
それはともかく、このくらいぴったり時期がかさなる録音も珍しい、暮れに聴きたい一枚です。
2004年の初頭に僕は何を考えていたのかなと思って
「アトリエフルカワ通信 Vol.42-2004年1月9日号」をみてみました。
アトリエフルカワ通信というのは2002年の5月からごく個人的に始めた不定期のメールマガジン。
さて、そのVol.42で書いていたことを紹介しましょう。