COFFEE & CIGARETTES----コーヒー&シガレッツ
ジム・ジャームッシュの最新作が4月2日より公開。
最新作とはいっても今まで撮りためていた短編を集めたオムニバスのようですが
フォレスト・ウィテカー が良い味出していた「ゴースト・ドッグ」から6年ぶり。
今回の出演者には、「ダウンバイロー」のロベルトベニーニ(僕にとっては「マイ・ライフ・イズ・ビューティフル」の)、トム・ウエイツ、イギー・ポップなんかもいて、もうそれだけで行くしかない。
今から楽しみがひとつ増えました。
○コーヒー&シガレッツ 公式ホームページ
続きを読む "COFFEE & CIGARETTES----Jim Jarmusch" »
「シュタイナー入門」
著:小杉英了 ちくま新書
→amazon
茂木健一郎や養老孟司の本を続けて読んでいます。
彼らは自らのことを唯物主義者だと言っています。
こういう時に僕は自分の中のバランスをとりたくなるのです。
つまり、唯物主義と反対のものを探します。
というわけで、シュタイナーについて書いてある入門書をみつけたのでした。
続きを読む "「シュタイナー入門」---小杉英了" »
「木とつきあう智恵」
著:エルヴィン・トーマ 訳:宮下智恵子
→amazon
オーストリアで営林署員を務められ、現在、製材業(トーマ社)を営んでおられる、エルヴィン・トーマさんが1996年に書かれた本。
トーマさんは、冬期の新月の直前に伐採された木を使うということで有名だが、本書では、もっと基本的な、森と木材と人間の関係についてわかりやすく書かれている。
続きを読む "「木とつきあう智恵」--エルヴィン・トーマ" »
「ちばの森をいかす会」が、3月27日の日曜日に幕張メッセで行われる、
ちばコープの物産展「くらしまるごとちばコープ きやっせ物産展2005」に出展します。
この物産展は、ちばコープの組合員でない方も自由に来場できます。
展示ブースでは、千葉の林業家から、顔の見える関係で直接購入する材木を使った
安心で健康な家づくりについて、ご相談・ご質問にお答えできるように
各種専門家が常駐します。
また、ブースに来て頂いた方には記念品のプレゼントを用意してお待ちしております。
ぜひ、みなさん、おいでください。
以下、ちばコープからの案内です。
ちばコープの年に一度の楽しいおまつり!★買いたい物いっぱい!★得することいっぱい!
日程:3月27日(日)
入場無料!!
開催時間:午前10時〜午後4時(入場は午後3時30分まで)
開催場所:幕張メッセ第7・8展示ホール
※会場内を見てまわるための車イスの貸し出しもします。
〜年に一度のちばコープのお祭りです。メーカーや生産者の出店もあります。日頃使っている商品を実際手にとったり、試食できることはもちろん、サービス価格で買うこともできます。また、組合員による出展や実演販売、体験コーナー、ステージ企画など、大人から子どもまで楽しめる催し物がたくさんです。
組合員でない方も参加できますので、お友だちとも誘い合わせて、遊びに来てね! 〜
催し物 :★きのこ着ぐるみショー
★かづきれいこメイコ専属講師によるメイク講習会。
★体力測定や器具の体験ができるコーナー。
★防災グッズのお試し・展示。
この出展には「森林をいかす家づくりの会」が全面的に協力しています。
※配布されているチラシには「千葉県森を生かす会」となっています。
続きを読む "ちばコープ物産展に出展します。" »
今日は、チャーリー・パーカーの命日とのこと。
1955年の今日。享年34歳。そして今年は亡くなって50年目。生きていたら84歳です。
The Complete Studio Recordings on Savoy Years
→amazon
パーカーといえばダイアルでの録音の方が有名かもしれないが、このサヴォイも良い。
でも、この4枚組みの完全盤を通してきくのはかなりしんどい。
別テイクが山盛りになっていて、なかには数秒のテイクもあって、落ち着いて聴いてられないということ。それから、サヴォイとはいいながら、ミュージッククラフトやギルドといったレーベルの音源も収録されているから、ちょっとややこしい。
でも、若きマイルスやディジー・ガレスピーとの共演など聞き所盛りだくさんでもある。
続きを読む "チャーリー・パーカー 没後50年" »
「大きな暮らしができる小さな家」
著:永田昌民、杉本薫 出版:オーエス出版
→amazon
家はそんなに大きくなくて良い。
狭小地住宅が雑誌の特集になるなど、小さい家への感心は高まっています。
小さな空間をより豊かにしてゆくことは、とても大切な事です。
続きを読む "「大きな暮らしができる小さな家」--永田昌民、杉本薫" »
Kind of Blue ----Miles Davis
1959年3月2日、4月22日録音
→amazon
名作「Kind of Blue」は誰が作ったのか?
収録曲の「Blue in Green」が、実はクレジットとは異なりビルエヴァンスの作曲だったと言うのは既知の事実。しかし、作曲とはなにか?
「ジャズに名演あり、名曲なし」というのは誰がいったのだろうか。
このレコードに収められている曲は名曲だろうか?
名曲とは言えないと思う。
名曲とは誰が演奏しても、なにかが伝わってくるような曲だ。
このレコードの曲は、このレコードでしか生きてこない。
続きを読む "Kind of Blue---Miles Davis" »
「カインド・オブ・ブルーの真実」
著:アシュリー・カーン 訳:中山浩子 監修:中山康樹
→amazon
マイルスの「カインド・オブ・ブルー」にまつわるドキュメント。
ポールチェンバースが出だしをなかなか合わせられずに何度も間違えたりして、スタジオで困っている様子など、そんな逸話も随所にちりばめられていて、読んでいてとても面白かった。
また、レコーディングの様子をとらえた写真や、当時のさまざまな資料も満載されている。資料的な価値の高い本だ。このレコーディングでマイルスのギャラがいくらだったのかまで書かれている。
カインド・オブ・ブルーを何度も聞いてきた方には、この本はとても興味深く読めるだろう。
続きを読む "「カインド・オブ・ブルーの真実」--アシュリー・カーン" »
つねづね、住まいの設計というのは、住まい手の生活を「家」というかたちに翻訳する作業だなと思っている。そんなことを、今までいろいろ考えてきた。
○「村上春樹と柴田元幸のもうひつとのアメリカ」--三浦雅士
○「翻訳夜話」--村上春樹・柴田元幸
続きを読む "「設計」は、すまい手の生活の「翻訳」" »
「アンダーグラウンド」
著:村上 春樹 出版:講談社
→amazon
10年という歳月。
ここには、地下鉄サリン事件の被害者へのインタビューがつづられている。
「災難」というには、あまりにも「理解」できない「被害」。
そんな「被害」に遭った人々の事を我々は「理解」する事が出来るのか?
誰も体験した事のない「傷」をおった人々に対するインタビューアー村上の姿。
続きを読む "「アンダーグラウンド」--村上 春樹" »
新シルクロード第3集「草原の道 風の民」を観た。
僕は天山の北側には行ったことがない。
テレビに映し出される、その草原の風景に大きく心惹かれた。
ユーラシア大陸を西から東へと駆けめぐった遊牧の民。騎馬の軍勢。
その馬のひずめの音はもう聞こえないのだろうか。
じっと、番組を観ながら耳を澄ませる。
続きを読む "新シルクロード 第3集--「草原の道 風の民」" »
今日は、satoyama_Houseの工事契約でした。
今年の一月に見積もりを依頼し、出てきた最初の見積書に対して
何度かの調整と打ち合わせを、建て主さんと工務店さんの両者と納得ゆくまで行い、
工事内容と工事金額について両者の了解をえることができました。
この工事金額の調整という作業がとても大切です。
建て主、工務店、設計者の三者の合意がないままに工事をはじめてしまうのはトラブルの元になりかねないからです。僕らの職能は、このコストコントロールにも強く求められています。
続きを読む "satoyama_House 工事契約" »
ブログ仲間である、染めて織る職人 someoriさん(some origin)から展示会のお知らせをいただきました。
「佐賀・呉服島内 東京春展」
会場:ギャラリー陶花(東京都練馬区豊玉上1-19-14)→map
会期:2005年 3月23日から27日(今日から!!!)
時間:10時から19時
タイトルにもありますように、佐賀県の呉服島内さんの東京での展示会です。
仕立ては一衣舎さんとのこと。
someoriさんと島内さんとの運命の出会いはsome originに詳しく書かれています。
展示会の詳細はsome originへ
続きを読む "some oriさんの展示会 そのいち" »
「ブログを続ける力」--GEODESIC編著
出版:九天社
→amazon
「ブログの力」に続く「ブログを続ける力」がでた。
ブログを続けることによって何が起こるのか?
僕ももうすぐ一年。でも、まだまだ一年。
その他のメディア。ホームページだって一般のひとが作り始めて10年近い歳月が経っている。僕のホームページはちょうど9年ですね。
それに比べたらブログはまだまだ赤ちゃん。でも、この赤ちゃんは成長が極めて早いようである。
最近ではブログから「電車男」のようなコンテンツが生まれるのではと期待している人も多いようだ。たしかに、そうかもしれない。物を書くという才能を認めてもらうには。ブログというのは実に面白いメディアだと思う。まあ、どうなるか、ですが、そうしたことも含めてこの「ブログを続ける力」は前回の「ブログの力」以上に示唆に富んだ内容になっている。
いわばこれはブログの文化論でしょうか。
続きを読む "「ブログを続ける力」--GEODESIC編著" »
加藤玲子さんの個展「クビカス織りの森」の様子をご紹介します。
↑「遙か」--3枚組
続きを読む "加藤玲子さんの個展の様子です。" »
昨日(3月27日)は、ちばコープの年に一度の物産展「きやっせ2005」にて
「ちばの森を生かす会」として展示を行いました。
噂どおりのすごいひとででした。2万人近い方がご来場くださったそうです。
続きを読む "「きやっせ2005」に出展しました" »
Motown 40 Forever
→amazon
モータウンレーベル40周年の歴史を凝縮した2枚組み。
音楽のもつ「優しさ」がここには詰め込まれています。
続きを読む "Motown 40 Forever--Various Artists" »
2001年3月31日。午後6時47分。
六世中村歌右衛門 死去。
忘れられないその日、満開の桜で賑わう東京では雪がふりました。
「桜」といい「雪」といい、中村歌右衛門を見送るのに、これ以上はない、そんな景色。
続きを読む "中村歌右衛門--政岡--伽羅先代萩" »