VS
07/08シーズンのUEFA CLのファイナリストが決まりました。
ヨーロッパのサッカーチームの最高峰を決めるリーグ戦。
今年は両チームともイングランドのプレミアリーグのチーム。
この2チームは、先日、プレミアリーグでも頂上決戦を行いました。
UEFA CLの決勝と同じカード。
その試合はチェルシーが競り勝ちリーグ戦2試合を残し両チームは勝ち点で並びました。
勝ち点が同じ場合にはプレミアリーグでは得失点差の多い方が優勝となります。
その点ではマンチェスターUの方が有利ですがどうなるか分かりません。
どちらがヨーロッパの頂点に立つのか、
どちらがプレミアの覇権を握るのか、
ヨーロッパのサッカーはプレミアリーグを巡り目が離せません。
ちなみに、プレミアリーグの現在の順位はこちらになります。
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hanawa_h@us
千葉県船橋市
2008年4月居住開始
「hanawa_h@us」は住まい手とともに成長する家です。
Be-h@usの躯体とBe-Windowで気密性能と断熱性能をしっかり確保した箱を、ガルバリュウム鋼板で包み、生活を支える最低限の機能(キッチン、トイレ、洗面、浴室)をもたせ、住まい手Nさんご家族の生活が2008年の4月から始まりました。
ですから「hanawa_h@us」は「素うどん」のような家です。よけいなものが一切ない家です。
Be-Works製麺所でつくられた腰の強い麺を住まい手さんと一緒に料理しました。
この料理は住まい手さんの生活とともに成長し変化してゆきます。
このブログでは、その成長の様子を順次リポートしてゆきたいと思っています。
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「sasabe_House」の壁塗り工事をセルフビルドでやるということで、この5月の連休に行ってきました。
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隣接して新築されたANNEX(別棟)とともに「水無瀬の町家」を見学させていただく機会を得ました。
私がこうして、建築設計の仕事を、それも住宅中心に営んでいるのは、学生時代に端を発しています。それは、その時に坂本一成先生に出会ったからと言っても過言ではないのですが、田舎から東京に出てきたばかりの私は「坂本一成」の名も知ることなく、ましてや「水無瀬の町家」も知りませんでした。建築学科の友人が「坂本一成」の名を特別な存在として告げ、一方、坂本先生は一年生の私には図学の先生として教壇に現れたのでした。
大学の最初の1年間はそういう意味で驚きの連続で、当時全盛だったポストモダンについてもまったく無知だった私も次第に現代建築というものに開眼。そのうちに坂本先生の言うこと書くことに耳をすませ眼を走らせる日々が続いたことを思い出します。
その坂本先生も私が3年生になるときに東京工業大学に移られ、ついには坂本ゼミの学生になることなく私は大学を卒業することになります。
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「水無瀬の町家」を見学し、その後で諸先輩方と「散田の共同住宅」などに脚をはこんだ時に、やはり話題となったのは「水無瀬の町家」の階段のことでした。
写真は雑誌「新建築」の1971年4月号に掲載された「水無瀬の町家」の階段の写真です。
建築家秋山東一さんに教えられ、これが建築家ラルフ・アースキンの階段のコピーであることを知ってはいましたが、実物を目にしてみるとオリジナルについて知りたくなりました。
幸い、ジュンク堂池袋店にアースキンを特集した「a+u」の2005年4月号のバックナンバーがあったのでさっそく買い求めてきたのでした。
そこには、ちゃんとアースキンの階段が紹介されていました。
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今日は完成して2年の「sayuri_House」を訪れました。
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鎌倉で行われていたレーモンド展に行きそびれたなあと思っていたら、高崎でもやっているので行きませんかというお誘いを受けて、先日行ってきました。その時に高崎にはレーモンド設計になる「音楽ホール」とこの「高崎哲学堂(旧井上房一郎邸)」が現存しておりそちらも見学することが出来ました。なかでも「高崎哲学堂」は素晴らしく、この建物を見ることが出来ただけでも高崎に行った甲斐があるほどでした。
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「ペット・サウンズ」
著:ジム・フシーリ 訳:村上春樹 出版:新潮社
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G・グールドは1964年3月28日のシカゴ・リサイタルを最後にコンサート活動からは一切手を引き、以後発表される作品はスタジオで録音され編集されたものとなりました。
ビーチ・ボーイズのブライアン・ウイルソンは1964年末のツアーに向かう飛行機の中で、感情の抑制がきかなくなってライブを欠席し、これをきっかけに、コンサート活動への参加を止め、スタジオでの音楽作りに専念することを宣言します。
『ラバー・ソウル』("Rubber Soul")、1965年12月3日にリリース。
『ペット・サウンズ』("Pet Sounds")、1965年5月16日にリリース。
『リボルバー』("Revolver")、1966年8月5日にリリース。
ビートルズは1966年8月29日のサンフランシスコ・キャンドルスティック・パークのステージを最後に演奏活動を停止し、スタジオでの音楽制作に没頭してゆきます。
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「イカの哲学」
著:中沢新一・波多野一郎 集英社新書 0430
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「大助君は無数のイカの実存を直感した。」
建築家の秋山東一さんが持っていた本。
タイトルが不思議な本ですね、と、その場でちょっと見せてもらって、面白そうな本だと感じました。
こういう直感には素直に従う方が良いでしょう。
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5月22日に「sasabe_House」の完了検査と引き渡しを行いました。
今回のリフォーム工事の一部をご紹介いたします。
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「時差ボケ東京」
著:村田賢比古 発行:M&Y Grafix
→lovegarden
ある地点からある地点に私たちは移動しながら生きています。
ある人は先を急ぎ、あるひとはまわりの景色を眺め、ある人は立ち止まり。
その人の時間と私の時間、その人の空間と私の空間。
あの人の時間と私の時間、あの人の空間と私の空間。
時間と空間は
すれ違い、交わり、時には平行に、すすむ、すすむ、すすむ。
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「M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究」
著:菊地 成孔、大谷 能生 出版:エスクアイア マガジン ジャパン
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東京大学の教養学部でのジャズに関する講義が菊地成孔氏と大谷能生氏によって始まったのは2004年春。その講義録は「東京大学のアルバートアイラー」として単行本にもなっています。そこでは、歴史的な切り口(前期)とキーワードによる切り口(後期)で、それぞれ講義がすすめられました。そして、それに続く第三期として「マイルス・デューイ・デヴィスIII世研究」が2005年春から行われていたことは、ネット上でもその講義録が公開されるなどして早くから注目を集めていました。
先の講義録が単行本としてブレークしていましたから当然この講義録も単行本かされると多くの期待が寄せられていました。
が、しかし、講義が終われども、いっこうに単行本としてまとめられ出版される気配がありません。
どうしてしまったのかな・・・と、思うこと3年。ついに登場した本は、もはや講義録をまとめたものではなく、大幅に加筆され、インタビューや研究者の論考なども大きく取り上げられた750頁にも及ぶ大著となっていたのです。
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