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2008年05月 アーカイブ

2008年05月01日

MANCHESTER UNITED vs CHELSEA

080501-man-u.jpg VS 080501-chelsea.jpg

07/08シーズンのUEFA CLのファイナリストが決まりました。
ヨーロッパのサッカーチームの最高峰を決めるリーグ戦。
今年は両チームともイングランドのプレミアリーグのチーム。
この2チームは、先日、プレミアリーグでも頂上決戦を行いました。
UEFA CLの決勝と同じカード。
その試合はチェルシーが競り勝ちリーグ戦2試合を残し両チームは勝ち点で並びました。
勝ち点が同じ場合にはプレミアリーグでは得失点差の多い方が優勝となります。
その点ではマンチェスターUの方が有利ですがどうなるか分かりません。
どちらがヨーロッパの頂点に立つのか、
どちらがプレミアの覇権を握るのか、
ヨーロッパのサッカーはプレミアリーグを巡り目が離せません。
ちなみに、プレミアリーグの現在の順位はこちらになります。

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2008年05月02日

hanawa_h@us---080315

hanawa_h@us
千葉県船橋市
2008年4月居住開始

「hanawa_h@us」は住まい手とともに成長する家です。
Be-h@usの躯体とBe-Windowで気密性能と断熱性能をしっかり確保した箱を、ガルバリュウム鋼板で包み、生活を支える最低限の機能(キッチン、トイレ、洗面、浴室)をもたせ、住まい手Nさんご家族の生活が2008年の4月から始まりました。
ですから「hanawa_h@us」は「素うどん」のような家です。よけいなものが一切ない家です。
Be-Works製麺所でつくられた腰の強い麺を住まい手さんと一緒に料理しました。
この料理は住まい手さんの生活とともに成長し変化してゆきます。
このブログでは、その成長の様子を順次リポートしてゆきたいと思っています。

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これから、松本へ

これから松本のsasabe_Houseの現場に向かいます。
6日まで東京を留守にしますのでご了解ください。

2008年05月05日

sasabe_House(R)---壁塗りセルフビルド

「sasabe_House」の壁塗り工事をセルフビルドでやるということで、この5月の連休に行ってきました。

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2008年05月07日

水無瀬の町家と抽象的で自立した空間

隣接して新築されたANNEX(別棟)とともに「水無瀬の町家」を見学させていただく機会を得ました。
私がこうして、建築設計の仕事を、それも住宅中心に営んでいるのは、学生時代に端を発しています。それは、その時に坂本一成先生に出会ったからと言っても過言ではないのですが、田舎から東京に出てきたばかりの私は「坂本一成」の名も知ることなく、ましてや「水無瀬の町家」も知りませんでした。建築学科の友人が「坂本一成」の名を特別な存在として告げ、一方、坂本先生は一年生の私には図学の先生として教壇に現れたのでした。
大学の最初の1年間はそういう意味で驚きの連続で、当時全盛だったポストモダンについてもまったく無知だった私も次第に現代建築というものに開眼。そのうちに坂本先生の言うこと書くことに耳をすませ眼を走らせる日々が続いたことを思い出します。
その坂本先生も私が3年生になるときに東京工業大学に移られ、ついには坂本ゼミの学生になることなく私は大学を卒業することになります。

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2008年05月08日

散田の共同住宅

「水無瀬の町家」を見学したあと、諸先輩方に連れられて「散田の家」と「散田の共同住宅」まで足をはこびました。
「散田の家」は建築家坂本一成の1969年のデビュー作。「水無瀬の町家」が1970年。そして、「散田の共同住宅」が1980年になります。私が武蔵美に入学したのが1981年ですから、ちょうどその頃の作品となります。

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2008年05月09日

Erskine's Stairway

「水無瀬の町家」を見学し、その後で諸先輩方と「散田の共同住宅」などに脚をはこんだ時に、やはり話題となったのは「水無瀬の町家」の階段のことでした。
写真は雑誌「新建築」の1971年4月号に掲載された「水無瀬の町家」の階段の写真です。
建築家秋山東一さんに教えられ、これが建築家ラルフ・アースキンの階段のコピーであることを知ってはいましたが、実物を目にしてみるとオリジナルについて知りたくなりました。
幸い、ジュンク堂池袋店にアースキンを特集した「a+u」の2005年4月号のバックナンバーがあったのでさっそく買い求めてきたのでした。
そこには、ちゃんとアースキンの階段が紹介されていました。

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2008年05月11日

sayuri_Hosue---2年目見学会

今日は完成して2年の「sayuri_House」を訪れました。

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2008年05月12日

高崎哲学堂(旧井上房一郎邸)---A・レーモンド

鎌倉で行われていたレーモンド展に行きそびれたなあと思っていたら、高崎でもやっているので行きませんかというお誘いを受けて、先日行ってきました。その時に高崎にはレーモンド設計になる「音楽ホール」とこの「高崎哲学堂(旧井上房一郎邸)」が現存しておりそちらも見学することが出来ました。なかでも「高崎哲学堂」は素晴らしく、この建物を見ることが出来ただけでも高崎に行った甲斐があるほどでした。

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2008年05月13日

45

確かに、49ならば限りなく50に近いし
41は限りなく40に近い。
あるいは48ならば、42ならばと言い換えても良いのですが
世の中には四捨五入という考えがあって
45は50になるのですね。

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2008年05月14日

「ペット・サウンズ」---ジム・フシーリ (著), 村上春樹 (訳)

「ペット・サウンズ」
著:ジム・フシーリ  訳:村上春樹  出版:新潮社
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G・グールドは1964年3月28日のシカゴ・リサイタルを最後にコンサート活動からは一切手を引き、以後発表される作品はスタジオで録音され編集されたものとなりました。

ビーチ・ボーイズのブライアン・ウイルソンは1964年末のツアーに向かう飛行機の中で、感情の抑制がきかなくなってライブを欠席し、これをきっかけに、コンサート活動への参加を止め、スタジオでの音楽作りに専念することを宣言します。

『ラバー・ソウル』("Rubber Soul")、1965年12月3日にリリース。
『ペット・サウンズ』("Pet Sounds")、1965年5月16日にリリース。
『リボルバー』("Revolver")、1966年8月5日にリリース。

ビートルズは1966年8月29日のサンフランシスコ・キャンドルスティック・パークのステージを最後に演奏活動を停止し、スタジオでの音楽制作に没頭してゆきます。

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2008年05月15日

「木の研究会」がはじまります

NPO法人家づくりの会の有志で「木の研究会」というグループを作り活動していましたが、
今回、林業関係者、工務店とともに、問題を共有し活動をしてゆくこととなり、そのための最初の集まりが昨日行われました。
第1回目の今回は参加者の問題意識を共有するという意図でミニシンポジウムを企画しました。
木の乾燥のこと、木の流通のことを二つのテーマに
家づくりの会の野口さんと松澤さんより問題提起を行っていただき、
それに対して参加者に答えていただく形で私古川が進行役を務めさせていただきました。
大変活発な議論が交わされ充実した時間になったかと思います。

「木の研究会」が活動の範囲を広げ仲間を得たことにより
新たにブログを立ち上げました。
(仮称)木の研究会
今後は、そちらのブログで情報発信や研究報告などを行ってゆきたいと考えています。
現在の参加メンバーの紹介もあります。
ぜひ参加してみたいと言う方はお問い合わせください。

2008年05月16日

田圃


K200D

GWの松本平は田圃に水を引き始めていました。
私が生まれ育った新潟の片田舎もまわりは全部田圃という風景。
とても懐かしい気持ちになります。
そういえば東京には田圃が少ないですね。

2008年05月17日

実写版!!

実写版です。
気になっていたので時間がある時に探したらやっぱりありました。
YouTube、すごいですね。

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2008年05月19日

目白薔薇だより 2008

今年も自由学園の薔薇が咲き始めました。

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2008年05月20日

本日発売!!

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「建築知識」6月号です。
木造・S造・RC造の標準的なディティールの集大成。
11人の執筆者の一人として書かせていただきました。
本日よりお近くの本屋さんでお買い求めいただけます。

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2008年05月21日

「イカの哲学」---中沢新一・波多野一郎

nakazawa-ika-no.jpg

「イカの哲学」
著:中沢新一・波多野一郎 集英社新書 0430
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「大助君は無数のイカの実存を直感した。」

建築家の秋山東一さんが持っていた本。
タイトルが不思議な本ですね、と、その場でちょっと見せてもらって、面白そうな本だと感じました。
こういう直感には素直に従う方が良いでしょう。

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2008年05月22日

おおきなみみ

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うーん、すごい試合でしたね。
試合が終わったあとのテリーの姿が印象的でした。

2008年05月23日

hinata_House---1年点検

今日は「hinata_House」の一年点検でした。
二人目のお孫さんも4ヶ月。
しっかりとした顔つきでなかなかの男前。
でも、男の子は大変なんですよね。

ご家族の生活はどんどんと変わってゆきます。
生活も変わると家も変わってくることでしょう。

というわけで、写真を撮るのを忘れてしまいましたので
写真なしのエントリーになりました。

sasabe_House(R)

5月22日に「sasabe_House」の完了検査と引き渡しを行いました。
今回のリフォーム工事の一部をご紹介いたします。

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2008年05月24日

「時差ボケ東京」---村田賢比古

「時差ボケ東京」
著:村田賢比古 発行:M&Y Grafix
lovegarden

ある地点からある地点に私たちは移動しながら生きています。
ある人は先を急ぎ、あるひとはまわりの景色を眺め、ある人は立ち止まり。
その人の時間と私の時間、その人の空間と私の空間。
あの人の時間と私の時間、あの人の空間と私の空間。
時間と空間は
すれ違い、交わり、時には平行に、すすむ、すすむ、すすむ。

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2008年05月25日

free tibet

先日、届きました。
おはるさんが発送などのお手伝いをされています。
ご注文はこちらから。

地球に平和を、願うばかりです。

2008年05月26日

群馬音楽センター---A・レーモンド

これはなんでしょう?

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2008年05月27日

もうすぐ14万アクセスです!

当ブログのアクセスカウンターが
もうすぐ14万アクセスです!
キリ番を踏まれた方、お知らせください。
記念品を贈らせていただきます。

2008年05月28日

サイン本


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2008年05月29日

「M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究」---菊地 成孔、大谷 能生

「M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究」
著:菊地 成孔、大谷 能生 出版:エスクアイア マガジン ジャパン
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東京大学の教養学部でのジャズに関する講義が菊地成孔氏と大谷能生氏によって始まったのは2004年春。その講義録は「東京大学のアルバートアイラー」として単行本にもなっています。そこでは、歴史的な切り口(前期)とキーワードによる切り口(後期)で、それぞれ講義がすすめられました。そして、それに続く第三期として「マイルス・デューイ・デヴィスIII世研究」が2005年春から行われていたことは、ネット上でもその講義録が公開されるなどして早くから注目を集めていました。
先の講義録が単行本としてブレークしていましたから当然この講義録も単行本かされると多くの期待が寄せられていました。
が、しかし、講義が終われども、いっこうに単行本としてまとめられ出版される気配がありません。
どうしてしまったのかな・・・と、思うこと3年。ついに登場した本は、もはや講義録をまとめたものではなく、大幅に加筆され、インタビューや研究者の論考なども大きく取り上げられた750頁にも及ぶ大著となっていたのです。

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2008年05月30日

光る骸骨

ちょっとまえに毎週発売されるムック本の付録を組み立てると人体解剖模型が完成するシリーズがあって、その人体模型は「アーサー」と名付けられていたのですが、その頭部だけわが家にもあります。
幼稚園年長さんの息子は、こういうのが大好きです。
ですから、「アーサー」を完成させたいと思っていたようで、頭蓋骨に続き毎週発売されるムックを買ってこないと私は怒られていました。
それが今月号の6年生の学研の科学の付録に人体骨格模型が付いているのを息子と発見。すかさず買ってきて息子と組み立てました。
少ないパーツで良く出来ているのと、畜光性の塗料が塗られていて暗闇で光るのだそうで、そう思うと暗闇で光らせてみたくなります。待ち遠しい気持ちを抑え暗くなるのを待ちました。外骨君は暗闇で見事に光ってくれたのですが、今度は、これを写真に撮りたいのだと息子は申します。
畜光性塗料の光量はわずかですので、難しい撮影になりますが、その辺は言葉で説明してもなかなか伝わらないと思い、では実際に撮影してみようと三脚を用意してカメラを据え付け、iso感度を上げて15秒ほどのスローシャッターを切りました。何枚か撮影してみて、やっと写ったのがこの一枚。
息子に、写真のことが少しでも伝わればしめたものです。

2008年05月31日

北田英治さんのインド

昨日は阿佐ヶ谷のドーモ・アラベスカで
写真家の 北田英治さんのスライド上映会があるというので行ってきました。
北田さんがインドで撮ってきたコルビュジェの写真を中心とした上映会です。

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