昨日の日曜日は息子とふたりきり、ということで、いろいろ調べていましたら「テオ・ヤンセン展」にご本人がやってこられるという耳寄りな情報をキャッチ。実物のビーチ・アニマルを動かしてくれるそうです。わが家でも「大人の科学」で彼のビーストは人気者でしたので、さっそく出かけてみることにしました。
会場になっている「日本科学未来館」に午後1時半に入館。すると、すでに2時からの回の行列ができ始めていましたのですかさず並び、待つこと30分。定員300名の最後尾でしたが袖の見やすい場所がゲット出来てラッキーです。
デモンストレーションは全部で20分くらい。テオ・ヤンセンさんが登場して、司会進行役の女性からのいくつかのインタビューがあり、さて、実際に動かしてみることに。
最新作の「アニマリス・シアメシス」を動かします。
本来ならば背中についている羽が風を受けることで羽ばたくように動き、その動きでペットボトルの中に空気を詰め込み、その空気圧で動くのだそうです。今回は会場内での実演なのでエアーコンプレッサーを使ってペットボトルに空気を貯めて動かしていました。
本体には細長い触覚が進行方向である両脇に付いていて、この触覚が押されると反対方向に動くようになっているということで、会場の選ばれた子供達が向かってくる「アニマリス・シアメシス」の触覚を手のひらで押して動きを反転させていました。
それから、尻尾の方にチューブが付いていて、空気を吸うようになっているのですが、浜辺を移動していて海の中に入ると水を吸い込み、そちらから逃げるように動くようになっているのだそうです。
ヤンセンさんは「ビーチ・アニマル」を「キネティック・スカルプチャー」と言っています。動く彫刻、そのまんまなんですが、もともと物理学を学んでいたということで、自然界の動きに対する分析的な視線による独特の造形世界は、動きと形が一体となっているというところが最大の魅力だなと改めて思ったのでした。
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昨日は「suijin_House」の上棟式でした。
実は先週のうちに上棟作業は完了していたのですが、建主さんのご都合で式は昨日に、ということになったのでした。
施工はおなじみの板橋の河合建築さん。写真は、河合社長が祝詞を上げてくださっているところ。
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0676_House-01
2010年竣工
千葉県市川市
2世帯居住を考えた千葉県の杉材と漆喰でつくった家です。
このページではリビングルームを中心にご紹介します。
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0676_House-02
2010年竣工
千葉県市川市
2世帯居住を考えた千葉県の杉材と漆喰でつくった家です。
このページでは2階を中心にご紹介します。
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2月11日の大雪の日に「goma_House」の現場の帰りに思いがけずに立ち寄ることのできた「宝積寺駅」と駅前の「ちょっ蔵広場」。設計は隈研吾氏。
印象的なのは、最初の写真、大谷石を積んだ蔵の壁です。不思議な格子状のデザインになっています。
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新建築住宅特集2011年3月号に「八溝杉」の記事を書かせていただきました。
この記事は「素材再発見」と題された連載記事で、家づくりの会で行っている「家づくり学校」の2年生コースで探訪した建築素材について紹介させていただいております。
今回は、福島県の協和木材さんに私が引率役として訪問して、そのレポートとしての記事なのですが、単なるレポートではなく日本の山が抱えている問題点と、建築設計者として杉材を使う時の問題点と可能性をまとめさせていただきました。
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リクルート社の住宅雑誌「ハウジング」2011年4月号の特集「あこがれ間取りプラン集」を監修させて頂くとともに、私が設計させていただいた「MUSE_House」「T.K.M._House」「S.H._House」をご紹介いただきました。
写真はカメラマン小林キユウ氏による撮りおろしで、光の絶妙な加減、ご家族の表情の豊かな瞬間をとらえた秀逸なものになっています。
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