「第四の手」
著:ジョン・アービング 訳:小川 高義
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ライオンに食いちぎられた左手。
高度な外科手術で移植された左手。
中間部での日本を舞台としたどたばたと
移植された左手に絡むオカルティックな展開。
物語は展開し、展開し、展開し、湖面に着水する。
「小説は長ければ長い方が良い」という著者にしては短い話だが、短いだけに展開し続けてゆくテンポの面白さと、着水するときのゆったりとしたイメージが余韻として心に深く刻まれる。
ジャンルわけするとすれば、まさに純愛小説ということになるだろう。
確かなる愛の小説。
愛は湖面にゆったりと着水する。
<以下、小説の内容にふれます。>
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本日は hinata_Houseの上棟式でした。
今回は、構造材を大多喜の斉藤造林さんから、
そして、大多喜の棟梁 米原さんが
大多喜で墨付け刻みをやって、現地に搬入してくみ上げるという
これもプレカットの一種だと思うのですが、そういう新しい方法で仕事を進めました。
この方法に関しては、別立てで記事にする予定です。
写真は、上棟式を前に夕空を背景に良質な杉材で出来た骨組みが組み上がった様子です。
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昨日上棟しました「森林をいかす家づくりの会」でサポートさせていただいておりますhinata_Houseでは
大多喜町から木材を買い付けるだけではなくて
大多喜町の大工さんに墨付けと刻みまでお願いしました。
これは、プレカットが主流となっている今の時代に
大多喜の木材を、さらに広く流通させるためのひとつの試みです。
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K100D 1/15s f6.3 iso400 10mm
鳥取で出会った現役の木馬道(きんまみち)です。
木馬道とは、山奥から材木を道路際まで運ぶための仮設の道。
木馬(きんま)と呼ばれるソリのような荷台に材木の載せてこの上を滑らせて運びます。
それにしても、この木馬道、まだ新しいですね。
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鳥取の夜の「かにすき」のお供に指名されたのは、
鳥取は若桜町のお酒「弁天娘」をぬる燗で、だったのですが、
そのぬる燗が忘れられず、若桜町の太田酒造さんまで足を運びました。
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hinata_Houseの工事は順調に進んでいます。
てきぱきとした工務店さんの仕事ぶりは、見ていてすがすがしいですね。
さて、この写真はhinata_Houseの屋根の下地工事が完了した様子です。
(2007年2月22日 撮影)
野地板に防水シート、そしてその上に「屋根通気」をとるための下地材が取り付けられています。
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