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BORN TO RUN---Bruce Springsteen (1975)
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40過ぎて「Born To Run」でもないのだろうけれども
昨年暮れから突然の超個人的リバイバルで
私のiPodの中にはブルーススプリングスティーンのアルバムが一杯詰め込まれています。
そして、気がつけばアーヴィングを読みブルースを聴いている自分がここにいるのですね。
私の所属している「NPO法人家づくりの会」には
木の家を様々な角度から研究しようという「木の研究会」というグループがあります。
このグループではテーマを持った研究活動を行うとともに
一般ユーザー向けの「木の家」の講座を企画しています。
すでに第2回目となりますが
次回は 1月19日(土曜日)午後2時より家づくりの会の新ギャラリーで行います。
テーマは「構造・強度・耐久性について」
講師は、私と松原正明さんです。
以下、案内を転載いたします。
今日は大工工事がもうすぐ完了の「MUSE_House」の現場へ。
空気集熱式のパッシブソーラーシステムである「そよ風」を採用していて
その試験運転、作動チェックをしてきました。
写真は、システムの心臓部であるパワーユニット。電源回路です。
これとは別に頭脳部である小さなコントロールパネルがあります。
「空気集熱式のパッシブソーラーシステム」というのは、太陽熱で空気を暖めて生活に役立てようという仕組みを総称している言葉です。具体的には太陽熱で室内の暖房に役立てたり、お湯をつくることも出来ます。ちなみに、今回はスペースの関係もあってお湯をつくるシステムは採用していません。
動作チェックでは部品の初期不良がないか確認します。
この正月に東京に遊びにきていた両親を見送ったら急にこの映画が観たくなりました。
まったく、べたな展開ですが、この映画は観るたびにいろいろなことを発見します。
そこのところが、映画の奥の深さ、この映画の懐の深さなんでしょう。
昨年暮れにリフォームの相談にうかがった
S_Houseのリフォーム工事。
昨日は実施設計に近い図面を用意してプレゼンテーションをしてきました。
図面をもとに細部を詰める打ち合わせも行いました。
再来週には大工さんと見積もり依頼の打ち合わせ。
早ければ2月に工事を行う予定です。
FIT(森林インストラクター東京会)の行事で野川公園の自然観察会に参加してきました。
FITのメンバーには自然の造詣にすこぶる深い方がたくさんおられて、そういう方のインストラクションで行われる自然観察会は、とても勉強になります。
今回は庭園がテーマのグループでの企画ですが、実は真冬で、以前にも参加した清澄公園とか皇居などと違い草木は葉を落とし花も咲いていませんから、そちらの方の観察にはあまり向いていなません。というわけで、どうしても野鳥観察が自然と中心になってきます。(それでも草木の話題で参加者は盛り上がっていたのですが・・・)
私としても、森林インストラクターの資格は持っていますが、林業と木材の利用については他の方よりはちょっとは知っているけれども、自然観察の知見については、まったくもって他の方に歯が立たないのが正直なところ。ですから、こういう機会に野鳥についてひとつでも知識を増すチャンスです。
というわけで最初の写真。
左は「ツグミ」で右が「ヒヨドリ」ですね。
知っているようで知らないことを、この機会にしっかりとした知識にしたいですね。
Mac Book Air 登場しました。
これだけうわさ通りだと、昨年のiPhoneに比べてインパクトは「薄い」のですが
ノート型にはそれほどのコンパクトさはいらないと言って日本のユーザーをがっかりさせていたジョブスの心境の変化はいかなるものでしょうね。
「第三の脳」
著:傳田三洋 出版:朝日出版社
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自分の身体の皮膚から1mmくらい、全身を薄い膜が覆っていて、その膜がアンテナのように周囲の様子を感じているような、そういう身体のイメージが、私には昔からあったのです。
言い方を変えると、ちょっとオカルトチックな感じにも受け取られかねないことなので、今まであんまり口にしたこともなかったのですが、この本を読んで、なるほどこういうことだったのだ、と納得してしまいました。
「第三の脳」とは「皮膚」のことなのです。
sasabe_House(R) が はじまります。
昨年からリフォームの相談をうけておりましたが
1月19日付で設計契約をさせていただきました。
工事を請けていただく工務店さんを探すべく
近所の評判などをたよりに数社による相見積もりをさせていただきました。
その結果、現場から一番近い杉野建築店さんにお願いすることとなりました。
工事は4月からになります。
武満徹の音楽は、音楽として語るよりも「音」として私の中で語られます。
武満の音楽を聴きながら、武満の音楽を「皮膚」で聴いている、いや、感じている自分に気がつきました。武満の音楽は「音」の「感触」を肌で感じるものとして、私の中にあるのですね。
家族で、映画「アース」を観てきました。
NHKで放送された「プラネットアース」という全11回の番組をご覧になったことがありますでしょうか。英国BBCとNHKの共同制作だったこの番組は、その素晴らしい映像で観るものの心をとらえて離さなかったのですが、この映画はその時に撮影された映像を厳選して再編集したものなのです。ああ、それだったらテレビで観ているからもういいや、なんて思うのは大間違い。映画館のスクリーンであらためて観ると、その映像の凄さに圧倒されるばかりです。
「川の地図辞典」
著:菅原健二 出版:之潮
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<敷地を知る-1>
こういうブログをやっていると自分の生業が一体なんだかよくわからなくなりますが、私は建築の設計をやっているわけで、その建築の設計をするにあたり、とても重要なことは、建物が建つ土地の状況を良く知るということです。
私の場合には、まずその土地が、かつて人が住んでいた場所かどうかを調べ、その次に近くに川があれば、その川を中心として地形を読み、河川敷であった可能性などを考えます。
その時に、明治くらいの地図があると大変参考になるわけです。
明治期くらいまで、人が住んでいた場所というのは、それなりの理由があって住んでいたんだと思うのですね。もう少し時代をさかのぼれば縄文期まですすんで、まさに「アースダイバー」の世界になるのですが、そこまで行かずとも、そうした地形から歴史をさかのぼり、そこでどのように人が営んできたのかを知るということは、その土地の状況を知る重要な手がかりになります。
ここでポイントは、明治と現代、そして川筋です。
アースダイバーの端くれとして、そんなことを日ごろ考えていたら、masaさんのブログ「kai-wai散策」にて、とても興味深い本が紹介されているではありませんか。
この本は、多くの方の琴線に触れたようでコメント欄も大変な盛り上がりを見せておりますが、私も遅ればせながら、この本のご紹介をさせていただきたいと思いました。
まさに、これは、明治と現代、そして川筋をつなぐ本なのです。
東京の初雪は、先日のことでしたが
朝には解けてしまっていたので、私にとっては今日が初雪。
雪が降ると、時間が止まったように感じますが、工事現場もストップ。
25日に上棟を控えた「ka-ka-shi_House」は
電線の関係でレッカー車が使えず、すべて手作業になりますから、
昨日から土台の据付け作業が始まっています。
でも、今日は現場もおやすみ。
明日、明後日と二日間で2階建て+ロフトを組み上げます。
昨夜(24日)は「hanawa_h@us」の引き渡しでした。
hanawa_h@usはこのブログでも何度かご紹介しているように
家具工事、電気工事などセルフビルドの部分が多いのが特徴。
本来ならば、建物が完成した時に引き渡しとなるのですが、
今回は、建築の基本工事を請け負ってくださった田中工務店さんに依頼した分の工事が完了したところでとりあえずの引き渡しとしました。
<敷地を知るー2>
「川の地図辞典」は敷地を知るための基礎資料となるわけですが、関東周辺などでは国土交通省が地質調査のデータをまとめたものを公開していますので、こちらのデータを照らし合わせることで、敷地の情報はより厚みを増したものとなります。
国土交通省国土調査課のホームページで東京などの地質調査データを閲覧、およびダウンロードが出来ます。
<敷地を知る-3>
「川の地図辞典」を手にし、国土調査課のデータで地層を知っても、建物を建てるその土地の地盤がどうなっているかを知らずには建物の計画は出来ません。
その地盤がどのような地盤かどうか調べる必要があります。
その調査の方法としては、スウェーデン式サウンディングのような簡易な方法もありますが、やはり実際にボーリングをしてサンプリングするのが一番です。ただ、ボーリング調査となると費用もかかりますので、出来ればすでに調査された周辺のデータを知ることが出来れば、おおまかなところではありますが、その土地の地盤の様子を知ることが出来ます。
そうしたボーリングデータのデータベースが「東京土木技術センター」のホームページで「東京の地盤(Web版)」として公開されています。
このブログではアクセス解析をしているのですが
どんなキーワードで検索して飛んできてくれたのかがわかるようになっています。
ここ数日のことですが、ちょっと不思議なことに「ふるかわやすし」とひらがなで検索されて来られる方が目立つようになりました。
急激なアクセス数の増加は、時事的な話題につながることが多いのです。
つまり「ふるかわやすし」という人物が、なにかとんでもないことをしでかしてマスコミを騒がさせているとか、そういうことです。ちなみに、そんな覚えの無い私としては、日本のどこかの「ふるかわやすし」に世間が注目しているというのは、何だか変な気分です。
目白の三春堂ギャラリーが30周年の記念の展示を行っていて
ギャラリー所蔵の名品の数々を拝見することが出来ます。
今週の土曜日 2月2日(土曜日)まで 午後1時から7時まで 会期中無休
○MIHARUDO GALLERY THE 30th ANNIVERSARY
私は昨日、行ってきました。
会場の様子をちょっとご紹介いたしましょう。