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元旦は初詣をすませ、家族で長岡の実家へ。
孫に会いたい爺婆孝行。
こちらは、子供たちに雪を見せたいなんて思っています。
天気予報では新潟県は元旦から雪・雪・雪。
地元の人にとってはせつない天気予報ですが我らにとってみればグッドラック。
しかし、長岡駅に着いてみたら雪がほとんどありません。
ここ数日、雪は降っていないそうな。ちょっと残念。
それでもと思い、実家近くの国営越後丘陵公園へ。
お正月は入園料、駐車料金ともに無料。
ソリ滑降用のゲレンデもあり、ソリもただで貸してくれる。なんて素晴らしい!
ということで、ソリを手に初滑りとなりました。
お正月に帰省した時に父母と初詣に行ったのが
この「宝得山稲荷大社」です。
日本でも有数のお稲荷さんのようで
その歴史は縄文時代といいますからかなりのものです。
我々は1月2日に行ったのですが
大勢の参拝者でにぎわっていました。
写真は信者さんのための宿泊棟で5階建てのRC造の建物。
こうした宿泊用の建物が何棟も建っていて独特の景観を生んでいて
それが、特別の場所という感じにつながっています。
これはギターではありません。「ギタレレ」という楽器です。
名前の由来は「ギターとウクレレの間」とのこと。
YAMAHA楽器のオリジナル。
弦は6本でクラシックギターのナイロン弦をそのまま使いますが、チューニングはギターと5度違います。でも、ネットで調べるとギターと同じチューニングでも結構良いよという話があり、私はギターと同じチューニングにしました。
それにしても小さい。小さいくせに良く鳴ります。値段も手頃。面白い楽器です。
事務所に飾ってありますので触りにきてください。
昨年の大晦日というとずいぶんと遠い昔のことのように感じますが
まだ10日も経っていないんですよね。
で、この映画を大晦日に家族でみてきました。
すばらしいなあ、という率直な感想。
息子などは大粒の涙。
私も目に浮かんだ涙を映画館の暗闇でそっと拭っていました。
<以下、映画の内容に触れます>
ポッケにパソコン。
<農地森林の持続可能な管理に向けた「新たな公」の可能性>
主催:日本建築学会関東支部農村建築専門委員会
というシンポジウムにパネラーとして参加してきました。
パネラーは
○NPO伊勢原森林里山研究会 理事長 山口寿則氏
○NPO篠原の里 理事長 加藤氏
○藍で染めよう 津山氏 岩田氏
そして、わたくし古川は「家づくりの会」の代表として参加。
実はこのシンポジウムの主催者側のコアスタッフに
家づくりの会でご一緒させていただいている根来氏がいて
シンポジウムの内容からこの私をパネラーとして推薦してくださったとのこと。
6.25mX6.25m
およそ40平方メートル。
その中に生活をデザインする。
とても簡易な可動パーティションをアレンジすることが
生活の場面を生むインテリアとなる。
ドイツのデザイナー、アースリンガーの仕事です。
水栽培のヒヤシンスの花が咲きました。
一足早く春がやってきたようです。
「yagen_House」の玄関にスリッパたて。
大工さんのひと工夫。
でもそれだけではなくて、ここには大工さんの気持ちが込められていると思います。
つまり、現場も床張り工事ともなれば土足厳禁。
つきましてはスリッパの着用をお願いします。
現場は良く整理され掃除も行き届いていて今までで一番きれいだと思います。
そういうきれいな現場を心がける大工さんの気持ちですね。
とっても良い仕事をしていただき、現場は進行中です。
土曜日は仕事のきりをつけてから
なにやらイベントが行われているらしい神保町のBOOKDIVERさんへ。
今日は朝から「S.H._House」の配筋検査でした。
今回は構造設計者に構造計算をお願いしていますが、
構造設計事務所で担当してくださった方が検査に立ち会ってくださいました。
やはり専門に構造をやっている方に立ち会ってもらうと心強いですね。
検査は問題なし。
明日、コンクリート打設。
上棟を月末に予定しています。
今日は「S.H._House」の耐圧盤のコンクリート打設です。
打設に先立ち、コンクリートの検査を行いました。
試験体と試験器具が勢揃いしています。
「人は意外に合理的」
著:ティム・ハーフォード 訳:遠藤真美 出版:ランダムハウス講談社
→amazon
とても面白い本でした。
サブタイトルが「新しい経済学で日常生活を読み解く」。経済学の本です。
でも、こんなことが経済学?という内容なんですが、
貨幣価値だけでなく、日常にある様々なことをコストとリスクということで分析し、人はどういう判断をするか研究することも経済学ということのようです。
いろいろな事例が紹介されているのですが、一番ショックだったのが第5章の「居住区にて」。
セルフビルドについての本を書きたいと思っていて、
出版社の方にも相談すると、大変面白がってくれているのですが
最後は、売れるかな、売れないかな、誰が買うかな、という話になります。
たくさん売れた方が良いわけですし、売れなかったら出版社に赤字をもたらします。
赤字はまずいですね。ですから、機会ある度に、いろいろな方の意見を聞いています。
セルフビルド本は売れるでしょうか?
私はセルフビルドのノウハウは「商品」になるかと問うてみます。
空気集熱式パッシブソーラー「そよ風」のパンフレットが出来ました。
冬至からひと月も過ぎると日は長くなりますが、
冷え込みはますます厳しいわけで、
今朝も寒かった。近くの畑の野菜が霜柱に埋もれていました。
がんばれ!って、思わず声をかけてしまう朝のひとこま。
これから二月中旬にかけて
地球が半年かけて地面に蓄えた熱が底をつきます。
一年で一番寒い時期です。
「家族八景」
著:筒井康隆 新潮文庫
→amazon
昨年秋、NHKのドラマでやっていた「七瀬ふたたび」。
その昔、多岐川裕美が主演していたドラマもありました。
そういう懐かしさもあって、かかさず観ていたのですが、そうすると本でも読んでみたくなります。昔々、読んだことがあるような・・・ないような・・・あやふやな記憶で手にした「七瀬シリーズ」。
この「家族八景」は三部作の第一作目。想像以上に、俗っぽいところも目につきますが、家族の心の中のつぶやきの表現の巧みさに引き込まれてしまいました。
「停電の夜に」
著:ジュンパ・ラヒリ 訳:小川 高義 出版:新潮社
→amazon
停電の夜に何が起こったのか?
夫婦の絆を問う表題作が印象的な短編集。
いつも帰省する時には
新潟県の地方新聞「新潟日報」を読むことを楽しみにしているのですが
お正月の記事に村山先生の画集が刊行されそれを記念する個展も開かれるというニュースが載っていました。
村山陽先生は、私の高校一年生の時の担任の先生であり
美大を受験しようと言う時に個別にデッサンを指導してくださった恩師でもあります。
美大の建築学科にすすむことになったのは村山先生の影響が大きかったと思うたびに感謝しております。
そこで、東京での入手方法が不明であったこの画集を上越市在住の岸田君にお願いして送ってもらったのでした。
私が指導を受けていた時に先生が取り組んでおられた絵も載っていて眺めていたら少しタイムスリップした気分になりました。
「ガラスの仮面 43巻」
著:美内すずえ 花とゆめコミック
→amazon
泣く子も黙る大河漫画。
1976年に少女コミック誌「花とゆめ」の創刊号から連載開始。
つまり、今から32年前。私は中学生。リアルタイムで女子部の友達の持っていた「花とゆめ」を借りて読んでいた記憶があります。
20年間の連載で1997年にいったん休載。
20年も連載していたなんて知りませんでしたが、家内が文庫化された第一巻を買ってきたのを読んで火がつき、気がつけば全巻読破。
4年前に第42巻が出て、そして最近第43巻が発売。そして、連載再開とのこと。
すごい漫画ですね。
この最新刊も話の展開はほとんどないけれども、北島マヤが阿古夜(あこや)の役をつかんでゆく過程がしっかりと描かれていて、やはり美内すずえはすごいなと感心しました。