「俳句鑑賞450番勝負」---中村裕
「俳句鑑賞450番勝負」
著:中村裕 文春新書 581
この本に収録されている17文字450編を読んでいると
鮮烈で鮮明なイメージが喚起される瞬間が多々あります。
それこそが俳句のスリリングなところ。
そうしたスリルを味わいながら
とかくあいまいだと言われる日本語で、これほどはっきりと物事を伝えられるということに驚くとともに、日本語に備わっている力について考えています。
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「俳句鑑賞450番勝負」
著:中村裕 文春新書 581
この本に収録されている17文字450編を読んでいると
鮮烈で鮮明なイメージが喚起される瞬間が多々あります。
それこそが俳句のスリリングなところ。
そうしたスリルを味わいながら
とかくあいまいだと言われる日本語で、これほどはっきりと物事を伝えられるということに驚くとともに、日本語に備わっている力について考えています。
先週の土曜日、29日が雨で順延となった娘の運動会が今日行われました。
といいますか、時計を見れば1時半。まだやっていますね。
空は曇り空。ちょっと肌寒い日。
私は娘の50m走まで観戦してお昼前に仕事場へ。
娘の白組はその時はリードしていましたけれど、今はどうなっているのかな。
「Coyote No.21」に柴田元幸訳の「City Of Glass」が全文掲載されています。
オースターといえば柴田訳と定着しているように思えますが、唯一この「City Of Glass」だけが他の方の訳になっていまして、その顛末については柴田氏自身がこの雑誌の記事でふれています。
それはともかく、柴田訳のオースターフアンとしては、嬉しい限りなのでありまして、大判の雑誌にも関わらず通勤電車の中で広げて読み始めました。
<以下、小説の内容にふれます>
知る人ぞしる「大人の科学」。
その、Vol.17は「テルミン」です。
9月28日発売であっという間に売り切れて、
書店から姿を消してしまいました。
今では幻の「大人の科学」。
増刷のでき上がる11月下旬まで指をくわえて待っていなくてはならないのです。
「テルミン」って、そんなに人気があったのかあ〜!
驚いているのは私だけではないでしょう。
○テルミン - Wikipedia
af_blogにご訪問いただきましてありがとうございます。
このブログは「fuRu」こと
アトリエフルカワ一級建築士事務所を主宰しております
古川泰司が個人的に運営しているブログです。
ブログの内容は2011年10月から大きく変更することにしました。
今までは、仕事の報告と趣味の話がごたまぜになっていたのですが
ホームページを一新したことに合わせて
仕事の報告はすべてホームページで行うことにしました。
ブログの記事は主に私の趣味のことになります。
時々、自分や知人のイベントの告知などもあったりします。
今日は、素晴らしい秋晴れの下
息子の幼稚園の運動会でした。
みなさまからのアドヴァイスにより
準備運動をしっかりやって各種競技にのぞみましたので
捻挫も骨折もせずにすみました。
アドヴァイス、ありがとうございました。
カテゴリーがどこに入るかわからないから「misc」に入ってしまっているけれども
10月5日に下北沢の「気流舎」で行われたイベント「インフォショップの作り方」に
こうま先生の案内で出かけてきました。
「living room」というのは、
インフォショップに関するドキュメンタリー映画で
先日の「インフォショップの作り方」でも字幕解説付きのダイジェスト版が上映されました。
Irregular Rhythm AsylumのHPでもそのダイジェスト版を観ることが出来ます。
radioheadの新譜のダウンロードが昨日から世界同時に始まっています。
箱入りのディスクは12月初旬の発売と言うことでそれに先駆けてのダウンロード販売になります。
ところが、ダウンロードの価格のところに
「up to you」と書かれています。
「大人の科学 Vol.17」が来ました、というよりも、テルミンminiが来ました、ですね。
それもはるばる岡山からやってきました。
でも、ほぼ同時に池袋の大型書店からは早めに予約品が入荷したとの知らせが・・・。
書店の方はキャンセルです。それはきっと誰かの手に渡ったことでしょう。なんだか、ちょっと良いことしたような気分も・・・、そんなことないかあ。
今日は下の息子の自転車記念日。
5歳。
ふっと突然、乗れるようになりました。
そういえば、娘が二年前のほぼ同じ頃に自転車に乗れるようになっていました。
3月生まれの娘と4月生まれの息子ですから、
学年で言うと息子の方が一年早いことになりますが
歳としてはほぼ同時ですね。
○やったあ!(2005年10月9日)---上の娘の記念日
子供と公演で遊ぼうと歩いていたら
「ぬかご」が目に飛び込んできました。
住宅街にこんなものがあるなんて、思いっきりびっくりですが
「ぬかご」とは山芋のツルにできる丸い小粒のかたまりで
実は大変に美味しい。
「むかご」とも言います。
この日の夕ご飯。
ご飯に混ぜて炊きあげました。
とても美味しかったです。
「楽園」
著:宮部みゆき 出版:文藝春秋
上→amazon、下→amazon
「模倣犯」の続きではありませんが、前畑滋子が登場して事件の真相に迫ります。
ただ、続きではないと書きましたが9年前の事件(「模倣犯」のこと)は小説全体に暗い影を落としています。
この小説、コピーなどを読むと超能力を持つ少年の話かと思ってしまいますが、さにあらず。かつての「魔術はささやく」「龍は眠る」「クロスファイヤ」のような超能力が中心のストーリーではなく、あくまでも小説は「家族」の有り様を浮き彫りにしており、今時の「家族の肖像」になっているのは、さすが宮部みゆきというところでしょう。
<以下、小説の内容にふれます>
ちょっと古いネタですが9月29日付の日経新聞によると
住宅の着工戸数がこの8月で昨年比43%の減なのだそうです。
おおむね、マンションが6割減で戸建て住宅が3割減、平均して4割減とのこと。
日経新聞は、今年の6月20日に施行された改正建築基準法が厳しいために
建築確認がなかなか下りなくなったことを原因としていますが
戸建て住宅に関する仕事をしている人の3割以上が仕事にあぶれているという恐ろしい事態になっています。
カトラーさんの人気ブログ「katolerのマーケティング言論」の
10月14日の記事「耐震偽装問題の彼方に見える「住宅金融革命」という陰謀?」では、今回の混乱を独自の視点で分析しています。その元になっているのは「あたりまえの家ネット--カラスの家」での東京町家さんとの往復書簡です。
昨夜は関西から脇田健一さんが
Cafe 杏奴にこられるということで
下落合に人々が集いました。
Tomy-rinmei_Houseの工事をお願いしている
キューブワン・ハウジングさんからの案内で
「充填断熱と外張りベニアの危険な関係」と題された
断熱材のセミナーを聞いてきました。
講師は住宅断熱コンサルタントで工学博士である石井宏氏。
考えさせられた内容を覚え書きしておきます。
クサギ
クマツヅラ科クサギ属
ゴンズイと色が同じで
遠目で見ると形も似ています。
クサギは「臭木」とも字をあてるように
葉や枝を傷つけると独特の匂いを発するそうですが
若葉は食用になり、茹でてご飯に混ぜると美味しいそうです。
ちなみに、赤い実のゴンズイと違って
こちらは赤いのがガクで黒いのが果実になります。
昨夜は武蔵野美術大学の公開講座
「<時代>わが町の風景」に行ってきました。
嵐山光三郎さんが、同じく国立に住むムサ美の教授でもある小泉誠さんと
国立の町について語り合います。
講座は面白かった話ばかりですが
まずは嵐山さんが言っていた「良い町」の条件です。
「走ることについて語るときに僕の語ること」
著:村上春樹 出版:文芸春秋
→amazon
村上春樹は長距離を走ることを趣味としています。新刊であるこのエッセイでは「走る」ことについて語っています。自分が「走る」と言うことについて語るとすれば、そこで「何を」語るのか、という自問自答が本書のタイトルです。ですから、ただ、走ったというような話ではなく、語りながら、自らの人生哲学にふれるといった、実に読みごたえのある一冊になっています。
私は、これらのエッセイを読んでいて、長距離を走ると言うこと、長編小説を書くと言うことを、私の仕事である建築設計に重ねて考えました。それは、設計も長編小説も長期的な集中力が必要とされる仕事ということで、やはり共通点も多いからなんだと思いました。
10月27日から一泊二日で
NPO法人家づくりの会の静岡ツアーに参加してきました。
写真は帰りの車窓から見えた台風一過のすがすがしい青空のもと
雄大な裾野を広げる富士山です。
静岡ツアーでは、静岡の建築家の素晴らしい仕事の数々を拝見させていただき
たいへん勉強になりました。
また、静岡の建具屋さんの質の高さ、製材・材木関係の人の意識の高さにも大いに刺激されてきました。そうした記事は追ってアップさせていただきたいと考えています。
朝顔というのは日本の夏の風物詩で
縁台に、ガラス鉢に泳ぐ金魚、浴衣に内輪、夜空の花火を
すぐに連想してしまいますから
どうもこういう花が秋も深まる頃に道ばたに咲き乱れていると
調子が狂ってしまいますね。