家づくりの会の講座でお話させていただきます
家づくりの会のメンバーが執筆した
<「快適「間取り」プランのつくり方>の出版にあわせた連続講座のお知らせです。
わたしも、最終回の第四回目(11月10日)に
水まわりをテーマに講座を担当させていただくことになりましたのでお知らせいたします。
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家づくりの会のメンバーが執筆した
<「快適「間取り」プランのつくり方>の出版にあわせた連続講座のお知らせです。
わたしも、最終回の第四回目(11月10日)に
水まわりをテーマに講座を担当させていただくことになりましたのでお知らせいたします。
Music from Big Pink---The Band
1968年
→amazon
The Bandを知らないということはないですけれども
Bob Dylanを通して知った程度ですから、何も知らないに等しいわけです。
そして、このレコードは、ザ・バンドの一枚目のLPレコードであり、MUSIC MAGAZINEの特集で1960年代から1980年代にかけてのベストアルバムを選ぶという企画の中で、このアルバムが、Beach Boysの「Pet Sounds」(1位)、Dylanの「Highway 61 Revisited」(2位)に続く3位に入っているのを見るまでは気にも留めていなかった一枚なのです。
リクルートから年2回発行されているムック本
「ここちよい家をつくる設備&インテリアが見つかる本--住みCoCo」(2007年 Autumn&Winter 号)に、7.dd._Houseが紹介されています。
現在、書店に並んでおありますので、見かけましたら覗いてみてください。
<みんなの家族空間
「私たちの暮らしに」に寄り添うリビングを訪ねて>
という特集の中で
<東京都 Kさんのリビング
ローコストながら緑と開放感にあふれる住まい>
として、48ページから見開きで紹介されています。
今年も、大多喜の森を訪ねる秋の見学会を行います。
大多喜の森を訪ね、森をいかす家づくりについて一緒に学びましょう。
期日:12月1日(土曜日)
時間:午前10時半〜午後4時くらいまで
集合場所:いすみ鉄道大多喜駅前
大多喜の森見学、伐採見学(予定)、製材施設見学、ネイチャークラフト体験
参加費:大人2500円(昼食代、資料代)
小学生以下のお子さんは無料。ただし昼食を頼まれる場合には1500円。
詳細は後日、こちらで告知させていただきます。
お問い合わせはメールでお願いいたします。
→yasushi.furu@gmail.com
○本日は 第十三回「大多喜の森を訪ねる見学会」でした(2007年春の見学会)
○第十二回「大多喜の森を訪ねる見学会」の様子です(2006年秋の見学会)
パッシブソーラーについて最初に知ったのは大学生の頃。
1985年、大学四年生。
長谷川敬さんの事務所でアルバイトをしている時です。
長谷川さんはご自分のアイデアでパッシブソーラーを取り入れた住宅を何件も設計されていました。
屋根で太陽熱を使い空気を暖めて床下に送って蓄熱させる。
私は、太陽熱をうまく利用して暖房などに使うという発想にびびっときてしまいました。
その後、私は筑波大学の大学院に進み、ハンガリー人の所長さんがいる設計事務所で務めた後、舞い戻ってきたかのように長谷川さんの事務所で務める事になります。1990年。
先の静岡ツアーで一番印象に残ったお宅です。
宿場町の街道沿いの古い民家をリフォームしています。
言葉で言いますと、そんな簡単な事になってしまいますが
建て替えようとしていたご家族と一年かけて話しあい
今まであったものを出来るだけ残す方針になったそうです。
昨日は午後からhanawa_h@usの現場へ。
hanawa_h@usは、基本的な工事を工務店さんに依頼して
自分で出来るところは自分で作ろうというハーフビルドですすんでいます。
昨日現場に行くと、キッチン流しの下に組み込むキャビネットが完成していました。
Reggatta de blanc---The Police
1979年10月
→amazon
今年のポリス再結成の一報を聞いたとき
正直、私は喜びに震えていましたが
次の瞬間には頭を抱えていました。
再結成??
土曜日の朝は「チャングムの誓い」です。
娘と一緒になって涙ぐみながら
週に一度の芳醇な時間を楽しみます。
そして、仕事場へ。土曜日も仕事です。
細かな雑事をしているうちにあっという間に午前中は過ぎてゆきます。
スタッフの図面もチェック。
カタログに載っている参考詳細図はあてにならない。
何も考えずにトレースしていることに××。
ひさしぶりの娘の絵です。
最近は、隠れて不思議な漫画ばかり描いていて
そういうのは私や家内にさえも絶対に見せてくれないのですが
今回のこの絵はちゃんと見せてくれました。
迷路だそうですが、なんだかフンデルト・ワッサーを思い出しました。
そういえば、家内が子供達にフンデルト・ワッサーの画集を先日見せていたので、そういう影響が多少はあるのでしょうか(?)。
本人は思ったとおりの色のバランスで会心の出来だと申しておりましたが、私も家内も、良いね良いねととほめるものですから、息子も描き出しました。
「住宅論」
著:篠原一男 SD選書
→amazon
「住宅は芸術である」という言葉の響きに
驚きながらページをめくっていた学生時代から四半世紀が経とうとしている今
何だか気になって、もう一度読み返してみました。
初出一覧をみて驚いたのが1958年から1970年にかけて書かれたものだということ。
篠原一男、33歳から45歳にかけての文章なんですね。
読み直してさらに驚いたのは、いまでも十分刺激的な内容だったということです。
山澤清さんが愛媛から上京されているというので
宿泊先の飯田橋のホテルまで出かけました。
山澤清さんは脳性まひで左半身が不自由な70歳のおじいちゃんです。
70歳のおじいちゃんが一人で東京に出てくるということがそもそも驚きですが
不自由なお体を考えると驚異的。
その行動力はどこから湧いてくるのでしょう。
昨夜は、武蔵野美術大学の公開講座に出かけ
建築家中村好文さんのお話を聞いてきました。
お話の中心は今年の5月に愛媛にオープンした「伊丹十三記念館」。
記念館がいかにして誕生したのか新潮社の松家さんの口から語られましたが
伊丹フアンの中村氏がそのオファーを受けた時、電話をかじりたいほどだったそうです。
さて、中村氏のお仕事は
私の事務所がある目白の「mon sakata」というブティックの内装と
千葉県の山の中にある、古道具坂田の個人的な美術館である「as it is」を拝見したことがあるくらいでしたが、実は正直なところ、どうもピンと来ないなあ、と言う印象を持っていました。
しかし、今回のお話を聞いているうちに、中村好文さんのお仕事が少し見えたような気がしました。
「村上春樹にご用心」
著:内田樹 出版:アルテスパブリッシング
→amazon
こんにちは。
自称、村上ファンの古川です。
しかしですねえ、村上春樹についてかかれた文章で
今までしっくりときたものがひとつもなかったって、どういうことでしょうねえ。
それがですね、このウチダさんという方の書いたもの、
実にしっくりと来るんですね。
村上春樹の原稿流出事件をきっかけに
ウチダさんのブログの記事を
わきた・けんいちさんに教えてもらって読んだのが最初でしたね。
「父の不在」
いやあ、的確に村上春樹の世界を言っておられた。
そのウチダさんのブログで村上春樹についてかかれた文章を中心に編集されたのがこの本というわけです。
これが、面白くないはずがない、わけですね。
今日は、娘の学芸会。
娘が通う小学校は「学芸会」と「文化祭」を毎年順番にやっています。
「文化祭」は図工で作った作品の展示ですね。
「学芸会」は学年ごとに演劇をやります。
というわけで、今年の娘の学年は「どろぼう学校」。
かこさとしさん原作の絵本を先生がかなり脚色して面白おかしい作品になっていました。
ただ、一学年すべての児童で演じるのでひとりの台詞は概ねひとつ。
演技力がありそうな、舞台度胸のありそうな子は、いくつもの台詞をもらっていましたが、うちの娘ははずかしいがりやで「その他大勢」みたいな役に落ち着いていました。
まあ、いたしかたない、かな。
小春日に 自転車あそぶ 子らの声
土曜日、17日は建築家の伊藤寛さんの最新作を見学させていただきました。
伊藤寛さんは私にとっては長谷川敬アトリエの先輩にあたります。
また、杉という素材をこれほどシャープに柔らかく使いこなす建築家を私は他に知りません。
「割り箸はもったいない?」---食卓からみた森林問題
著:田中淳夫 ちくま新書658
→amazon
世界の森林破壊の元凶として割り箸をやり玉に挙げるのは
そう主張する側も、主張にうなずく側も
実は割り箸の現実を何も見ていないのだという事がこの本を読むとよくわかります。
本当のエコロジーとは何か?
割り箸を通して著者はそう問い掛けているのです。
昨晩は武蔵野美術大学公開講座の最終回で
赤瀬川原平さんのお話を聞いてきました。
「無防備であること」というのがテーマでしたが
絵書きになりたかった赤瀬川さんにとって
物書きという仕事は本業ではないからこそ冒険が出来た。
文筆家としては無防備に突っ走ることが出来たと言っていました。
路上観察でも「トマソン」を発見することの驚きと
世界のたくさんの偶然を、そーっと捕まえることが大切と言う話。
そーっと、捕まえるためには意識しては出来ないだろうということ。
無防備な自分がいること。
絵を描くにしても、頭で意識していては良いものが出来ない。
どこか、無防備な自分がないといけないというようなお話。
そういうお話の中心には「他力」という思想がある。
何気ないお話の中に味わい深いものがあります。
これこそが赤瀬川さんの魅力の根っこなのでしょう。
とつとつとお話をすすめる
鼻が詰まってほっぺが紅い赤瀬川さんの姿が印象的でした。
先日、shijimi studioとして1周年記念のイベントが行われたshijimi_Houseですが
私は所用があって参加できずとても残念でした。
イベントは大盛況だったということで、完成した建物が活躍してくれている姿に設計者としても嬉しい限りです。
というわけで、私としては本業の建物の1年点検に、本日行ってきました。
アトリエフルカワの本家ホームページが
あともう少しで、5万アクセスになります。
切り番を踏まれた方には
5万アクセススペシャルプレゼントを贈らせていただきますので
ぜひ、挑戦してみてください。
うわーーー、あともう少し!
本家ホームページのカウンターは
同じ人がリロードを繰り返してもカウントが上がりますのでご注意を!σ(^_^;)
と、思ってこちらのブログのカウンターを見れば
このブログももうちょっとで12万アクセスですね。
こちらもよろしく!
以前、三春堂ギャラリーでお会いした
三佳純子さんから個展のお知らせとともに
個展の会場で矢野誠さんのライブがあるというお知らせをいただきました。
ところが、ライブ当日のまさにその時間に大切な打ち合わせが入ってしまって
それでも、演奏の最後くらいは聞けるかと思っていたのですが
こういう時に限って打ち合わせは延長となり、残念ながらタイムアウト。
それでもと思い、会場である目黒の「ギャラリーU」に駆けつければ
たった今演奏を終えた矢野誠さんが身支度をしておられるところに間に合いました。
そこで、少し立ち話。
本家ホームページのアクセスカウンターが
2007年11月26日22時40分ごろ
5万アクセスを達成した模様。
一番違いのキャプチャー画像を送ってくださった方がおられます。
ちなみに、切り番を踏まれた方からのお申し出がありませんね。
どちらにしましても、一番違いのこの方に前後賞を贈らせていただこうと思っております。
reireiさんことアトリエ森饗舎の加藤玲子さんから個展のお知らせがきました。
加藤玲子さんはクビカス織りというフィンランドの織物をやっておられます。
今回はきれいな深紅の色が登場。
今まで、深い青色のイメージが強かったものですから新鮮な感じがするとともに
とってもきれいな色なので、実物を見るのがとても楽しみになりました。
というわけで、どこかで時間をとってぜひ出かけてみたいと思います。
「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」
著:村上春樹 発行:平凡社
→amazon
最近、ほぼ同年代の建築家の仲間と出会う機会が多くて
それらの方々の少なくない人たちが、こぞって「アイラ」と口にされます。
建築設計者にはシングルモルトのフアンが多いのでしょうか。
あるいは偶然か。
しかし、こうあちこちで「アイラ」「アイラ」と聞くと、とっても気になってきます。
そういえば、もう何年も前に村上春樹がウイスキーのことを書いていたエッセイを買って読んだことを思い出し、書棚から引っ張り出してきました。
奥付を見ると1999年。うわーっ、8年も前でした。
書店に並んですぐに買った本ですが、はずかしながら当時はウイスキーに興味もなく本の内容もまったくといって覚えていません。というわけで、再読。
「川合健二マニュアル」
著:川合健二ほか 発行:acetate
→acetate
予約注文していた「川合健二 マニュアル」が届きました。
「川合健二」という人については
建築を学んでいた学生時代に、建築家の石山修武さんを通して知ったわけですが、コルゲートパイプの家の創始者として、私たちと同世代の建築関係者にとって「川合健二」という名前を知らない人はいないでしょう。
ただ、それは石山修武の目を通してみた「川合健二」だったわけです。当時学生だった私たちが「川合健二」という人物についてもっと知りたいと思っても、石山さんの言葉以外に手がかりになる情報をほとんど得る事が出来ませんでした。ある種、闇の中の人、遠い世界の人、となっていたのです。