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このブログにも時々コメントをいただいている
reireiさんこと 加藤玲子さんから展覧会のお知らせをいただいた。
展示内容は前回の埼玉での個展とほぼ同じものなのだそうだが
今回は会場が岐阜。
JR岐阜駅の駅ビル「アクティブG」の3階にある「TAKUMI工房」とのこと。
期間は、6月2日から29日まで。10時から19時。(最終日は16時まで)
お近くの方はぜひ。
なお、今月の18日にはギャラリートークが
11時と14時の2回予定されています。
sakura_Houseの実施設計が完了しひとやま越えた。
そして、今日は現場説明。
工務店さんに出来上がったばかりの図面を渡して、見積もりの依頼をする。
2週間ほどで第1回目の見積もり書が出来てくる予定。
見積もり調整に入るこの時はいつも緊張する。
ここをうまく調整出来るかどうかは建物が完成するまで、いやいや完成した後にも大きくな影響を与える。
水をかぶってでも身を引き締めてかかるべし。
「日々移動する腎臓のかたちをした石」---村上春樹
東京奇談集4として、「新潮 6月号」に発表された
村上春樹の最新短編。
リアルタイムで(単行本になる前の雑誌の段階で)小説を読むなんて、
「へるめす」で連載していた大江健三郎の「治療塔」以来。
タイトルに引きつけられ、冒頭を読んでさらに引きつけられる。
勝ちましたね。
日本は、来年のドイツワールドカップの出場権を手に入れました。
よかった、よかった。
MILES DAVIS VOLUME 1
(→amazon)
1952年5月9日、1953年4月20日録音
マイルス率いるオールスターセッション。
1954年の「Walkin'」に向けて突き進む、若きマイルスの姿がここにある。
日曜日はザリガニ吊りに行った。
行ったとは言っても家から歩いて5分ほどのところにある運動公園の脇に
ドブ川と言うか、小さい沼地と言うか、そういうのがあって
そこにザリガニがうじゃうじゃいるらしい。
というわけで、ここのところ、家に帰るのがおそいお父さんを尻目に、夕方から母子三人で近所の子どもたちに交じってザリガニ吊りに興じていたようだ。でも、娘の同級生の子はとてもうまくてどんどん釣り上げるのに、うちの娘はからきしだめで、今まで一匹もつり上げていない。
さて、お父さんの休みの日曜日に、ではいっしょにザリガニ吊りへ、ということにあいなった。
新宿区の8坪の土地に
小さいけれどもオープンに外に開かれた家がはじまります。
とは言っても、現在敷地に建っている中古の住宅をリフォームして使うのか
建て替えるのか、建て主さんは現在お悩み中。
さて、どうなることやら。
「鍵のかかった部屋」
著:ポール・オースター 訳:柴田元幸 白水Uブックス--海外小説の誘惑
→amazon
主人公の元に幼なじみファンショーの妻から手紙が届く。
ファンショーの失踪。そして、彼は自らが残した膨大な未発表の著作を主人公に託すように妻に言っていた。
発表する価値があるかないか。もし、なければすべての原稿は破棄する事。
しかし、原稿は発表され、世間の反響をよぶ。
DEAD MAN---Jim Jarmusch
→amazon
ジム・ジャームッシュ作品集は発売と同時に我が家に届いた。
税込み9576円で4枚組み。一枚2394円。
「ゴースト・ドッグ」はすでに持っていたのだけれども
それでも安いなあと購入。
一番の目的は、この「DEAD MAN」。
公開と同時に映画館に行って観た。
その時の印象が生々しい。
もう10年前のことだ。
先月、5月の10日からレンタルサーバーに設置するCGIでアクセス解析を始めてみた。
いままで、忍者ツールズとかロリポップで提供してくれているアナログで
拙ブログのアクセス傾向を調べてはいたのだが
どの記事にアクセスが多いのかなど一番知りたい事がわからなかった。
4月19日にブログ(のデータベース)を壊してしまい
MovableTypeもヴァージョンアップしたのをいい機会と考えて
もう少しちゃんとデータとして取っておこうと思って導入してみた。
導入したのはfutomi's CGI Cafeさんで無償で提供されている
高機能アクセス解析CGI Standard版 Ver 3.8.1である。
kazooさんから、まわってきました。
musical baton・・・・・・
ご指名をいただいた人は次の5人にバトンを・・・って
そのへんは割愛。
5つの質問に答えます。
新シルクロード 第6集「敦煌 石窟に死す」を観た。
1995年8月29日、僕は敦煌にたどりついた。
そして、翌日の30日。莫高窟の前に立った。
莫高窟の前に立って、この地が聖地として選ばれ営まれてきたことがわかった気がした。
1995年8月29日。午後2時。
柳園という砂漠のなかにある何もない町。そこには駅だけがあって、その駅前から敦煌行きのバスがでる。
駅前で梨を広げる老人。一つ二つ買う。とてもおいしい。
そして、僕らを乗せたバスは砂漠の中をただまっすぐに走り、敦煌の町にたどり着く。
satoyama_House リフォーム工事
勝浦市
2005年6月引き渡し
住まい手さんは「森林をいかす家づくりの会」の見学会や勉強会に参加してくださっていた方。
昨年夏に勝浦で最高の景色を楽しめる中古住宅にめぐりあい購入。
かなり不思議なプランのお宅なので、リフォームして使い勝手を向上。
出来るところは自分たちでやりたいというご夫婦からの申し出。
そこで、壁は石膏ボード張りと下地調整のパテ扱きまでを工務店さんにお願いして、
ペンキ塗りは、ご主人と奥様のお二人ですべてをやられた。施主施工だ。
実生で育てたこならの苗を、どなたかにさし上げます。
昨年の秋に小金井公園で拾ってきたドングリを植えたら
この春に可愛い芽が出ました。
発芽率は100%。
というわけで、この「こなら君たち」の里親になってくださる方を探しています。
こちらは、ひなよしさんところみたいに種ではないので
目白(東京都)まで、取りに来て下される方に限らせていただきますね。
(遠くの方、ごめんなさい)
お問い合わせはメールでお願いします。
Aja---STEELY DAN
1977年発表
→amazon
昨年、iPodを購入してからというもの
音楽を聴く機会がすごく増えた。
とくに
iPod+シュアの組み合わせで
雑音の多い満員電車でも音楽をそれなりに聴く事が出来るようになって
当初の予想を遥かに超えて、僕の音楽生活は活気づいた。
スティーリ・ダンは高校生の時から好きだった。
特にこの「エイジャ」、発売ほやほや、LPで何度も何度も繰り返し聴いた。
CDはボックスセットで買って置いてあった。(大人買い!)
でも、なかなか聴く機会もなかったのが、iPodで(iTuneに取り込んで)最近聴くようになった。
それにしても、いやあ、このレコードの良さは、ほんと、変わらないですね。
Seven Steps to Heaven---Miles Davis
1963年4月19日、5月14日録音
→amazon
1960年代を通して、ジャズが変質してゆく過程のなかで
それぞれのミュージシャンにとっての分岐点というものがあるとすれば
僕はマイルスの分岐点をこのレコードに聴いてしまいます。
そして、このレコードが録音された前日の1963年5月13日は
僕がこの世に生を受けた日です。(マイルスとぜんぜん関係ない)
ざくろ (ザクロ科ザクロ属)
ざくろの花が好きです。
いやいや、花というよりも、葉っぱの緑と花の赤、そのコントラストが好きなんですね。
西南アジア原産でシルクロードの果物としても有名だけれども
僕らが行った時には、売っているところはあまり見かけませんでした。
日本には平安時代に入ってきたというから
すでに日本の市民権は得ているのでしょう。
でも、やっぱり、ちょっと異国の香りがするのが、また良いんですよね。
「空腹の技法 The Art of Hunger」
著:ポール・オースター 訳:柴田元幸、畔柳和代
新潮文庫 →amazon
オースターのエッセイ集。
The Art of Hungerというのは、The Art of Fuga(バッハ)のパロディに違いない。
しかし、読んでみるとそんなに軽いものではない。
第一部は現代フランスの詩を中心とした硬質な文芸論集。
第二部はオースターが翻訳したり関わった書物の序文集。(これも硬質な文芸論)
そして第三部がインタビューとなっている。
オースター好きならば第三部のインタビューは興味深く読めると思うが
その他はかなりきつい。
きついといいながら読んでみるとかなり面白い。